【4/23 G大阪戦】Match Preview

≪グループステージ突破が懸かった“大阪ダービー”。勝利で決めたい≫

明治安田生命J1リーグ第9節・アビスパ福岡戦から中5日、セレッソ大阪はホームにガンバ大阪を迎え、JリーグYBCルヴァンカップグループステージ第5節に挑む。セレッソは、この試合に引き分け以上でグループステージ突破が決定する。

福岡戦では、後半のアディショナルタイム10分を含めた100分間の死闘の末にスコアレスドロー。決定力など攻撃面での課題は残ったが、守備ではリーグ戦2試合連続で無失点を達成。試合後は、「対人に強いFWと対戦して失点ゼロで守れたことは自信になった」と西尾隆矢も充実の表情を浮かべた。マテイ ヨニッチの復帰後、リーグ戦4試合で2失点と堅守が構築されていることは明るい材料だ。

今回の“大阪ダービー”でも、まず相手に得点を許さないことは、グループステージ突破へ向けて大きく関わってくる。もちろん、戦い方そのものを守備的にするということではなく、あくまで2トップから始まるプレスを軸に、前から奪って素早く仕留めるアグレッシブな姿勢で臨みたい。「いい守備からいい攻撃につなげることはチーム全体としても常に心掛けていること。そこで点が入れば、後ろの選手も楽になる。どの試合もそうですが、入りは意識したい」と西尾も話すように、攻守において、まずは前向きの矢印で挑み、相手を圧倒する戦いができればベストだ。
片野坂知宏監督体制1年目のガンバ大阪は、現在はチームカラーを構築していく過程にあり、ここまで安定した成績を残せているとは言い難い。ただし、「立ち位置やビルドアップの共有は、一戦一戦、クオリティーが上がっている」(小菊昭雄監督)ことも確かであり、ダワンに齊藤未月、クォン ギョンウォンといった新戦力が実力を発揮し、チーム力を底上げしている。前線には、パトリックやレアンドロ ペレイラといった大型FWも構えているだけに、セレッソとしては、パワープレー気味に前線へシンプルに当ててくる長いボールにも警戒したい。ガンバとしても、“大阪ダービー”でグループステージを敗退するわけにはいかないはず。明日の一戦に強い気持ちで向かってくることは明白なだけに、球際での戦いや、セカンドボールの争いといった局地戦で負けないことも、勝利を掴むためには重要になる。

明日は、今季初のホームで迎える“大阪ダービー”であると同時に、ビジターサポーターを入れて行う初のヨドコウ桜スタジアムでの“大阪ダービー”。これまで、ヨドコウ桜スタジアムでの最多観客数は、昨季のリーグホーム最終戦の名古屋グランパス戦で記録した10,313人だが、今節はそれを上回る人数が集まる可能性もある。熱気渦巻く“大阪ダービー”で宿敵を倒し、プレーオフステージ進出を果たしたい。

≪試合前日コメント≫

■小菊昭雄監督

Q:明日のガンバ大阪との一戦に向けて
「色んな条件はありますが、勝って、勝利で次のステージに進出したい強い思いがあります」

Q:引き分け以上でグループステージ突破という条件はあるが、勝利を目指して戦うという、試合に臨む意識はいつもと変わらない?
「そうですね。我々はどの試合でも勝利を目指していますし、ガンバ戦はいつも勝たないといけない試合です。ホームでガンバに勝って、次のステージに進出したいと、強く思っています」

Q:ガンバ大阪の現状をどう見ていますか?
「片野坂監督に代わって、片野坂さんのカラーが浸透しつつある状況だと思っています。攻撃では、クオリティーの高い選手を生かす立ち位置やビルドアップの共有は、一戦一戦、クオリティーが上がっている印象を受けます。守備の部分でも、全員でハードワークして、規律を守って、チームのデザインを全員で共有していると受け止めています」

Q:今季、なかなかホームでの勝利がありません。唯一の勝利であるルヴァンカップの第3節・大分トリニータ戦の試合後の光景はやはり印象的でしたか?
「やはりホームゲームで勝って、セレッソファミリーの皆様に喜んでいただける姿を見ることが、私たちにとっても幸せなこと。ましてや明日は、ライバルのガンバ大阪が相手。そういう相手に勝って、次のステージ進出を決めた時は、さらにスタジアムの一体感が強くなり、皆様の笑顔も見られると思います。勝利へ向けて、全員で勝ち取りたいと思います」

Q:ガンバとの前回対戦時は前からの守備がハマり、いい形で試合を運べた。相手も対策してくると思うが、そこに対するさらなる対策はどう考えていますか?
「まずは、勝利のために、今まで積み重ねてきたサッカーを100%発揮することが重要です。もちろん、試合の流れで、相手の状況や矢印を見ながら我々のサッカーを共有する作業も必要になってきますが、ブレずにやっていきたいのは、勝利を目指して今までやってきたことを大切に、正面からぶつかりたいと思っています」

■西尾隆矢

Q:明日のガンバ大阪との一戦に向けて
「早くグループステージ突破を決めたいですし、尚且つ大阪ダービーということで、また他の試合とは違った思いもあります。楽しみな気持ちもありますし、勝点3を取って、突破を決めたい。勝ちにこだわって戦います」

Q:結果が全ての大阪ダービーですが、サッカーの内容としてはどういった戦いを見せたいですか?
「最近は立ち上がりもいい雰囲気で試合に入れているので、そこは継続しつつ、チャンスでしっかり決めることを大事にしたい。後ろは、失点ゼロで抑えること。ヨニッチ選手とコミュニケーションを取りながらやっていきたいです。失点ゼロで抑えれば自信にもなりますし、それができれば、結果も付いてくると思います」

Q:ガンバ大阪の警戒すべきところは?
「つなぐのがうまい、というイメージもありますし、CBとしては対人で負けたくない。パトリック選手は強くてヘディングから得点も取っているので、そこでやらせたくない。そこを抑えることで、僕自身も自信が付きますし、対人の部分や1対1は意識して戦います」

Q:前回のガンバとの対戦時は、高い位置からプレスをかけてボールを奪う戦い方がうまくハマっていた。明日も、いい守備は意識して試合に入りたい?
「試合の入り方として、前からプレッシャーをかけることは、今年の最初から全員で意思統一してやっていることです。それを継続することで、いい入りができています。前回のガンバ戦も、そこがうまくいった。いい守備からいい攻撃につなげることはチーム全体としても常に心掛けていることですし、そこで点が入れば、後ろの選手も楽になる。どの試合もそうですが、入りは意識したい。後ろからしっかりコーチングして締めながら、いい入りをすることは心掛けたいです」

Q:明日は、今季初めてヨドコウ桜スタジアムで行われる大阪ダービーですが、ヨドコウ桜スタジアムとして最多の観客数が集まる可能性もあります。そういった雰囲気で戦える大阪ダービーについて
「少しずつお客さんも入れるようになって、僕たちも後押しをしてもらっています。その中で、ホームではなかなか結果が出ていないのは事実なので、明日はしっかり結果で表現しないといけない。アウェイでの勝利も嬉しいですが、ホームでの勝利はより一層、嬉しい。ホームでも勝利を積み重ねていきたいですし、僕らが勝ちを積み重ねていけば、さらにお客さんも来てくれると思うので、そこは意識して頑張りたいです」

≪ガンバ大阪戦 特設サイト≫


2022Jリーグ YBC ルヴァンカップ 第5節 ガンバ大阪 0 - 0 2022Jリーグ YBC ルヴァンカップ 第5節