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【7/3 ポートFC戦】Match Preview

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≪ポートFCと中2日での再戦。前節、引き分けた悔しさを払拭する勝利を収めたい≫

タイでの集中開催、中2日で6試合が行われる今回のAFCチャンピオンズリーグ・グループステージ。セレッソ大阪が所属するグループJは、1巡目の対戦を終え、セレッソが2勝1分、勝点7で首位に立ち、2勝1敗の傑志が2位、1勝1分1敗のタイポートFCが3位と続いている。2巡目の初戦となる第4節、セレッソは、前節に続きポートFCとの一戦となる。

前節のポートFC戦は第2節から先発10人を入れ替えて臨んだセレッソ。ここまでリーグ戦でも出場機会が少ないフレッシュなメンバーがピッチに並んだ中、試合に飢えていた選手たちの気持ちが表れるように、勢いよく試合に入った。ただし、いくつかの決定機を逃していると、前半終了間際にミスから失点。後半もボールこそ握るもシュートまで遠い展開が続いたが、この状況を打破したのが、途中から入った坂元達裕と清武弘嗣。0-1で迎えた80分、坂元が清武とのワンツーでゴール前に進入、左足でシュートを決め、セレッソが同点に追いついた。敗れていれば、セレッソ、傑志、ポートFCが勝点6で並ぶ混戦模様になったことを考えると、貴重な勝点1となった。さらに、第2節まで出ていた選手の多くは体を休めることができたことも考えれば、有意義な一戦にもなった。

再びポートFCと対戦する今節は、前日会見でレヴィー クルピ監督が「違うメンバーで臨む流れが明日に向けてはある」と語ったように、第2節まで先発していた選手たちが再びスタメンに戻る予定。「リフレッシュできた。明日の試合に向けて力を注げると思う」と原川力も前日会見で抱負を述べたが、前節、プレーを回避した選手は中5日と休養も十分で今節に臨める。グループステージ首位通過を果たすためにも、前節、引き分けた悔しさを晴らすためにも、今節は勝利のみが求められる。

2巡目となる対戦は、一度対戦したことで、相手の力量や戦い方を肌で感じて臨めることも大きい。ポートFCで言えば、33番フィリップ ローラーや91番ジョン バッジョの縦への突破、セットプレーも含めた7番パコーン プレムパックのキック精度の高さなどは前節の対戦でも際立っていただけに、今節も警戒が必要だ。ポートFCはテクニックに優れた選手が多く、ボール保持にも長けている。簡単に勝てる相手ではないことは前節の対戦を通して痛感したが、最終的にはセレッソが67.7%のボール保持率を記録し、シュート数でも大きく上回った。今節もセレッソが主導権を持って試合を進める展開にはなるだろう。相手のカウンターやセットプレーに注意を払いつつ、押し込んだ状態から相手の守備を崩し、得点を重ねていきたい。

≪前日コメント≫

■レヴィー クルピ監督

「準備としてはいつもと同じです。最初の3試合、半分を終えた時点で、まずまずの成績を収められたかなと思います。6試合トータルで考えた時に、選手たちのフィジカルコンディション、ケガというのを一番考慮して、準備しています。全ての選手がこの大会で1試合でも多く出たいと思って、日々の練習から取り組んでいます」

Q:前節はスタメンを大きく変えて臨んだが、明日に向けて選手たちのフィジカルコンディションはどのような状態か?
「前節、休めた選手はしっかりとコンディションを回復することができたと思います。短期決戦、しかも中2日での試合が続くので、私が一番、心配していることはケガです。その意味でも、先日の試合でメンバーを変えることができたことは、プラスになったと思います」

Q:前節のポートFC戦で色んな研究をしたと思うが、何を学んで、明日の試合で何を生かそうとお考えか?
「一つ言えるのは、セットプレーの対策は取りたいと思います。メンバー的には、相手は分かりませんが、我々は違うメンバーで臨む流れが明日に向けてはあるので、明日の試合は前回の試合とは違う側面はあると思います」

■原川力

「いつも通り、いい準備をするだけだと思います。連戦が続くので、1分1秒、無駄にしないように、24時間を使って、少しでもいいコンディションで臨めるように準備しています」

Q:前節は休みになったが、明日の試合に向けてどのような影響があるか?
「リフレッシュできました。選手としては、毎試合に出たいのが本音ですが、休んだ分、明日の試合に向けて、より力を注げるのかなと思います」

Q:ここまで3アシストを記録するなどチームに貢献��れているが、自身にとってACLはどのような経験になっている?
「アジアでの試合というのは、五輪予選でも戦いましたが、またJリーグとは違う試合になりますし、こういう国際経験を積み重ねていく中で、自分のプレーの引き出しは増えていると思います。臨機応変さは、Jリーグとはまた違う、こういう舞台でやることで付いてくるのかなと、やっていて思います」

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