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【2/27 柏戦】Match Preview

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≪いよいよ開幕するJ1リーグ。幸先良いスタートを切るべく、ホームで柏撃破を目指す≫


いよいよ開幕する2021年の明治安田生命J1リーグ。今季は全20チームで争う頂点への道。セレッソ大阪は、ホームのヤンマースタジアム長居に柏レイソルを迎えての一戦から始まる。

今季を迎える上での大きなトピックが、レヴィー クルピ監督が8年ぶり4度目の指揮を執ること。過去3度の監督時代は、選手個々が持つ良さを引き出しながらチームに“前へ”の意識を浸透させ、攻撃力の高いチームを作り上げた。「シュート」や「ゴール」にこだわる姿勢も強く、何より「勝利」を貪欲に追い求める姿も印象的だった。実際、宮崎キャンプでの指示も日を追うごとに熱を帯び、開幕戦の翌日には68歳の誕生日を迎えるが、その闘志は以前と何ら変わっていない。試合前日の会見では「チームの仕上がりに手応えはあります。選手たちのレベルも私が期待していた通り、高いレベルにあります」と落ち着いた表情で話した。もっとも、「問われるのは、公式戦で何が出せるか。それが大事」と強調することも忘れない。


昨季の主力をベースに少しずつ新加入選手も融合させながら進められた宮崎キャンプだが、そこから非公開で行われた舞洲に戻ってきてのトレーニングで、さらなるベースアップが図られた様子。開幕を控えたチームの様子について、「順調に来ていると思います。明日は、より攻撃的なセレッソを見せることができると思います」とキャプテンの清武弘嗣が伝えれば、15年ぶりにセレッソに復帰した大久保嘉人も、「全員がいい形で開幕を迎えることができたと思います」と納得の表情で話した。いよいよ始まる新シーズンに、監督、選手の誰もが期待に胸を高鳴らせている。


もっとも、クルピ監督と旧知の仲であるネルシーニョ監督が率いる柏レイソルは、チームとしてすでに戦術的な基盤はできており、攻守に規律正しく、球際にも強い。元セレッソの山下達也らが統率する守備をどう崩していくか、セレッソとしては早速、問われる試合であり、守備に関しても、柏の背番号10・江坂任や、ストライカーの呉屋大翔、突破力とシュート力があるク���スティアーノらには十分に警戒が必要だ。

過密日程のシーズン序盤戦をいい形で進めていくためにも、開幕戦が持つ意味は大きい。チーム、選手、サポーターが一体となり、“新生・セレッソ”の船出を勝利で飾りたい。

≪前日コメント≫

■レヴィー クルピ監督

Q:開幕戦を明日に控えた気持ちは?
「厳しい世界情勢の中でも、無事、開幕を迎えられることに喜びがあります。いよいよ明日から始まるなと。この1年、期待できるシーズンになると思うし、期待に応えないといけないと思っています。明日の開幕が楽しみです」

Q:チームの仕上がりはいかがですか?
「ブラジルで良く言われる言い方ですが、『練習は練習、試合は試合』だと。我々にとって問われるのは、公式戦で何が出せるか。それが大事です。今までキャンプを通して手応えは十分あります。選手たちのレベルも私が期待していた通り、高いレベルにあります。ただ、本当の評価は明日から始まる公式戦で何が出せるか。明日、選手たちには、公式戦の中で輝いて欲しいなと思います」

Q:試合の翌日が68歳の誕生日になりますね。
「おかげさまで、日曜日に68歳になります。明日の開幕戦で勝利を掴むことができれば、僕にとって何よりのプレゼントになるのかなと思います。皆で勝利を分かち合って、翌日に誕生日を迎えることができれば、幸せな1日になると楽しみにしています」

■清武弘嗣

Q:開幕戦を明日に控えた気持ちは?
「もう試合か、という感じはします。始動からここまで、早かったなと思います」

Q:チームの仕上がりはいかがですか?
「順調に来ていると思います。明日は、より攻撃的なセレッソを見せることができると思います。シュートを打つ意識や前に向かう意識は上がってきていますし、みんな積極的で、そこはポジティブに捉えています」

Q:前に向かう意識が上がった分、守備のリスク管理や切り替えについては?
「守備への切り替えの速さは意識していますし、そこは速くなったと思います。ただ、守備のやり方としては、この4年間で積み上げてきたモノもあるので、そこはベースとして崩していません。切り替えの速さは変わったとしても、守備のやり方は特に変わ��ません」

Q:柏レイソルの印象は?
「今年のチームの映像は見ていないので、どういう形で来るか分かりませんが、攻守の切り替えが速く、人に人に(プレスをかけて)来るチーム。そこはうまくチーム全体ではがしながら攻めていきたいですし、セットプレーにも注意しながら戦いたいと思います」

■大久保嘉人

Q:開幕戦を明日に控えた気持ちは?
「いいキャンプもできたし、ようやく開幕だなという感じですね」

Q:自身のコンディションも順調ですか?
「そうですね。ケガもなく、ここまで全てのメニューをこなせて、体調もかなりいいので、いい感じで開幕まで来たかなという感じです」

Q:チームとしては、どう開幕を迎えられた印象ですか?
「雰囲気はいいですし、いい形で開幕戦に入っていける手応えはあります。キャンプでは(メンバーを)固めてやっていましたが、キャンプが終わってからは、全員が混ざりながらやることも多く、それぞれの選手の特長をみんなが把握できたと思います。全員がいい形で開幕を迎えることができたと思います」

Q:前への意識はチームとしても高まっている?
「監督も『前への迫力を出すこと』を常に言われていますし、キャンプからずっとやってきました。攻撃的なサッカーを見せられるのではないかと思います」

Q:試合でどういう役割を果たしていきたいですか?
「出るときのチームの状況にもよります。勝っているときはバランスも見ながら追加点を狙い、負けているときはガンガン、ゴールに向かいます」

≪柏レイソル戦 特設ページ≫

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