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【5/18 大分戦】Match Preview

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≪チーム全体の底上げ、若き力の台頭。勝利とともに、今後の活性化にもつなげたい最終節≫

明治安田生命J1リーグ第13節・名古屋グランパス戦から中3日、セレッソ大阪は、再びアウェイに乗り込み、大分トリニータとのJリーグYBCルヴァンカップグループステージ第6節に挑む。ここまで3勝1分1敗の勝点10を獲得しているセレッソは、Aグループの2位以上が確定。最終節を前に、すでにグループステージ突破を決めている。ただし、名古屋戦の敗戦を払拭し、中2日で迎える“大阪ダービー”に弾みをつけるためにも勝利のみが求められる一戦だ。

「明日は、日々、チームの勝利のため、自身の成長のために素晴らしい姿勢で練習に取り組んでくれている選手にチャンスを与えたい。そういった選手たちと、試合後に勝利を喜び合いたい」と試合前日に話したのは小菊昭雄監督だが、スタメンは名古屋戦から大幅な変更が予想される。「リーグ戦に出られていない選手にとっては、ここで結果を出すことによって、新たな競争も生まれる。そういった面で、アピールは大事」と意気込みを述べたのは山下達也。開幕前のケガで出遅れてしまったが、宮崎キャンプでの練習試合では鬼気迫るプレーでチームを引っ張っていた背番号23。今節、出場すれば今季初、さらにはセレッソ復帰後初となる。「(明日は)自分のできることを精一杯、戦う姿勢を見せたいと思います」と個人としての抱負を語った。

また、左腓骨骨折からの復帰を目指す喜田陽も、明日は出場すれば今季初。そうした彼らを含め、今節は出場機会に飢えている選手たちの思い切ったプレー、チームを底上げするプレーで勝利を掴み取りたい。2種登録の高校2年生、石渡ネルソンのメンバー入りも小菊監督は明言。そうした若い力の台頭にも期待したい一戦だ。

ポジション別に見ると、注目はFWか。0-1で敗れた直近の名古屋戦も、後半から出場したアダム タガートに北野颯太と負傷明けの選手たちが躍動し、チャンスに関わったことは大きな収穫。上門知樹もリーグ戦では6試合ぶりにプレーした。ここまで軸としてプレーしてきた山田寛人、加藤陸次樹、前節こそ欠場したが、調子を上げているブルーノ メンデスと、FW陣の競争は激しさを増している。誰が出るにして��、公式戦でゴールを奪い、チームを活性化させていきたい。ボールを握って後ろから組み立ててくる大分に対し、前からの守備という部分でも、今節、FWに求められる役割は大きい。

グループステージ突破は決めているが、決して“消化試合“ではない今節。「明日は絶対に勝って、(開幕前に)掲げた勝点12という目標をクリアしたい」と小菊監督。また、この試合を終えると、次は中2日でリーグ戦での“大阪ダービー”が控えている。一体感を高めて週末の大一番に臨むためにも、チーム全員の力でルヴァンカップのグループステージ最終節を勝利で飾りたい。

≪試合前日コメント≫

■小菊昭雄監督

Q:グループステージ突破はすでに決めているが、明日はどのような一戦にしたい?
「みんなの力で予選突破を決めることはできましたが、我々にとっては明日も大切なゲームです。当初、勝点12を目標に掲げて1試合1試合を戦ってきました。まだ、その目標に達していません。明日は絶対に勝って、全員でその目標をクリアしたいと思います。明日は、日々、チームの勝利のため、自身の成長のために素晴らしい姿勢で練習に取り組んでくれている選手にチャンスを与えたいと思っています。そういった選手たちと、試合後に勝利を喜び合いたいと思います」

Q:ここまで出場機会の少ない選手たちに期待するプレーは大きい?
「そうですね。日々、100%の取り組みで、素晴らしい競争をしてくれています。試合に飢えている選手、フレッシュな選手たちで、いい内容で勝利を持ち帰りたいと思っています」

Q:そうした出場機会の少ない選手たちに、何か働きかけはされた?
「明日は重要な一戦だということは全員で共有してきました。これまでと変わらず、リーグ戦に出た選手も含め、素晴らしい雰囲気で練習に取り組んでくれました。グループステージ最終戦を全員で勝って、大阪ダービー、その後の連戦につなげていきたいと思っています」

Q:公開練習では、U-18の石渡ネルソン選手もトップチームでプレーしていたが、今回の遠征にも帯同させる?
「はい。彼を含め、若い選手たちも明日は帯同させて、貴重な経験をさせたいと思っています。全員がいい準備をしてくれていますので、明日は全員で、今後の連戦に向けて戦っていきたいです」

Q:���い選手が公式戦のピッチに立つ意義をどう考えていますか?
「若い選手は、ワンプレー、ワンプレー、1試合1試合を通して、色んなトライとエラーを重ねながら、素晴らしい成長曲線を描きます。一気に成長が加速する選手を私自身もたくさん見てきました。明日は、そういった成長の大きなきっかけにするためにも、試合展開にもよりますが、全員がプレーできたらなと。そういう試合展開になればなと思っています」

■山下達也

Q:グループステージ突破はすでに決めているが、明日はどのような一戦にしたい?
「リーグ戦に出られていない選手にとっては、ここで結果を出すことによって、新たな競争も生まれます。そういった面で、アピールは大事かなと思います」

Q:自身としては、出場すれば復帰後初になります。どのようなプレーを見せたい?
「うまいことやろうとは思っていないですし、自分のできることを精一杯、戦う姿勢を見せたいと思います」

Q:今季のチームはどのように映っていますか?
「結構、ボールを握れる試合も多いですし、上から見ていて、みんなうまいな、と思って見ています。みんなの共通意識があるので、その意識は合ってきているのではないかと思います」

Q:ルヴァンカップのグループステージ突破は決まった中で、リーグ戦では、「あと一歩」という展開で勝点を逃している試合も多いが、勝ち切るために必要だと思うことは?
「失点に関しては、一つ一つ、ハッキリしておけばいいところで、つなぎにいこうとして奪われてカウンターを受ける場面もあります。そこはミーティングで監督からも言われていますが、勝っている状況や引き分けている状況での、終盤のプレーの判断は、もう少し大胆に、みんなで意識を合わせてやるべきかなと思います」

Q:少し前の話になりますが、香川真司選手が練習参加されていました。久しぶりに一緒にボールを蹴って、どのような感覚を抱きましたか?
「やっぱり足元の技術は高いです。僕はポジションも違うのですが、若い選手からしたら、いい刺激になったと思います。あとは、昔はもっと動き回っていたけど、ちょっと大人のプレーになっていたかなと思います(笑)(キャラクターとしては)いい意味で、全く変わっていなかったです��

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