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【Match Review 札幌戦】堅い守備に、相手の裏を突く攻撃で3得点。敵地で快勝を収め、3連勝を達成

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■試合データ(選手・監督コメント/スタッツ) https://www.cerezo.jp/matches/2020-12-05/ 北海道コンサドーレ札幌のホームに乗り込んだ今節。上位を追撃する3連勝を懸けて臨んだセレッソ大阪は、前節から先発を1人変更。丸橋祐介に代えて瀬古歩夢を送り、明確に3バックの布陣でスタートした。 立ち上がりは札幌に押し込まれる展開が続いたセレッソ。3分には、右からのクロスにジェイがヘディング。際どいコースに飛んできたが、GKキム ジンヒョンが今節もビッグセーブでゴールは許さない。以降もセレッソは自陣でしのぐ時間が続いたが、「気持ち的には問題なくやれていた」(木本恭生)と慌てることなく無失点で耐える。飲水タイム明け、松田陸の位置を高めると、徐々に札幌のハイプレスをかいくぐり、敵陣に進入し始める。
32分、坂元達裕のクロスにブルーノ メンデスがヘディングで合わせてゴールを脅かすと、34分には坂元がゴール前でこぼれ球を拾ってミドルシュート。35分にも、坂元のパスを受けたブルーノ メンデスがシュート。ゴールの匂いが漂い始めた40分、先制に成功した。高い位置で奥埜博亮が相手のパスをカットし、清武弘嗣が素早く縦に付ける。坂元が潰れて松田へパスを送ると、松田が狙いすました正確なクロスにブルーノ メンデスがヘディングで合わせ、ネットを揺らした。
調子を上げてきた背番号20の2試合連続ゴールで優位に立ったセレッソは、後半も相手の背後を突いて攻勢に出る。53分、松田が裏に抜け出してGKと1対1になりかけた場面では、戻ってきたDFに防がれシュートに持ち込めなかったが、54分に追加点。裏に走ってフリーになった清武へ、藤田直之が絶妙なパスを送ると、清武がワントラップから美しいシュートを叩き込み、リードを広げた。60分にもセレッソに決定機。スローインの流れからサイドのスペースに進入したブルーノ メンデスがシュート。ただし、ここはGKの好セーブに遭い、こぼれたボールもギリギリでDFにクリアされた。
良い流れで試合を進めていたセレッソだったが、65分、一瞬の隙を突かれて失点。札幌に左サイドから右サイドへと展開され、左右に振られると、右からのクロスに中でジェイに合わせられ、1点を返された。直後にもピンチを迎えたが、松田が戻ってシュートを打たせず、事なきを得る。流れを変えるべく、76分、ロティーナ監督は豊川雄太と丸橋祐介を同時投入。すると、4分後、木本のキックに反応して裏を取った豊川がDFを振り切り、中央へラストパス。ブルーノ メンデスが押し込み、セレッソが再び2点差とした。
3-1としてからは、余裕を持った試合運びが可能となり、以降は札幌にチャンスは作らせず、試合をクローズ。札幌の攻勢の時間帯をしのいだ守備、相手のプレスをかいくぐってチャンスを量産した攻撃。「準備してきたことが出せた」(ブルーノ メンデス)充実の内容を披露したセレッソが敵地で快勝を収め、3連勝を達成した。

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