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乾貴士選手 オンライン加入会見レポート

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本日、乾貴士選手のオンライン加入会見を行いましたのでその様子をお届けします。
【会見概要】 日程:9月2日(木)14:00〜 場所:ヨドコウ桜スタジアム 形式:オンライン会見 参加:代表取締役社長 森島寛晃 / 乾貴士選手 内容:①森島社長 ご挨拶②乾選手 ご挨拶③乾選手 質疑応答 ■森島社長 ご挨拶
「先日ご案内させていただいた通り、セレッソ大阪に乾貴士選手が加入することが決定致しました。昨日のG大阪戦ハーフタイムにサポーターの皆様に向けて乾選手がピッチで挨拶をしておりましたが、改めて、一段と大きくなって帰ってきてくれたなと、大変嬉しく思っております。乾選手と言えば、サッカーに懸ける情熱は本当に素晴らしいモノがありますし、色んな経験でみんなを引っ張っていく力があります。乾選手には皆様を魅了するようなプレーを期待しております。今後の乾選手の活躍を、是非、楽しみにしていただきたいですし、セレッソ大阪のこれからの大きな力となって活躍してくれることを楽しみにしております」 ■乾選手 ご挨拶
「こんにちは、セレッソ大阪に復帰しました乾貴士です。自分のタイミングとしても凄くいいタイミングで加入することができたので、心機一転というか、チームも変わるところで自分もそこに加わって、いい競争ができたらいいなと思います。応援よろしくお願いします」 ■乾選手 質疑応答
Q:10年ぶりのセレッソ大阪復帰となりましたが、復帰を決めた一番の理由を教えてください 「一番の理由というか、いつかはこのチームでやりたいと思っていました。もう一度Jリーグに帰ってくるなら、セレッソ大阪でプレーしたいという思いはずっとありました。10年間、海外にいましたが、セレッソの試合は常にチェックしていましたし、オフシーズンには練習にも参加させてもらってました。理由というか、ただただこのチームが大好きで、オファーをいただいた今がそのタイミングなのかなと思ったので決めました」 Q:海外クラブで約10年間過ごされてきましたが、乾選手の中でセレッソ大阪はどんな存在でしたか? 「自分がプロになって苦しんでいた時に助けてくれたのがセレッソ大阪というクラブでした。そこから海外に行って、セレッソサポーターの方にもいいところを見せたいという思いは常にありましたし、セレッソサポーターの前でもう一度やりたい思いも常にありました。日本でいったら自分のホームのチームだなと思っています」 Q:ちょうど同じタイミングで小菊昭雄新監督が就任されましたが、小菊監督の印象と、セレッソ大阪に復帰するにあたり、何か小菊監督から言われたこと、また乾選手にとって小菊監督がどんな存在か教えてください 「小菊さんは、僕が最初に加入した時からずっとコーチとして指導してもらっており、常に優しく、アドバイスもくれました。時には厳しく怒ってくれたりもしました。でも、常に見守ってくれていて、そういう人と、監督と選手として、いつか一緒にやってみたいなと思っていました。それがたまたま今回こうなって、凄く嬉しいです。小菊さんからは、『今のまま、そのままでやってくれたら、みんなが付いて来てくれると思うから』と言われました」 Q:前回セレッソに在籍していた時から「スペインでプレーすることは夢」だと話されていました。一言で表現するのは難しいと思いますが、そのスペインでプレーした期間というのは、乾選手にとってどのような時間でしたか? 「正直、6シーズンもスペインで活躍…活躍じゃないな(笑)プレーできるとは思っていなかったので、6シーズンできたことは自分の財産になっています。ずっと、小学生の頃からやりたいと思っていた場所でプレーできたことは、何物にも代えがたい経験だと思っています。その経験を、次はセレッソの若手に伝えていけたらなと思っています」 Q:背番号23についてリリースのコメントで、「23歳の時にセレッソから海外に挑戦させてもらったこと、さらには、大好きな山下(達也)選手が付けていた番号でもあるので」と話されていましたが、山下選手から何か言葉はもらったり話はされたんですか? 「一応、山ちゃんには連絡して、『23番、付けるわ』とは言いました。