Match Preview
- 3/22 神戸戦
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“ヨドコウ桜スタジアム”ラストマッチ。感謝の思いを示すべくチーム一丸で勝利をつかみ、有終の美を飾りたい
逆転負けを喫した前節・ファジアーノ岡山戦から中3日。リーグ3連戦、ホーム連戦となる今節。セレッソ大阪は、ヨドコウ桜スタジアムにヴィッセル神戸を迎え、明治安田J1百年構想リーグ地域リーグラウンド第8節に挑む。
3連勝を目指して臨んだ前節は、前半19分、櫻川ソロモンのゴールで幸先よく先制に成功。得点に至る流れとしても美しく、GK中村航輔から縦につなぎ、相手を崩した中からサイドを攻略、最後は右ウイング横山夢樹の突破から櫻川が高さを生かしたヘディングを決めた。選手個々の良さがチームの中で表現された理想的なゴールだった。アシストした横山は「ドリブルだけできても意味がない。ゴールやアシストにどうつなげるかが次の課題」と常々話していたが、早い段階で一つ数字を残したことで、「ホッとしました」と安堵。「次の神戸戦も楽しみ」と充実感を漲らせる。20日には石渡ネルソンとともにU-21日本代表メンバーにも選出された。今節もどのようなプレーを見せるか楽しみだ。そうした良さも出た一方で、後半は岡山に主導権を握られる時間も長く、69分に勝ち越しゴールを許すと、その後も反撃するパワーを出し切れずに1-2で敗戦。前節を振り返ってアーサー パパス監督は、「後半のところでエネルギッシュに戦えなかった。特にトランジションのところでやれていなかったことが、相手との大きな違いになった」と述べた。雨中の激闘から中3日ということで、今節もいかに90分の中でパワーを落とさないか、という部分はポイントになる。先発で出る選手、途中出場の選手、指揮官の采配も含め、90分+後半アディショナルタイムをしっかりデザインした中で、総力戦で立ち向かっていきたい。
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神戸は今シーズン、昨シーズンまでサンフレッチェ広島を率いたミヒャエル スキッベ監督を新たに招聘。百年構想リーグはAFCチャンピオンズリーグエリートと並行しての戦いとなっている中、1試合消化が少ない状況で、ここまで勝点12を挙げて2位。地力の高さを示している。前節のガンバ大阪戦では、開始6分に先制後、一度は逆転されながらも90+4分に同点に追いつく粘り強さも発揮した。長いボールやクロスも有効に使ってくるだけに、セレッソとしては、前節2失点の原因となったクロス対応は改善したい。ボールホルダーへの寄せを早くして簡単に上げさせない守備、連係面も含めた中での対応、セカンドボールの回収までを含め、集中力を高く保ち、アラートな対応を心掛けたい。前節、土壇場で同点ゴールを決めたジェアン パトリッキ、扇原貴宏、さらには乾貴士と、神戸には元セレッソ勢が3選手、在籍している。特に今シーズン新加入の乾には、清水エスパルス所属時の昨シーズン、ゴールを決められているだけに警戒を強めたい。攻撃では、ここまで7試合で3得点の櫻川ソロモンにボールを集めて起点を作りつつ、相手のプレスを長短のパスではがして前進していく攻撃を使い分けたい。いずれにしても、ゴールという最大の目的に向けてチームのベクトルを合わせていくことが重要だ。櫻川や横山の良さを試合の中で落とし込む回数は増えている。あとは直近2試合、ゴールまであと一歩に迫っている柴山昌也や本間至恩らの仕留める力にも期待したい。
現在、1試合消化が少ない神戸との勝点差は『3』。今節もし敗れてしまうことがあれば、その差はさらに開いてしまうだけに、何としても上位に食らいつく勝点3を手にしたい。今節は“ヨドコウ桜スタジアム”のラストゲームでもある。2021年の4月から5年間、どんなときでも熱く、温かくクラブをサポートしてくれたヨドコウの熱意に応えるためにも、前節からのリバウンドメンタリティーを発揮して勝点3をつかみ、有終の美を飾りたい。
試合前日コメント
アーサー パパス監督
Q:前節のファジアーノ岡山戦は、前半、良さが出た一方、後半は相手のフィジカルや修正に対して後手に回った印象です。どのようなフィードバックをされましたか?
「同じ感覚をもっています。拮抗した試合の中で、お互いにチャンスはあったと思いますが、我々は後半のところでエネルギッシュに戦えなかった。特にトランジションのところでやれていなかったことが、相手との大きな違いになったと思います。少なくても負けないぐらいのチャンスはありましたが、我々が臨むようなパフォーマンスを発揮できなかったことは間違いないです」
Q:消化試合数に違いはありますが、WESTは首位から9位までが勝点4差にひしめく大混戦です。スコアとしても、どの試合も競った試合が多いですが、ここから勝ち抜くために必要になることは何だとお考えでしょうか?
「まさにWESTは順位間に大きな差がなく、我々も2位との勝点差は3です。だからこそ、明日は勝点3を取ることが非常に重要になります。勝敗を分けるポイントはメンタリティーしかないと思っています。もう少し走ろうと思える気持ち、勇気をもってプレーすること、重要な局面でどう対処するか。我々は、そこに対しては自信をもっています」
Q:昨季までサンフレッチェ広島を率いていたミヒャエル スキッベ監督を迎えた神戸の印象について
「昨年よりも成長していると思います。プレースタイル、監督が求めていることをしっかりと実行しているチームで、その上で成長しています。ここ数年、強力なスカッドも擁しています。間違いなく首位争いをしてくるチームだと思っています。だからこそ明日、そうしたチームに勝つことは我々にとってチャレンジになります。水曜日の敗戦から、いかにはね返して我々が良いパフォーマンスをできるかが大事だと思っています」
櫻川 ソロモン選手

Q:ここまで7試合で3得点。開幕前、年間二桁のペースを目標にも掲げていましたが、ここまでの結果や手応えはいかがですか?
「僕が点を取ることもそうですが、もちろんチームが勝つことが大事なので、その点に関してはまだ物足りなさも感じます。しっかりと僕たちのサッカーがあるので、時間とともに、もっと選手個々の特長や選手それぞれが合ってくれば良くなる。ユメ(横山夢樹)や僕も含めて新加入選手もいますし、そこはもっと合っていくので、これからだなと思います」
Q:シンプルに櫻川選手に当てる戦い方もうまくいっている一方、先ほど話された、蹴るだけではない部分も使い分けて積み上げていくことが現状のテーマになっていますか?
「そうですね。昨年、監督が構築されてきたサッカーにプラス、僕が出ている時は僕のオプションもあると思います。その両立は難しさもありますが、いつ(自分を)使うのか、いつビルドアップするのか、というタイミングを合わせていければと思います」
Q:ここ数試合、周囲との関わりは良くなっていますが、もちろん、相手も警戒して抑えてきます。試合の時間帯によっては囲まれるシーンもありますが、そこを打開していくためにはソロモン選手自身の判断を早めていくのか、周りとの連係も高めていくのか、両方だとは思いますが、試合の中で難しい時間帯をどう乗り越えていく思いですか?
「どっちもですね。周りとの距離感もそうですし、自分のスキルを上げていくことも必要です」
Q:ホームでの90分での勝利を待っているサポーターの多いと思います。今節へ向けた意気込みをお願いします
「勝ちにつながるゴールを取りたいと思いますし、いち早くサポーターの方々に勝利を届けたいので、しっかり戦いたいと思います」
