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Match Review

  • 2/15 福岡戦
  • メディア

今季チーム初ゴールは櫻川ソロモン。開幕戦では不完全燃焼に終わった攻撃を改善し、今シーズン初勝利を掴む



試合データ(選手・監督コメント/スタッツ)

https://www.cerezo.jp/matches/result/2026021503/

特別なシーズンの幕開けとなったガンバ大阪との明治安田J1百年構想リーグ開幕戦から中7日。セレッソ大阪は今シーズン初勝利を目指し、敵地でアビスパ福岡との明治安田J1百年構想リーグ地域リーグラウンド第2節に臨んだ。この試合はアーサー パパス監督が体調不良により不在。ラファエル ナポリヘッドコーチが指揮を執った。また、当初スタメンで発表されていた畠中槙之輔がアップ中に負傷。急遽、香川真司が先発した。



様々なアクシデントもあった中で迎えた試合だったが、チームは動揺を見せることなく良い入りを披露。開始2分、櫻川ソロモンを起点に左サイドを崩し、チアゴ アンドラーデのパスを受けた柴山昌也が鋭いクロスを入れる。この試合はボランチに入った喜田陽と香川が絶妙な立ち位置でボールを受けて前進。「相手のダブルボランチが遅れて(プレスに)来ている状況が前半からありました。相手が掴み切れていない中で、上手くボールを回しながらボランチを経由しながら、シバ(柴山)がフリーになって素晴らしい攻撃ができました」と試合後に振り返ったのは香川だが、まさにダブルボランチをしっかり経由し、トップ下で浮いた位置でプレーした柴山が攻撃のスイッチを入れた。18分に決定機。相手の自陣でのパスミスを阪田澪哉がカットすると、櫻川が落として柴山がシュート。DFに防がれたが、ここで得たCKから先制につなげる。柴山のキックのセカンドボールを拾った阪田が狙いすましたクロスを上げると、櫻川がヘディングで競り勝ち逆サイドネットへ流し込んだ。開幕戦ではシュート1本に終わった背番号9。挨拶代わりのゴールがチームの今季初ゴールとなった。ここから福岡の反撃も受けたが、セットプレーでも櫻川の高さは効いており、セカンドボールを含めたクロスもしっかりはね返すと、44分に追加点。畠中の欠場を受けてCBで先発した田中駿汰を起点に香川、喜田を経由し相手のプレスを外し、井上黎生人、ディオン クールズで右サイドを突破。最後は柴山のスルーパスに抜け出した阪田の折り返しにチアゴが右足一閃。強烈なシュートを叩き込んだ。ビルドアップではがしてから一気にスピードアップする鮮やかな攻撃が得点で完結。今節の内容を象徴する素晴らしいゴールだった。





後半も開始から主導権を握ると51分に決定機。香川から柴山に縦パスが入り、柴山がさらに背後のスペースへ走った櫻川へスルーパス。櫻川は飛び出してきたGKに防がれてシュートはブロックされたが、こぼれ球を詰めた柴山がシュート。ただし、フリーで放った一撃はポストを直撃。試合を決める3点目とはならなかった。直後の52分にもビッグチャンス。田中のスルーパスからサイドの背後を取ったチアゴのクロスに再び柴山が合わせたが、右足でのシュートはクロスバーを越えた。すると54分、56分と立て続けに自陣左サイドからピンチを招く。前半から攻守にアグレッシブなプレーを見せていた大畑歩夢にやや疲れの色が見え始めた59分、ナポリヘッドコーチは最初の選手交代を決断。大畑に代えて奥田勇斗を投入した。ここからの時間はホームの福岡が攻勢に出る。ただし、セレッソも開幕戦と同様、体を張った守備で決定機は許さない。65分のピンチではクールズが戻ってカバー。80分にイェンギ クシニ、中島元彦、石渡ネルソンが同時にピッチに入ると、息を吹き返したセレッソが87分、カウンターから決定機。ただし、柴山と石渡が決め切ることができず、ここでもトドメの3点目とはならず。88分には横山夢樹も入り、セレッソデビューを飾った。後半はゴールこそ生まれなかったが、守備での綻びも見せずに2-0で勝利。パパス監督不在、試合直前の畠中の欠場と続いたアクシデントをチーム一丸ではね返し、今季初勝利を掴んだ。





「難しい状況の中で迎えた試合でしたが、日頃の練習での準備が全てだったかなと思います。1年間、積み上げてきたことをしっかりパフォーマンスとして表現できたことがこの結果につながったと思います」と試合を総括したナポリヘッドコーチ。前節の課題を受けて今週、改善してきたプレーを、さらにはパパス監督の就任以降、積み上げてきたアタッキングフットボールを存分に披露したセレッソ。次節はホームでの今季初勝利を目指す。

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