【Match Preview 川崎戦】9連勝中の首位との対峙。“ストップ・ザ・フロンターレ”を果たし、勝点差を縮めたい


JリーグYBCルヴァンカップ第3節・ベガルタ仙台戦、J1第10節・柏レイソル戦と、中2日で続いたアウェイ2連戦を、それぞれ3-0、3-1で勝利したセレッソ大阪。多くの選手が出場しつつ、攻守が噛み合い勝利を得たことで、チームの総合力は確実に増した。

実り多き1週間を経て、今週は8月の7連戦、最後の週。今週が終われば、次節まで1週間空くだけに、もうひと踏ん張りしたい。タフな激闘となった柏戦から中3日。再びアウェイで迎える今節の相手は川崎フロンターレ。「順位表を見れば、多くを語る必要はない」とロティーナ監督も語るように、川崎はリーグ再開後に破竹の9連勝を達成。ここまで10試合で奪った勝点は28と首位を独走している。

圧倒的な得点力も誇る相手に対し、セレッソとしてまずポイントになるのが守備。川崎は元々パスワークに優れているチームだが、今季はレアンドロ ダミアンがフィットしたことでクロスからの迫力も増し、現在、公式戦4戦連発中のルーキー三笘薫のドリブルも脅威。新たな武器が増えているだけに、セレッソとしては一瞬たりとも気が抜けない展開が続く。また、交代枠5人をフル活用することで、試合中の質と強度を保ち、ギアも上げてくるため、試合の中盤から終盤にかけての時間帯での集中力と耐久力も問われる。

川崎は守備への切り替えも速く、前線からプレスをかけてくるシーンも多いだけに、セレッソとしては、ここをかいくぐり、得点への道筋を付けていきたい。選手個々を見れば、ブルーノ メンデスが公式戦2戦連発中で、柿谷曜一朗、高木俊幸はルヴァンカップ第2節でゴール、西川潤も前節プロ初ゴールを決めており、鈴木孝司や都倉賢も含め、競争力は高まってきた。前節の交代時に腿裏を抑えていた清武弘嗣も、「回復して、いい状態にある」(ロティーナ監督)とのことで、今節に向けてチーム一丸で挑めることは朗報だ。

全国的に記録的な暑さに見舞われている今年の日本列島。その中で、7連戦の6試合目。疲労の蓄積も懸念されるが、今節は首位との勝点差を縮める絶好のチャンス。17年のルヴァンカップ決勝以降、川崎戦は公式戦4連勝を含む6戦負けなしという相性の良さも自信に変えて、“ストップ・ザ・首位”を果たしたい一戦となる。
■ロティーナ監督

Q:前節の柏レイソル戦は暑い環境の中、タフな試合になったが、選手のコンディションは?
「確かに湿度が高く、今季一番、暑さを感じた試合でした。ボールが持てない時間も長く、守備で走らないといけない時間も増えました。何人かの選手は疲れた状態で試合を終えましたが、全員、いい回復をしていると聞いています」

Q:交代後に腿裏を抑えて担架で運ばれた清武選手の状態は?
「(交代した時は)疲れにより痙攣していたようですが、しっかり回復して、いい状態にあります。フィジカルコーチ、トレーナーの協力によって、いい回復をして、プレーできる状態にあります。試合まで時間があるので、(起用法は)明日また決断したいと思います」

Q:今節の川崎フロンターレ戦に向けて
「10試合を戦い終えたこの時期の順位表は、意味を持ちます。順位表を見れば、川崎について、多くを語る必要はありません。組織的で、質の高い選手が揃っています。さらに、選手層も厚い。今季のリーグ戦は、選手層が大きくモノを言います。柏戦は、プレーに臨む姿勢、戦う姿勢は評価していますが、少し運もありました。川崎に勝つためには、柏戦より、いいプレーをしなければいけません」

■レアンドロ デサバト

Q;前節の柏レイソル戦は、暑い中で守備の時間も長い、タフな試合になったが?
「非常に難しい試合でした。その中で、立ち上がりに点が取れたことが良かったです。相手も強かったですが、自分たちが積み上げてきたモノは発揮できたと思います。アウェイでの難しい試合で勝点3を取れたことは大きいです」

Q:今節も、攻撃力が高い川崎フロンターレが相手だが?
「フロンターレも調子がいいですし、FWにも素晴らしい選手が揃っています。ただ、僕たちもそういう相手にも負けない準備をしてきたので、楽しみな試合です。相手のサッカーをやらせず、自分たちのサッカーができれば、勝つこともできると思います。前節と同様、難しい試合になるとは思いますが、僕たちも積み上げてきたモノはあるので、アウェイですが、しっかり勝って、帰りたいと思います」

■マテイ ヨニッチ

Q:前節の柏レイソル戦は、守備の時間も長く、仕事量の多い試合になったが?
「厳しい試合になったことは間違いないです。5分で先制できたことは良かったですが、その後はずっと攻められていたので、ディフェンスとしては気が抜けない時間が続きました。いいストライカーも多く、気を付けないといけない選手が大勢いました」

Q:同じく攻撃力の高い川崎フロンターレが相手となる今節に向けて
「川崎のプレースタイルも柏と似ていて、攻撃に人数をかけてきます。ボックス内にもたくさんボールを入れてきます。自分としては、ゴールを守らないといけないところは守って、全力でプレーします。川崎はいいスタートを切っています。難しい試合になるとは思いますが、試合前から負け腰で挑みたくはありません。試合をやるからには、相手のホームでも勝ちにいきます」

2020明治安田生命J1リーグ 第11節 川崎フロンターレ 2 - 5 2020明治安田生命J1リーグ 第11節