Match Review

≪ツエーゲン金沢とのポストシーズンマッチ。内容と結果が伴う快勝で“今季最終戦”を締めくくる≫



■試合データ(選手・監督コメント/スタッツ)
https://www.cerezo.jp/matches/2022-11-19/

19日、セレッソ大阪は、「北國新聞・北國銀行ドリームマッチ」と銘打たれたツエーゲン金沢とのポストシーズンマッチに臨んだ。金沢のホームスタジアム、西部緑地公園陸上競技場に乗り込んでの一戦は、今季の締めくくりであると同時に来季へ向けたスタートでもある。

先発は、加藤陸次樹と為田大貴の2トップ、左サイドハーフに中原輝、ボランチに清武弘嗣が入る[4-4-2]。普段とは異なる配置で臨むと、立ち上がりからセレッソが試合を掌握。その中心にいたのは、背番号10・清武。3分、鳥海晃司が高い位置でカットすると、清武が前線の加藤へ柔らかく鋭いパスを入れる。これを加藤が収めて反転。左足で放ったシュートが見事に決まり、セレッソが先制に成功した。ルーキーイヤーを過ごした古巣への凱旋試合となった背番号20が早速、結果を残したセレッソは、ボール保持ではボランチの清武と鈴木徳真を中心に金沢のプレスをはがして素早く前進、失った後も連動したプレスで素早くボールを回収。金沢を寄せつけない。11分、再び清武の絶妙な斜めのパスから加藤が前を向いて、追加点。2人のホットラインが冴え渡る。



15分過ぎ、金沢に連続してセットプレーを与えたが、ここをしのぐと、28分に3点目。ハーフェーラインからさらに自陣よりの位置から清武が思い切ってシュートを狙うと、鋭い弾道のロングシュートがGKの頭上を越えてゴールイン。スタジアムがどよめくゴラッソが決まり、セレッソがリードを広げた。尚も手を緩めないセレッソは、33分に4点目。鈴木がDFの背後へふわりと浮かしたパスを送ると、中原が胸トラップから左サイドを破って、クロス。ニアへ飛び込んだ為田が押し込んだ。前半、金沢に許したシュートは1本。セレッソが攻守に圧倒し、折り返した。



後半、セレッソは開始から4人交代。西尾隆矢、石渡ネルソン、奥埜博亮、上門知樹が入り、布陣もボール保持の際は[4-3-3]に変更。毎熊晟矢が右サイドバックに下がって、中原が右サイドハーフに戻り、石渡がアンカー、奥埜と清武がインサイドハーフ、上門がトップの位置に入った。53分、中盤でのパスが乱れて金沢にこの試合、最初の決定機を与えると、ここはDFが体を張ってしのいだが、続くCKから失点。1点を返されてしまう。その後も細かなミスが続き、劣勢の時間が続く。それでも徐々にリズムを取り戻すと、71分には上門が振り向きざまの際どいシュートを放つ。直後にセレッソ大阪U-18の木下慎之輔と川合陽が投入されると、川合は奥埜とダブルボランチを組み、木下は2トップの一角に入る。石渡が、為田が抜けた左サイドハーフに移った。74分、中原のCKから進藤亮佑がヘディングを決めて5点目。セレッソが再びリードを4点差に広げると、その後も木下が鋭い動き出しでゴールに迫るなど、果敢に6点目を狙いにいく。最後はGK清水圭介の好セーブもあり、セレッソが5-1で勝利。“今季最終戦”を白星で飾った。




「一人一人がリーグ戦後の2週間で心技体を成長して終われたことが今日の結果につながった。攻守にキャンプから積み上げてきたサッカーをしようという中で、少し立ち位置を変えながら、ポジションを変えながら、トライした。大きな収穫もありました」と小菊昭雄監督。今季はこれで全日程が終了した。1年間の収穫と課題を胸に、来季へ向け、さらなる高みを目指していく。



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