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【4/14 徳島戦】Match Review

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■試合データ(選手・監督コメント/スタッツ) https://www.cerezo.jp/matches/2021-04-14/ AFCチャンピオンズリーグの延期に伴い、前倒し開催として行われた明治安田J1リーグ第18節。セレッソ大阪は、ホームに徳島ヴォルティスを迎えての一戦に臨んだ。 3試合ぶりにレヴィー クルピ監督がベンチに戻ったセレッソ。先発は直近の第9節・アビスパ福岡戦と同じ11人が並ぶと、開始早々、決定機。藤田直之のパスを収め、大久保嘉人のパスに抜け出した豊川雄太がGKと1対1になるも、惜しくもシュートはポストを直撃した。
先制のチャンスを逸すると、試合は徳島のペースへ。セレッソは徳島のプレスに対し、思うようにボールを前に運べない。15分、高い位置でボールを奪われ、ショートカウンターを受けると、宮代大聖に決められ、先制を許した。 徳島のプレスに苦しむセレッソだったが、33分、進藤亮佑のフィードに大久保が抜け出してチャンスを作ると、直後の34分、藤田のロングスローを進藤がヘディングで合わせて同点に追い付いた。今節がJ1通算100試合目となった進藤にとって、嬉しいセレッソ加入後初ゴールとなった。
後半開始から、レヴィー クルピ監督は大久保に代えて加藤陸次樹、西川潤に代えて中島元彦をピッチへ送る。49分、丸橋祐介のCKから加藤がヘディングで合わせたが、わずかに枠を外れた。 もっとも、後半も徳島ペースは変わらない。セレッソは再三、チャンスを作られたが、GKキム ジンヒョンが好守を見せ、ディフェンスラインも粘り、最後は割らせない。すると、65分、FKから決定機。中島のキックから中央でこぼれたところを加藤がシュートも、GKのビッグセーブに遭い、惜しくもゴールならず。72分には松田陸のクロスに豊川が合わせてシュートを放つと、74分にも、松田陸の思い切ったミドルシュートが徳島ゴールを脅かす。試合は徐々にセレッソへ傾くと、79分、FKの混戦から、途中出場の松本泰志がシュートを放ったが、ポストに弾かれた。
65分、清武に代わって左サイドハーフに入り、セレッソ加入後、初出場を果たした松本。試合後は、「いつ出番が来てもいいように準備してきました。シュートはポストでしたけど、ああいうところを決めないと残っていけないと思うので、次は結果を出せるように頑張ります」と“デビュー戦”を振り返った。 試合の主導権は握られつつ、守備で耐えてセットプレーからチャンスを作ったセレッソ。勝点1が濃厚かと思われた90分、思わぬ形で試合は動いた。セレッソのアカデミー出身、この試合に特別な気持ちを入れて臨んでいた徳島の岸本武流の右サイドからのクロスに対し、西尾隆矢のクリアがミスとなり、オウンゴールに。それまで奮闘を続けていた西尾にとっては悔やまれるプレーが決勝点となり、セレッソが1-2で敗戦。ショックが残る結末となったが、中3日で迎える第10節もホーム。次こそ勝利で飾り、サポーターとともに喜びを分かち合いたい。

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