【Match Preview 横浜FC戦】公式戦9連戦のスタート。J1では初対決となる横浜FCを凌駕し、勝点3を掴みたい


変則的なシーズンとなっている今季。コロナ禍による中断があったため、再開後は、とにかく試合が続く。記録的な猛暑の中での連戦。チーム、選手は非常にタフな期間を過ごしたが、前節まで続いた公式戦7連戦を、セレッソ大阪は5勝1分1敗の好成績で終えた。

リーグ戦では、前々節は首位の川崎フロンターレに2-5で敗れるも、「もう一度、引き締め直して臨んだ」(松田陸)前節の仙台戦では、先制後、一度は追いつかれる展開も、再びリードを奪う力強い姿をホームで披露。リバウンドメンタリティーを発揮し、見事に勝ち切った。仙台戦後は、久々に2日間のオフ。「疲れが溜まっている選手もいたので、我々にとってはいいオフになった」とロティーナ監督も話すように、今節に向けて束の間の休息を取り、傷めた体を休めることができた。


迎える今節は、横浜FC戦。J1リーグでは初対戦となるカードだが、J2での対戦では、セレッソにとってアウェイでは3勝5分と負けがない。とは言え、「引き分けもいらない。全ての試合で勝点3を目指して戦っていきたい」と清武弘嗣も断言するように、今季、リーグ優勝を目標に掲げるセレッソとして、今節、目指すのは勝点3のみ。横浜FCは3連勝中であり、若い選手に躍動感も見られるが、選手層、チームとしての地力で相手を凌駕したい。

試合の中で一つのポイントになりそうなのが、セレッソの右サイド、横浜FCの左サイド。前節、ともに得点した坂元達裕と松尾佑介(横浜FC)、両チームにとって売り出し中のドリブラーが陣取るこのサイドは、ホットスポットになるだろう。彼らを支えるサイドバックのプレーも重要になり、「相手の良さを消しながら、自分たちの良さを出していくことが大事。タツと話し合いながら、いい関係でやっていきたい」と松田も話す。


今節から再び連戦がスタートし、今回は前回を上回る9連戦が待っている。今節から中2日でJリーグYBCルヴァンカップのプライムステージも控えており、セレッソにとっては今季を占う、非常に重要なシリーズになる。「9月の連戦でも、チームの勝ちにつながるような活躍をしたい」と抱負を述べるキャプテンの清武を筆頭に、選手個々が持てる力を存分に発揮し、チームの総力を結集させ、戦い抜いていきたい。
■ロティーナ監督

Q:前節を終えて、久々にオフが2日間あったが?
「貴重な2日間のオフでした。8月は試合も多く、疲れが溜まっている選手もいたので。9月はまた過密日程が待っており、我々にとって、いいオフになりました。試合に向けても準備期間があり、回復も含め、次の試合に向けた準備もしっかりとできました」

Q:ロティーナ監督自身、横浜FCとは対戦経験もあるが?
「対戦経験はありますが、その時とは監督も代わり、また違うチームになっています。昨季、素晴らしいシーズンを送って昇格し、今季も素晴らしいシーズンを送っています」

Q:横浜FCは若い選手に躍動感があり、中でも松尾佑介選手が好調だが?
「今の結果が出ているのは、いい選手がいる証拠。前線には、興味深い選手が揃っています。(松尾は)スピードがあって、クオリティーがある。今年のJ1でサプライズになっていると思います。我々は常に相手の特長を掴む準備をしていますが、(特定の選手を警戒するというよりも)我々のいつものやり方で、守備をしっかりすることが大事です」

■清武弘嗣

Q:今季は連戦が特徴。前節までの公式戦7連戦を戦い終えての感想と、チームとしての手応えは?
「意外と連戦の方が良かったりします。うまくいかない試合があっても、すぐ次の試合で修正できる。1週間空くと、僕の性格としては、いろいろ考えてしまう。チームとしても、試合が続いていた方がコンディションも良さそうで、全員で戦った8月だと思います」

Q:個人としてのパフォーマンスについて。今季は得点に関わる回数も多いが?
「今、2得点4アシストという結果は付いているので、数字的にはまずまずかなと思います。ゴールに関わる回数を今年は増やしたいと思っているので、9月の連戦でも、チームの勝ちにつながるような活躍をしたいと思います」

Q:今節に向けて
「今季は優勝しか目指していないので、1試合も落とせる試合はありません。正直、引き分けもいらない。全ての試合で勝点3を目指して戦っていきたいと思います。横浜FCには、警戒しないといけない選手もいますが、僕たちには経験もあるし、チームの完成度は僕たちの方が上だと思うので、いつも通り、集中して試合に臨みたいです」

■松田陸

Q:今年は連戦が特徴。前節までの公式戦7連戦を戦い終えての感想は?
「正直しんどかったですが、勝ち続けられたので、いい流れで、いい状態で試合ができました。(前々節の)川崎フロンターレ戦には負けましたが、すぐに切り替えて、(前節の)ベガルタ仙台戦を勝ち切ることができたことは大きかった。連敗しないことは強いチームの条件。川崎戦は、ここまであまり失点しなかった中で5失点して、もう一度、引き締めないといけないと全員で話をして、仙台戦に臨めました」

Q:今節、対面する横浜FCの松尾選手は得点にも絡んでドリブルにも鋭さがある。サイドの攻防はポイントになりそうだが?
「そうですね。ポイントになると思います。これまでもサイドではいい選手と対戦してきましたが、相手の良さを消しながら、自分たちの良さを出していくことが大事。今、タツ(坂元達裕)はセレッソのストロングポイントなので、どれだけタツに、いい状態でボールを入れるかも僕の仕事。タツと話し合いながら、いい関係でやっていきたいと思います」

2020明治安田生命J1リーグ 第13節 横浜FC 2 - 1 2020明治安田生命J1リーグ 第13節