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【5/3 鳥栖戦】Match Review

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■試合データ(選手・監督コメント/スタッツ) https://www.cerezo.jp/matches/2022-05-03/ 前節の鹿島アントラーズ戦から中3日。アウェイに乗り込み、サガン鳥栖との一戦に臨んだセレッソ大阪は、前節から先発を2人変更。毎熊晟矢がリーグ戦では加入後初先発を果たし、左サイドバックには丸橋祐介が入った。そして、今節がJ1通算334試合となったGKキム ジンヒョンは、外国籍選手としてJ1歴代最多となる出場記録を達成した。
立ち上がり、攻守ともに高い位置から圧力をかけてきた鳥栖に対し、セレッソは守勢に回る。それでも何とかスライドで対応し、中ではマテイ ヨニッチを中心に跳ね返す。CKからのピンチでは、丸橋のクリアやキム ジンヒョンのセーブで失点は防ぐ。序盤の失点で試合を難しくした前節の反省を生かし、守備陣が粘り強く対応。この時間帯を無失点で切り抜けることに成功した。耐える時間が続いたセレッソだが、15分を過ぎたあたりから落ち着きを取り戻すと、相手のプレスを外し、空いているスペースへ進入。清武弘嗣が中で起点となり、山田寛人が背後を狙えば、加藤陸次樹と山田の2トップの関係でシュートまで持っていく場面も作る。39分には、GKへのバックパスをカットした加藤が無人のゴールへシュートを放ったが、わずかに枠を外れた。
次第にペースを握り返して終えた前半だったが、後半も入りは鳥栖に主導権を握られる。ただし、ここでも守備陣が崩れることなく無失点でしのぐ。ここから両チーム、試合を動かすべく積極的な選手交代を行う中、待望の先制点を奪ったのはセレッソ。71分、キム ジンヒョンのゴールキックからブルーノ メンデスがDFに競り勝つと、空いた左サイドのスペースへジェアン パトリッキが進入。鋭く縦を突き、マイナスの折り返しに走り込んだブルーノ メンデスがシュート。これが相手DFのハンドを誘ってPKを獲得。ブルーノ メンデス自ら決めて、チームとしてリーグ戦3試合ぶりとなるゴールを奪った。
先制したことでさらに動きが良くなったセレッソ。80分には、松田陸、中原輝、アダム タガート、ブルーノ メンデス、ジェアン パトリッキと流れるようなパスワークでボールを運び、最後はジェアン パトリッキがシュート。果敢に2点目を奪いにいく。ただし、83分、昨季までセレッソでプレーしいていた藤田直之に豪快なミドルシュートを決められ、同点に追い付かれた。ここから試合は一気にヒートアップ。互いに決定機を作る中、セレッソは88分、右サイドを深くえぐった松田のパスからジェアン パトリッキにチャンス。さらに、後半アディショナルタイムのラストプレーでも、CKからアダム タガートに決定機が訪れたが、いずれもゴールネットは揺らせず、試合は1-1で終了した。
上位進出のためにはどうしても欲しかった勝点3を奪うことはできなかったが、前節の3失点から守備は安定を取り戻し、攻撃でもリーグ戦3試合ぶりのゴールを奪った。攻守に生まれた良い流れを生かし、中2日で迎える次節、「フライデーナイトJリーグ」としてホームで行われるジュビロ磐田戦での勝利を目指す。

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