【Match Review】坂元達裕の加入後初ゴールに、復活の都倉賢が決勝点。シーズン開幕へ向け、収穫の多い一戦に



■試合データー(選手・監督コメント/スタッツ)
https://www.cerezo.jp/matches/2020-02-09-14/

9日、セレッソ大阪が京都サンガF.C.とのプレシーズンマッチに挑んだ。この試合は、新スタジアム「サンガスタジアム by KYOCERA」のこけら落としでもあり、セレッソとしては、京都の“新たな庭”に招かれた形で、この一戦を迎えた。

小雪舞う寒空の下で行われた試合だが、ピッチとスタンドが近い臨場感たっぷりのスタジアム、両サポーターが作り出す熱気、何より新シーズンへの期待感に包まれた中で、試合は熱を帯び、公式戦さながらにヒートアップ。

最初に決定機を作ったのはセレッソ。4分、期待の新戦力、坂元達裕のクロスに清武弘嗣がヘディングで合わせてゴールを脅かす。10分にも、清武が起点となり、藤田直之が裏を取ってチャンスを作ると、12分、セレッソが先制に成功。右サイドでボールを受けた坂元が、松田陸のオーバーラップもうまくおとりに使って左足でのクロスを上げると、それがそのままゴールイン。「あの場所からインに巻いてピンポイントで合わせる形は常に狙っていました。触っても触らなくても入るようなボールを蹴れたので、良かったと思います」と自身も振り返る、加入後初ゴールとなった。

守備でも危なげなく守っていたセレッソだが、ピーター・ウタカのキープ力と推進力に手を焼くと、26分、ゴール前でのクリアが不完全になったところを庄司悦大に蹴り込まれて同点に追いつかれた。

後半、清武に代わって柿谷曜一朗がピッチに入ると、49分、その柿谷が奥埜博亮とのワンツーで抜け出し、ブルーノ・メンデスへ好パスを送り、チャンスを演出。57分には、坂元が縦への鋭い突破からクロス。中で選手が合わせることはできなかったが好機を作ると、64分、鮮やかな連係からセレッソに勝ち越しゴールが生まれた。松田からのパスを柿谷、ブルーノ・メンデスとつなぎ、最後は抜け出した奥埜がGKとの1対1を冷静に決めた。

83分、ケガで長期離脱していた都倉賢が交代でピッチに入ると、セレッソサポーターから大きな歓声が沸き起こる。すると、90+2分、復帰を自ら祝うゴールが生まれた。再び松田が起点となり、柿谷、ブルーノ・メンデスとつなぎ、ブルーノ・メンデスのシュートがこぼれたところに詰めた柿谷が丸橋祐介へパス。丸橋のシュートがGKに防がれたこぼれ球に反応した都倉がゴールに蹴り込んだ。「僕のリハビリに関わってくれたメディカルスタッフ、ドクター、フィジカルコーチ、多くの方が二人三脚でオフも返上してやってくれたおかげで、今日を迎えられた。たくさんの人に感謝しかありません。今日の歓声を聞いて、ここまで来ることができて良かったと思いますし、改めて、ここからが本当のスタートだという責任感もあります」と、安堵とともに表情を引き締めた背番号9。今シーズンの活躍に大いに期待が懸かる。

終了間際、ピーター・ウタカに1点を返されたが、試合は3-2でセレッソが勝利。新戦力の組み込みと攻撃の質を高めることをテーマに臨んだ一戦で、見事、結果を残した。






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