【3/13 横浜FC戦】Match Preview

≪今季初の連勝を目指して挑む今節。中2日のアウェイを総力で乗り越えたい≫

逆転勝利で連敗を2で止めた前節の清水エスパルス戦から中2日。明治安田生命J1リーグ第4節。セレッソ大阪は、敵地に乗り込み、横浜FCと対戦する。

開幕戦以来のホームとなった前節は、開始5分、ミスから失点する嫌な流れでスタートしたが、集中力を切らすことなく立て直すと、22分、CKから西尾隆矢が自身J1初となるゴールを決めて同点に追いつく。後半も立ち上がりは清水の攻勢に遭うが、選手交代も含めて流れを引き戻すと、84分、坂元達裕の左足インスイングでのクロスをファーサイドで合わせたのは清武弘嗣。抑えの効いたボレーシュートを叩き込み、勝ち越しに成功した。試合終了間際には、自身が獲得したPKを加藤陸次樹が外してしまう場面もあったが、キャプテンに生まれた待望の今季初ゴールが決勝点となり、今季2勝目を手にした。

チームは現在、開幕から4試合中3試合を同じスタメンで臨むなど、メンバーを固めて連係の向上を図っている最中。前節の失点時のように、まだまだ細かなパスのズレも見られるが、得点シーンなど、互いの意図がかみ合ったパスワークから相手を崩す場面も増えている。攻守においてさらに成熟させ、より強固なチームになっていきたいところだが、今節は7連戦の5試合目。前節から中2日のアウェイということを考えても、コンディションをどう考えるかはポイント。出番に飢えた、フレッシュな選手の起用があるかにも注目したい。

対戦相手の横浜FCは、開幕3連敗と調子は上がっていないが、下平隆宏監督の下、ボールを大事に後ろからつなぐサッカーは洗練されており、補強により戦力の厚みも増している。前節は、前々節から先発9人を入れ替えるなど、過密日程の中、ローテーションでチームの活性化も図っている。今節は再びフレッシュな選手が出てくると思われるだけに、フィジカル面でも負けないようにしたい。また、試合当日は悪天候の予報もあるだけに、より集中力を高く保ちたい。場合によっては、ピッチ状況に合わせたプレーも求められる。

前節の勝利で勝敗を五分に戻したセレッソ。今節は、今季初の連勝、アウェイでの勝利を目指して挑む一戦になる。ここからさらに勝利を積み重ね、より上位を目指していきたい。

≪前日コメント≫

■レヴィー クルピ監督

Q:現在はメンバーを固めて連係を高めている最中だと思うが、今節は7連戦の5試合目。中2日のアウェイでもあり、多少の入れ替えはありそうか。
「いま、考えているところです。おっしゃるように、連戦で、試合と試合の間隔も短い。そうなると、ケガの可能性も高まるので、選手たちのコンディションはしっかり把握しながら、どういうチームで臨むか考えているところです」

Q:現状、控え選手たちのコンディションについては?
「試合に直接、関わっていない選手たちのコンディションも、決して悪くありません。状態は一人ひとり違いますが、練習試合を重ねながら、コンディションは上がってきています」

Q:開幕から西尾隆矢選手を継続して起用している理由について
「若いながらも安定したプレーを続けていることが、起用している理由です。アユム(瀬古歩夢)も含めて、若いですが、非常に将来性があります。彼らがいいプレーを続けている間は、彼らを試合に送り続けたいですし、試合に出るか出ないかは、私次第というより、彼ら次第かなと思います」

Q:横浜FCで警戒する選手、注意したいポイントは?
「対戦相手の選手についてのコメントを試合前日にすることは難しい。そこは了承していただきたい。もちろん、試合も分析して、いい選手がいることも分かっています。相手も当然、我々に対する対策を立ててくると思いますが、いずれにしても、私たちは勝利のみを目指して戦います」

■西尾隆矢

Q:試合ごとにピッチで大きく見えるが、実際の身長や体重も伸びている?
「今は、身長は183くらいで、体重も83か4くらいはありますね。体重に関しては、(意図的に)増やしている部分もあります。どこが一番、動きやすい体重なのか、見極めています。僕自身、フィジカルは特長だと思っているのですが、そこで負けたくない。外国籍選手と対戦するときは対人が重要になるので、もっと強くなりたい。今は連戦なので多くはできませんが、ウェイトトレーニングも間、間でやっています。体重はもう少し増やせるかなと思います。ただ、あまり増えすぎても動きに支障が出ると思うので、自分の中で調整しながらやっています」

Q:試合の強度はJ3より遥かに上がっていると思うが、現在の連戦を戦う上で、コンディション維持で気にかけていることは?
「体に関しては、ユース時代から少し痛めていた箇所については昨年からずっとケアしながらやっていますし、コンディションの維持も(J3で戦っていた)昨年と変わらずやれています。連戦でも、特にしんどさはないです」

Q:瀬古歩夢選手とのCBコンビについては、年代も近いということもあり、試合ごとの修正などもコミュニケーションは取りやすい?
「そうですね。アユムとはアカデミーの頃からずっと一緒にやっていて、喋りやすい。それにアユムはずっとJ1でもプレーしているので、(相手選手の特長などを)僕にも伝えてくれる。毎試合、反省点も話し合っているし、すごく分かりやすく教えてくれます。周りの先輩方も僕にコーチングして下さっているので、試合の中で、やりやすい状況にあると思っています」

Q:試合中の落ち着きが19歳には見えないが、試合の中でのメンタルの持ち方は工夫している?性格的なモノ?
「性格的に、あまり緊張はしません。僕自身、落ち着いた感じになっているか分からないですが、周りから『落ち着いているね』と言われることは多いです。自覚はないですが(笑)」

Q:海外でプレーしている選手も含め、同世代のCBの選手は意識しますか?
「同じポジションだけではなく、J1でプレーしている同世代の選手を意識していないと言えばウソになりますけど、そこまで意識はしていません。ただ、アユムは、近くにいて、ずっと一緒にやってきた大きな存在なので。それにアユムだけではなく、チームにはCBにいい選手がたくさんいるので、負けたくないというより、自分が持っていない、他の選手のいいところを吸収して、力に変えていきたいと思っています」

2021明治安田生命J1リーグ 第4節 横浜FC 4 - 1 2021明治安田生命J1リーグ 第4節