• X
  • LINE
  • Facebook

Match Preview

  • チーム

≪川崎との今季4度目の対戦。得点への意識を強く持って最後まで戦い抜き、準決勝進出を目指す≫

会心の勝利を収めた明治安田生命J1リーグ第24節、ヴィッセル神戸戦から中3日、セレッソ大阪は、直近のホーム3連戦からアウェイに移動し、JリーグYBCルヴァンカップ準々決勝・第2戦、川崎フロンターレとの一戦に挑む。真夏の公式戦5連戦の4試合目、チームの総合力、底力を発揮し、準決勝進出を果たしたい。

ホームでの第1戦では、序盤から川崎ゴールに襲い掛かったセレッソ。幾度となくチャンスを作ったが、そこで仕留め切れずにいると、川崎にワンチャンスを生かされ、先制を許す展開に。ただし、後半、GKキム ジンヒョンのビッグセーブで2失点目は防ぐと、89分に山中亮輔のクロスからアダム タガートが起死回生の同点ゴール。価値ある引き分けに持ち込んだ。「1点は取られたけど、第2戦もあるので、2失点目は絶対に避けたかった。最後に追い付けて、結果にもつながったので、良かった」と、試合後に殊勲の守護神も振り返ったように、川崎のアウェイゴールを1点でしのいだことは、必ずやこの第2戦につながっていく。

ルヴァンカップ準々決勝・第1戦から中2日で迎えた直近のリーグ戦では、攻守に相手を圧倒し、3-0でヴィッセル神戸を一蹴。アダム タガートの公式戦2試合連続ゴール、鈴木徳真のJ1初ゴール、加藤陸次樹のバースデーゴールで3得点を奪い、リーグ戦6試合連続複数得点を記録すると、守ってもリーグ戦2試合連続の無失点を達成。攻守ともに調子は上向きだ。「チーム状態としては相当いい。お互い、いいチーム状況で迎える試合なので、素晴らしい試合になると思う」と、山中もこの一戦に向けて話すように、セレッソとしても川崎相手に臆することなく、自信を持って臨めるだろう。勝ち抜けに向けた条件を確認しておくと、セレッソは、勝てば突破、2点以上を取っての引き分けでも突破、第1戦と同様に1-1で終われば、30分(前後半各15分)の延長戦となる。(延長戦ではアウェイゴールルールは適用されない)。それでも決まらなければ、PK戦に突入する。いずれにしても、無得点では敗退となるだけに、「得点を取ることを意識してやりたい。いつも通り、アグレッシブに前からいければ」と山中も試合を展望する。

第1戦では、試合終了時に多くの選手がピッチに突っ伏すなど、互いに力を振り絞ったゲームとなった。第2戦に向けて、「いつも通りですが、より気持ちを強く持って戦わないといけない」と高橋大輔コーチもメンタル面に言及したが、最後は気力の部分も勝敗を分けるポイントになる。試合終了の笛が鳴るその瞬間まで、チーム全員で戦い抜き、タイトルへ一歩近づく準決勝進出を果たしたい。

≪試合前日コメント≫

■高橋大輔コーチ

Q:ルヴァンカップ準々決勝の勝ち抜けが決まる一戦になるが、普段のリーグ戦と比べて、試合に臨む心の持ちようは違いますか?
「常にいい準備をして臨む中で、いつも通り、という思いもありますが、(直近のリーグ戦の)川崎さんと横浜さんの試合を見て、川崎フロンターレの力というか、湧き出てくる思いも感じたので、我々も、いつも通りですが、より気持ちを強く持って戦わないといけないと思っています」

Q:第2戦の結果が2-2以上ならセレッソ、スコアレスドローなら川崎の勝ち抜けが決まるということで、より攻撃的に、得点を狙いにいく部分もありますか?
「いまは、得点は取れていますので、継続してやっていくことが大事です。その上で、また違った部分が勝敗を左右するゲームにもなると思うので、しっかり強い気持ちを持って、臨みたいです」

■山中亮輔

Q:ルヴァンカップ準々決勝の勝ち抜けが決まる一戦になるが、普段のリーグ戦と比べて、試合に臨む心の持ちようは違いますか?
「まずは点を取らないと始まらないので、得点を取ることを意識してやりたいです。どっちかと言えば、相手の方が戦い辛いと思うので、僕たちはいつも通り、アグレッシブに前から行ければいいなと思います」

Q:スコアレスドローでは勝ち抜けできないということもあり、仰るように、より得点への意識を強めた試合になる?
「そうですね。まず1点を取らないといけない。そこはハッキリしているので、ミーティングでも確認しました。レギュレーションは分かりやすいので、得点は意識して戦いたいです」

Q:第1戦では、サイドから両チームが得点を取り��した。第2戦に向けても、サイドの攻防は重要になりそうだが?
「相手の右サイドはストロングポイントだと思うし、素晴らしい選手もたくさんいるので、難しい場面もあるとは思いますが、しっかりチームとして全員で助け合いながらやれればいいと思います。川崎としては、前節のリーグ戦の勢いそのままにくると思うけど、僕たちもチーム状態としては相当いいですし、お互い、いいチーム状況で迎える試合なので、素晴らしい試合になると思います」

Q:川崎とは今季4度目です。イメージも掴んだ中で、ある程度、ガチンコの戦いになる?
「第1戦は、いいゲーム内容だったと思うし、川崎相手にしっかり主導権を握れたことは、大きな自信になりました。アウェイでも、それを表現したいです。もちろん、チャンピオンチームなので、難しい戦いにもなると思いますが、90分を通して最後、勝利で終わりたいと思います」

TOP > ニュース一覧 > Match Preview