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【10/3 大分戦】Match Review

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■試合データ(選手・監督コメント/スタッツ) https://www.cerezo.jp/matches/2021-10-03/
10月、最初の一戦となった明治安田生命J1リーグ第31節。大分トリニータとのアウェイゲームに臨んだセレッソ大阪は、直近の鹿島アントラーズ戦からスタメンを4人変更。アダム タガートがリーグ戦2試合ぶり、藤田直之が3試合ぶりに先発に戻り、両サイドバックには進藤亮佑と小池裕太が入った。
立ち上がり、連続してFKを獲得したセレッソだが、試合は大分のペースで始まる。ただし、8分に与えた決定機をGKキム ジンヒョンが好セーブで防ぐと、16分、17分と相手のパスをカットしてショートカウンターを発動。流れを押し返すと、18分には、小池のクロスに加藤陸次樹がニアへ飛び込み決定機。わずかに合わず、ファーでも進藤が詰めたが、一歩、間に合わなかった。このあたりからセレッソが試合の主導権を奪い返すと、31分にも決定機。小池のパスを加藤が収め、坂元達裕、アダム タガートとつなぎ、アダム タガートがドリブルで運んで絶妙なクロス。ファーサイドで乾貴士が合わせたが、シュートは惜しくもクロスバーを直撃した。すると、34分に失点。右サイドの背後を突かれ、クロスから中央で町田也真人に合わせられ、ゴールネットを揺らされた。36分には、瀬古歩夢からつないで右サイドを崩すと、進藤のクロスにタガートがヘディングで合わせたが、シュートは枠を外れた。序盤から「一進一退」(小菊昭雄監督)の展開で試合は進んだ中、先制点を許して前半を0-1で折り返した。
迎えた後半、小菊監督はアダム タガートに代えて山田寛人を投入。51分には、その山田からのパスを加藤が受け、反転してシュート。決定機に近い形を作るが、シュートはGKに防がれた。後半は、よりボール支配を強めたセレッソだが、相手の守備を崩すには至らない。2失点目を与えるピンチこそ最小限に留めたが、1点が遠い展開に。75分、チアゴ、奥埜博亮、大久保嘉人の3人が交代でピッチに入ると、88分、山田のパスを受けた大久保に決定機。絶妙なコースにシュートは飛んだが、再びGKに防がれた。試合終盤はチアゴを前線に上げるパワープレーを敢行すると、90+1分、奥埜のクロスにチアゴが競り勝ち、落としたボールに加藤が詰めたが、枠内に飛んだシュートは相手DFのクリアで防がれ、ゴールならず。試合はこのまま0-1で終了。最後まで同点、逆転を目指して戦ったセレッソだが、大分のゴールをこじ開けることができず、リーグ戦2連敗となった。
季節外れの猛暑の中、消耗も激しい一戦となったが、次なる戦いはすぐに迫っている。まずはアウェイでの一戦からスタートする浦和レッズとのJリーグYBCルヴァンカップ準決勝。大分戦から中2日と準備期間は短いが、ホームでの第2戦にいい形でつなげるべく、しっかりとコンディションを調整し、「モチベーションを高く持って」(原川力)臨みたい。

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