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【9/15 浦項戦】Match Preview

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≪1発勝負のトーナメント戦。浦項スティーラーズとのACLラウンド16に挑む≫

セレッソ大阪にとって3年ぶり4度目の出場となった今回のAFCチャンピオンズリーグ。タイ・ブリーラムにおける中2日での6連戦という過酷なグループステージを負けなしで通過し、掴んだノックアウトステージの舞台。ここからは先は、1発勝負のトーナメント戦。15日、ホームにKリーグの浦項スティーラーズを迎え、ラウンド16に挑む。

14日、試合の前日会見に臨んだ小菊昭雄監督は、冒頭、「ACLのタイトルはクラブの悲願。その悲願のタイトル獲得へ向けて、明日の大一番、全員の力で、最初の大きな壁を乗り越えたい」と引き締まった表情で話した。浦項の印象については、「攻守にアグレッシブで、素晴らしいチーム。特に守備のところは球際も激しく、1対1のバトルも激しく来る」と警戒しつつ、「明日は絶対に勝って、次のステージに進みたい」と言葉に力を込めた。小菊監督とともに登壇したキム ジンヒョンも、「1試合を通して、みんなで集中して戦いたい。明日、ホームでしっかり勝って、より上を目指していきたい」と選手を代表して意気込みを述べた。

一方、浦項のキム ギドン監督も、「個人の能力に任せるサッカーではなく、チームとしての組織で戦ってくる。監督も代わったばかりで、その監督のために戦う姿勢も出ている。監督の交代で主に守備力が上がり、コンパクトにまとまっているように感じる。ボールも簡単に失わない」とセレッソを警戒する言葉を残しながらも、「明日はタフな試合になる。1発勝負ということで、どれだけ大事な試合かは選手もスタッフも理解している。いい結果を韓国に持ち帰れるよう頑張りたい」と意気込み。決戦前日のヒリヒリした空気が伝わってきた。

浦項とは、14年のACLのグループステージでも対戦している。当時はアウェイで引き分け、ホームでは0-2で敗れた。「前回の対戦のことは今も鮮明に覚えています」と小菊監督。その上で、「そこから様々な過程を経て、選手たちも成長していますし、クラブとしても成長しています。その成長した姿を、明日の試合でお見せできるように、いい内容で勝利できるように、頑張りたい」と続けた。今回の対戦は、クラブにとって、7年越しの��ベンジの舞台でもある。

小菊新体制になって、ここまで公式戦を5試合戦ったセレッソ。その中で多くの選手が出場機会を得て、チームの底上げは確実に進められている。ピッチに立つ選手たちはクラブを代表し、一つになって、魂を込めて戦うだろう。コロナ禍のACL。ホームで行われる一戦は、この試合のみ。ぜひサポーターもピッチに熱を送って欲しい。初出場した11年以来となるベスト8進出へ。セレッソへ関わる者全ての力で成し遂げたい。

≪試合前日会見≫

■小菊昭雄監督

「ACLのタイトルはクラブの悲願であります。その悲願のタイトル獲得へ向けて、明日の大一番、全員の力で、最初の大きな壁を乗り越えていきたいと思っています」

Q: ACLでは初采配となるが、ACLに対する思いは?
「ACLは、これまでにコーチとして数回、経験させていただきましたが、ACLを経験するごとに選手は逞しく成長する大会でもあると実感しています。それと同時に、クラブとしても、ACLを経験することによって、クラブ力が付いてくると感じています。ですので、一つでも多く勝つことによって、先ほども申し上げましたが、悲願のACLのタイトルを獲得することによって、さらにクラブ力、選手の力が伸びると思いますので、明日は絶対に勝って、次のステージに進みたいと思います」

Q:浦項スティーラーズの印象について
「浦項は歴史のあるチームで、攻守にアグレッシブで、素晴らしいチームだと思っています。特に守備のところは非常に球際も激しく、1対1のバトルも激しく来るチームなので、そのあたりで、いかに優位性を持ってチームとしてビルドアップしていけるか、アタッキングサードまでボールを運べるか、といったことが明日のカギになると思っています」

Q:浦項とは14年のACLではグループステージで戦っている。アウェイでは引き分けて、ホームでは敗れているが、当時の対戦を今回の対戦に生かせることはありますか?
「前回の対戦のことは今も鮮明に覚えています。あの時と同様、今年のチーム(浦項)も素晴らしい規律のもと、攻守にクオリティーの高いチームだと思っています。7年前、あの時はクラブとしてもまだまだ経験���浅かったですし、若い選手もたくさんいました。そこから様々な過程を経て、選手たちも成長していますし、クラブとしても成長しています。その成長した姿を、明日の試合でお見せできるように、いい内容で勝利できるように、頑張りたいと思います」

Q:1発勝負ということでのやりにくさはあるか?逆に、1発勝負だからこそプラスになる要素はあるか?
「1発勝負ですので、しっかりとゲームをコントロールすることが大事になると思います。自分たちのサッカーを90分間、攻守にコントロールしながら、点を決める、ゴールを守ることへの共通理解を持って戦うことが、明日は大事になると思っています」

■キム ジンヒョン

「明日、ホームでしっかり勝って、より上を目指していきたいです。チーム全員で、いい試合ができればと思います」

Q:浦項の印象について
「(シーズン前に)主力選手が何人か抜かれて、ダメージがあるかなと思ったのですが、主力選手が抜けても戦えるチームです。今年の浦項の試合も何試合か見ていますが、組織として一つになって、今年もいい結果を出しています。そういった意味では、みんなが一つにまとまっているチームだと思います」

Q:韓国のクラブとはこれまでも何度か対戦しているが、プレッシャーに感じることはありますか?それとも、日本で対戦するということで、プレッシャーはあまりない?
「プレッシャーがないことはないです。(相手は)自分の国のクラブですし、いいパフォーマンスを見せたい思いはありますが、そこばかり意識すると、自分の役割を果たせないので、まずチームのために、勝つことを考えてプレーすれば、いい方向に行くのではないかと思います」

Q:内容的にはどんなサッカーで勝利を掴みたい?
「小菊さんの求めるサッカー、組織的な守備もできていますし、みんなが一つになっています。相手は球際で強く来ると思うので、僕らもそこで負けないようにしたい。球際のところを意識してプレーすれば、自分たちのサッカーができる。明日は、球際の戦いが一番の勝負になると思います」

Q:1発勝負ということでのやりにくさはあるか?逆に、1発勝負だからこそプラスになる要素はあるか?
「コロナ禍でもホームで試合ができることは良かったと思いますし、ホームで有利な部分もあるかと思いますが、ホーム、アウェイ関係なく、1試合を通して、みんなで集中して戦いたいと思います」

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