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【Match Preview】高度な頭脳戦と、激しい肉弾戦。戦術とフィジカルがぶつかり合う、絶対に負けられない“関西ダービー”

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リーグ戦再開後、アウェイでは初の有観客試合となった前節。セレッソ大阪はサンフレッチェ広島に2-1で競り勝ち、連勝が3で止まった後の重要なゲームをモノにした。

前々節の名古屋戦と同様、立ち上がりからしっかりボールを回して主導権を握ると、この時間帯に先制できたことが大きかった。鋭い切り返しと突破から相手のオウンゴールを誘発した坂元達裕は、「切り返しは自分の武器。クロスもいいところに行って、ゴールにつながって良かった」とニンマリ。後半開始早々には、藤田直之に加入後初ゴールも生まれた。「1年半くらいかかったけど…」と苦笑しつつ、「前から連動した守備で奪って、チームのコンセプトを発揮できたので、良かったと思う」と、こちらも納得の表情だ。終盤は押し込まれる時間帯もあったが、GKキム ジンヒョンのビッグセーブも飛び出し、リードを死守。最後まで息の抜けないゲームを見事に勝ち切った。


迎える今節。中3日でホームに迎える相手はヴィッセル神戸。昨年は開幕戦で激突し、1-0で勝利するも、アウェイでは0-1で敗れている。2試合で失点は『1』に抑えているが、アンドレス イニエスタを中心とした攻撃陣は脅威だ。今季はダビド ビジャ、ルーカス ポドルスキといった名手が抜けたが、昨季、清水エスパルスでリーグ戦14得点を挙げたドウグラスが加入した。昨年、日本代表に選出された古橋亨梧も2試合連続ゴール中と好調で、セレッソとしては、今節は守備での連動性、耐久力が問われる試合にもなる。

もちろん、セレッソも現在のチーム状態はいいだけに、十分に勝つチャンスはある。今季は開幕から全試合、先発フル出場を続けているレアンドロ デサバトも、「難しい試合になることは間違いないが、我々が思うような試合を運べるように、ここ数日トレーニングをしています。それを、しっかりとピッチで発揮したいと思います」と自信を覗かせる。


今節は、ボール保持、ボール非保持の両局面で、高度な戦術的駆け引きが繰り広げられる頭脳戦にもなりそうだが、「最後の最後は、目の前に負けないとか、根源的な部分が結果を左右するのかなと思います」と古巣戦となる都倉賢も話すように、“関西ダービー”として、互いの今季の目標に向け���、相手に負けたくない思いがピッチでぶつかり合う激しい試合になることは間違いない。


リーグ再開後、ホームでの有観客試合2試合目となる今節。上位を争うライバルをホームで叩き、試合後にサポーターと喜びを分かち合いたい一戦だ。
■ロティーナ監督

Q:今節の相手、ヴィッセル神戸の印象について
「彼らが素晴らしいメンバーを揃えていることは誰もが知っています。昨季は天皇杯、今季はゼロックススーパーカップを獲得しています。とてもクオリティーの高い選手が揃っており、常にライバルチームに最大限(の力を発揮しないと勝てない)のプレーを要求してきます。オフェンシブなクオリティーの高さが、相手チームにそうさせます」

Q:そのようなオフェンシブなチーム相手に、どういう試合を見せたい?
「昨季の2試合は参考になります。その試合もしっかりと分析して、自分たちのやるべきことを確認していきたいと思います」

Q:中3日での連戦。神戸の先発は読みづらい部分もあるが?
「彼らがどういうメンバーで来るかは分かりません。厳しいスケジュールの中で、各チーム、どう乗り切るか対策をしていると思います。先発を変えてくるチームもあれば、そうではないチームもあります。我々は、自分たちのことを考えて決断していきます。相手については、自分たちではコントロールできないので、先発が分かった時点で対応していきます」

Q:アンドレス イニエスタ選手が出ると出ないでは、大きく変わると思うが、両方のパターンを想定して準備する?
「我々のプランは、イニエスタが出ても出なくても変わりません。もちろん、イニエスタはスペインのサッカー史でも3本の指に入る素晴らしい選手であり、現在も素晴らしいコンディションを維持しています。そういう選手がピッチにいるといないでは、違うことはもっともですが、我々がやるべきことは、基本的には変わりません」

■都倉賢

Q:ケガから復帰後、試合が続いていますが、膝の状態を含めて現在のコンディションは?
「おかげさまで、リバウンドなくここまで来���ことができています。リーグ再開、ケガからの復帰、という二つが重なった中で、自分自身、試合に絡みながら、コンディションを1試合ごとに上げていけています。チーム状況もいいですし、その中で、自分がやるべきタスクをこなせていると思います」

Q:ピッチでのパフォーマンスについては、どう評価されていますか?
「1年2ヶ月くらい公式戦をやっていなかった中で、最初は不安もありましたが、1試合、1試合、現状でできる部分、チームから求められている部分は出せていると思います。まずはチームの軸となるコンセプトを守ることを全力でやっています。プラスアルファの部分は、コンディションが上がっていくにつれて、もっともっと出していけると思います」

Q:神戸の印象と、どういう試合を見せたいですか?
「神戸も個々の能力が高いですし、チームとしても、戦術がしっかりしているチーム同士なので、傍から見たら、チェスや将棋のような試合になるかも知れません。ただ、選手は駒ではなく人間なので、いかに目の前の相手に勝ちたいか。最終的には、人間の本能的な部分が勝負を分けると思います。相反するかもしれませんが、チームのコンセプトを守りつつも、最後の最後は、目の前に負けないとか、根源的な部分が結果を左右するのかなと思います」

■レアンドロ デサバト

Q:勝利した前節を振り返って
「素晴らしい試合でした。特に前半、広島相手にボールを握って、ゲームを支配することができました。探していたアドバンテージを見つけてプレーすることができました。後半は、より相手が前に出て来ざるを得ない状況になり、我々も下がらざるを得ない状況になりましたが、リードを守って勝利することができました」

Q:今季はここまでリーグ戦全試合フル出場中です。加入2年目、よりチームへの貢献度も増しているのでは?
「そうですね。快適にプレーできていると思います。今季が過密日程になることも分かっていたので、より充実したフィジカルコンディションで試合に臨めるように、準備もしています。試合が終わると同時に、次の試合に向けて、できるだけ早く回復するように、休息や栄養といった基本的なことを心掛けています」

Q:今節に向けて。アンドレス イニエスタ選手とマッチアップする可能性もあるが?
「このようなレベルの高い相手と試合をすることは、サッカー選手にとって喜びです。さらに、アンドレスのような素晴らしい選手と戦えることは、とても楽しみです。難しい試合になることは間違いないですが、我々が思うような試合を運べるように、ここ数日トレーニングをしています。それを、しっかりとピッチで発揮したいと思います」

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