【Match Preview 仙台戦】再スタートの一戦。公式戦4試合ぶりのホームで、サポーターと勝利の瞬間を迎えたい


記録的な猛暑に見舞われている灼熱の日本列島。その中で行われた8月、真夏の7連戦も、いよいよ今節がラスト。現在、暫定2位に付けているセレッソ大阪としては、上位に食らい付いていくために、今節はホームでの必勝戦となる。

JリーグYBCルヴァンカップ第3節・ベガルタ仙台戦、J1第10節・柏レイソル戦に続くアウェイ3連戦の3戦目となった前節の川崎フロンターレ戦。首位との勝点差を詰めるべく挑んだセレッソだったが、結果は2-5で完敗。試合の入りは良く、ブルーノ メンデスの公式戦3試合連続ゴールで先制したが、FKとPKにより前半の内に逆転されると、後半も瀬古歩夢の追撃弾も実らず、3失点を喫し、試合終了の笛を聞いた。

川崎戦から2日後、「前節の負けはかなり悔しい」と率直な思いを吐露した奥埜博亮だが、「試合はどんどん来るので、勝っても負けても、一喜一憂しないことも大事。次の試合に向けていい準備をして、今節は勝点3を取りたい」と話す。川崎戦での敗戦を今後の糧にする考えを示したのは柿谷曜一朗。「もっと成長していかないとアカンと思い知らされた。次、また川崎とやる時は、こういう結果にならないように、これからもっと、自分たちのサッカーを一つでも二つでもレベルアップさせたい」と誓う。


選手一人ひとり、川崎戦から受けた思いを胸に臨む今節は、セレッソにとって再スタートとなる一戦だ。相手はベガルタ仙台。11日前、ルヴァンカップで対戦したばかりだが、「あの試合から、今節に対して何か結論を出せることはありません」とロティーナ監督も話すように、試合は別モノだと考えた方がいい。仙台はあの試合、直前のリーグ戦から先発11人を代えて臨んでおり、「今節は、ルヴァンカップとは先発もほとんど代わると思う」と奥埜。「(今節、出る)選手の特長をしっかり把握して戦うことが大事」と、古巣戦を見据える。


セレッソとしては、攻守に適切なポジションを取り、試合をコントロールしながら運んでいく自分たちのスタイルを取り戻し、前節5失点の守備の修正を図りつつ、公式戦3試合連続ゴール中のブルーノ メンデスを中心に決定力を高めていきたい。リーグ戦では7試合ぶりの敗戦となった前節からのリバウンドメンタリティーを発揮し、公式戦4試合ぶりとなるホームで、試合後にサポーターと喜びを分かち合いたい。
■ロティーナ監督
Q:前節の敗戦から中3日と準備期間は短いが、今節に向けて必要なことは?
「全ての試合は異なります。また次の試合は異なる展開になると思います。選手に話したのは、フロンターレ戦で何が起きたのか、ということ。これから上位争いをするために、成長し続けていくことが重要だという話もしました」

Q:前節、起きたこととは?
「選手たちに話したことは、前半は全体的に素晴らしい内容だった、ということ。ただ、二つのエラーの代償が大きかった。我々のエラーを相手は得点につなげた。後半も、最初の15分、20分以外は盛り返すことができた。自分たちのやるべきことができた。強い相手に対しては、エラーの代償は大きくなる。(前々節の)柏戦でも多くのエラーはあったが、それが失点につながらなかった。前節は、失点につながった。相手が強くなればなるほど、エラーの代償は大きくなる、という話をしました」

Q:今節の相手、ベガルタ仙台とは、ルヴァンカップ第3節でも戦ったが?
「あの試合から何か言えることはほとんどありません。というのも、彼らは(リーグ戦から)メンバーを大きく代えていたから。我々も代えていました。あの試合から、今節に対して何か結論を出せることはありません」

■奥埜博亮

Q:リーグ戦としては7試合ぶりの敗戦となった前節を振り返って
「前半は前から奪えた部分もあって、ビルドアップも含めて、チームとして連動して戦えた部分はありました。崩されてのピンチもあまりなかった。ただ、前半の強度を後半も保てなかったことは課題。相手もハーフタイムで修正してきた中で、そこに対応することも大事ですし、フレッシュな選手が出てきた中で、その勢いを止めることができませんでした」

Q:前節から中3日と準備期間は短いが、今節に向けて必要なことは?
「前節の負けはかなり悔しいですが、すぐに試合は来ます。一つずつ勝点を積み上げていくしかない。勝てば嬉しいし、負ければ悔しいですが、試合はどんどん来るので、勝っても負けても、一喜一憂しないことも大事。次の試合に向けてどれだけいい準備ができるか。いい準備をして、今節は勝点3を取りたいです」

Q:仙台とはルヴァンカップ第3節でも対戦しましたが、今の仙台をどう見ていますか?
「しっかり自分たちでボールを握りながら、ということにチャレンジしていると思います。ルヴァンカップとは先発メンバーもほとんど代わると思うので、選手の特長をしっかり把握して戦うことが大事です」

■柿谷曜一朗

Q:8月の連戦では、多くの選手がプレーしながら戦い、勝ち抜いてきたが?
「試合がいっぱいあったので、全選手にチャンスがあるという意識でみんな練習にも取り組んでいました。こういう連戦が続く時こそ、チーム力が大事だと思っていたし、誰が出てもしっかり勝つことを意識して戦えた1ヶ月だったと思います」

Q:前節は悔しい結果になりましたが、この試合を今後にどう生かしていきたい?
「昨季から積み上げてきたことを、どういう状況、どういう試合展開でも90分間やり通すことは、ある程度、自分たちも自信になっていました。成熟した試合運びができてきた、という自信もありました。常に改善点を見つけながら次の試合に臨めたからこそ、成長できたと思うし、勝つことによって、自分たちが貫いていることが表現できている自信にもなっていました。完成したわけではないけど、自分たちのやり方に自信を持っていたところで、川崎のような質の高いサッカーをやる相手に、しっかりやられた。でも、それは逆に良かったと思う。もっと成長していかないとアカンと思い知らされた。次、また川崎とやる時は、こういう結果にならないように、これからもっと、自分たちのサッカーを一つでも二つでもレベルアップさせたい。先制した後、川崎の攻撃をしのいで、しのいで勝つことも大事だったかも知れないけど、今回やられたことで、選手一人ひとりがまたギアを上げて練習に取り組めると思う。優勝を諦めたわけでもないですし、しっかりやっていきたいです」

Q:アウェイが続いた中で、久しぶりのホームとなる今節に向けて
「勝っても負けても、浮かれたり落ち込んだりする時間がないくらい、試合は詰まっています。1試合1試合、リーグ戦もカップ戦も自分たちにとっては大事な試合。1試合1試合、しっかり準備して、勝てるように臨みたいです」

2020明治安田生命J1リーグ 第12節 ベガルタ仙台 2 - 1 2020明治安田生命J1リーグ 第12節