でも特に、『頑張れ』くらいしか言われていないです(笑)」 Q:10年ぶりにセレッソに戻ってきて、色んな変化を感じていると思いますが、「ここが変わったな」と思うところはありますか? 「そうですね。正直なところを言うと、ちょっと元気がないと感じる時があります。自分が在籍していた当時はもっとうるさい選手がいっぱいいたので。そういう面では、今は、うるさいというか、元気な選手がいない印象なので、そこは自分が担っていけたらと思っています」 Q:数字的な目標はありますか? 「数字は特に考えていないです。とにかく、まずはいいチームを作るということを考えているので、そこをしっかりやっていきたいです。プラス、もちろん結果は残していかないといけないですが、自分がというよりも、みんなで、チームで勝てればいいなと思います」 Q:プレー面で求められていることはどんなことだと受け止めていますか? 「そうですね。プレー面では攻撃のところはもちろんそうなんですけど、守備のところで今は甘いところがあると思うので、そのあたりは前から行けるところは自分の特長でもあると思うので、そこは求められていると思っています」 Q:先ほど「スペインで6シーズンもプレーできるなんて」という話もありましたが、6シーズン、外国籍選手としてプレーできた要因をどう考えていますか? 「一つは、メンディリバル監督に認めてもらえたことが大きいと思います。その中で、戦術理解度がスペインでは大事にされているので、そこを理解できた、成長できたことが大きいんじゃないかなと思います」 Q:海外で10年間やってきたことで、今のセレッソに還元できると感じているモノはどんなところですか? 「ピッチ上での意識は求めたいモノがいっぱいあります。伝えていきたいこともいっぱいあるので、まずはそのあたりからやっていきたいです」 Q:「セレッソの試合もずっと見ていた」とのことですが、10年前と比べてJリーグの変化は何か感じますか? 「Jリーグの変化…難しいですね(苦笑)テレビで見るのと実際にプレーするのは違うので、そこは何とも言えないです。自分が実際にやってみないと分からないですね」 Q:セレッソに復帰するにあたって、スペインでのプレーを最後まで模索されていたことも話されていましたが、スペイン、特にスペイン1部の魅力はどんなところに感じていましたか? 「一番はやっぱりサッカーIQが高いこと。凄くサッカーを知っているな、という選手がいっぱいいて、その中で技術があったり、点が取れたりという選手がいっぱいいたので、それが凄く楽しかったです」 Q:「セレッソでいいチームを作りたい」という話もされていましたが、どんなチームが“いいチーム”だと思いますか? 「う~ん、そうですね。ピッチ上では強く一人ひとりに求めていきたいですし、言いたいことはピッチ上で言って解決したい。オンとオフのメリハリをつけたいですね。海外でプレーして、海外の選手を見ていて、それは凄く感じたので、そういうチームを作っていきたいです。練習の中から100%、100%以上でやっていきたい気持ちがあるので、それをできるチームにしたいです」 Q:ちょうど同じタイミングで、武藤選手、酒井宏樹選手、大迫選手がJリーグに戻ってきました。代表経験者がJリーグに戻って来るということで期待もあるが、Jリーグを一緒に盛り上げたい気持ちもありますか? 「いや(笑)俺は一番、最後だったので、俺が戻って来なくても、あの3人で十分盛り上げていたと思うので、そこは関係ないですが、ただ俺はセレッソのためにやりたい、という思いがあったので戻ることを決断しました」 Q:先ほどから「還元したいこと」の話が出ていますが、乾選手はスペインだけではなく、ドイツでもプレーして、球際や大柄な選手との対峙など色々なことを学んできたと思うが、その中で、日本サッカー界に足りないこと、Jリーグがやっていかないといけないことがあると思うのですが、具体的にどういうことが挙げられますか? 「昨日も試合を見ていましたが、やっぱりゲームスピードだったりはちょっと遅いと感じる部分があります。日本人選手はある程度分かっていることだと思いますが、球際の激しさだったりはちょっとずつでも改善しかないといけない。自分たちがそれを伝えていければいいかなと思います」 Q:来年はカタールW杯もあります。乾選手もまだそこは諦めていないと思いますが、代表への思いは? 「正直、そこは今は何も考えていないです。とにかくセレッソのために、ということだけしか今は頭にないです」

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