【6/1 関西大学戦】Match Review

≪加藤陸次樹の先制点から前半、一気の3得点。“ジャイキリ”は許さず3回戦に進出≫


■試合データ(選手・監督コメント/スタッツ)
https://www.cerezo.jp/matches/2022-06-01/


ヨドコウ桜スタジアムに関西大学を迎えて天皇杯2回戦に臨んだセレッソ大阪。直近の明治安田生命J1リーグ第16節・湘南ベルマーレ戦から中2日、さらには、この試合から中2日でJリーグYBCルヴァンカッププレーオフステージ第1戦も控えているとあって、先発は直近のリーグ戦から10人変更。鳥海晃司を除く全員を入れ替え、“サブ組”主体でキックオフを迎えた。


立ち上がり、自力で勝るセレッソがボールを握るも、最初のシュートは関西大。その後もセレッソは試合のペースを掴み切れずにいたが、21分、そうした雰囲気を打ち破る先制点を奪う。右サイドバックの進藤亮佑が逆サイドへロングキック。左サイドバックの舩木翔がダイレクトで中へ入れると、加藤陸次樹が相手DFを背負いながら収め、タックルに来た相手も巧みにかわして左足でシュート。見事、ゴール右スミに決めた。この1点で気持ちがほぐれたセレッソは、33分に追加点。相手のパスを高い位置でカットした為田大貴がドリブルで運び、オーバーラップしてきた舩木のクロスにブルーノ メンデスが頭で合わせた。一気に主導権を奪ったセレッソは、36分にもCKから3点目。中原輝の左足でのキックに舩木が中央で競り勝ち、ヘディングで決めた。


3点リードで前半を折り返したセレッソは、後半開始から加藤に代わって山田寛人がピッチに入る。開始早々、喜田陽が思い切りよくシュートを放つも、48分、自陣でのスローインから相手にボールを奪われ、中央を破られ失点。ゴールを決めたのは、セレッソ大阪U-18出身の西村真祈だった。この得点で勢い付いた関西大に対し、後半のセレッソは守勢に回る。50分、64分とピンチも迎えたが、ともにシュートは枠の外で事なきを得た。すると65分、山田が相手のミスを拾って決定機を迎えたが、戻ってきたDFに防がれシュートは打てず。82分にも、相手のパスをカットした上門知樹から山田に渡って決定機も、山田のシュートはGKに防がれた。後半もいくつかチャンスを作ったセレッソだが、後半は総じて関西大のペースで試合は進んだ。失点場面以外にもゴールを脅かされたセレッソだったが、GK清水圭介の好セーブなどもあり、2点目は許さず。前半の3点を守り切り、3-1で勝利した。


特に後半は「たくさん課題も出た」(小菊昭雄監督)セレッソだったが、「出た試合、限られた時間で結果を残すことは強く意識している」と話す加藤に加え、ケガから復帰のブルーノ メンデスとFW陣にゴールが生まれたことは収穫。ケガで戦列を離れていた山田と上門の復帰も今後へ向けた明るい材料だ。「0-3から攻守に強い矢印で向かってくる姿勢は非常に素晴らしかった」と小菊監督も称える関西大に苦しめられた時間帯もあったが、スコアとしては快勝を収め、3回戦進出を決めた。

天皇杯JFA全日本サッカー選手権大会 2回戦 関西大学 天皇杯JFA全日本サッカー選手権大会 2回戦