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【Match Review】リーグ戦7年半ぶりの大阪ダービー勝利でリーグ戦5連勝を達成!

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■試合データー(選手・監督コメント/スタッツ) https://www.cerezo.jp/matches/2019-09-28-14/ 今季2度目、リーグ戦では通算38回目の大阪ダービーとなった今節。試合前から両チームのサポーターによるチャント合戦は熱を帯び、選手の入場時、セレッソ大阪のサポーターは「大阪」の文字が浮かび上がる鮮やかなコレオグラフィーで、選手たちを出迎えた。 リーグ戦4連勝で今節を迎えたセレッソは、前節から先発を1人変更。試合前日にアクシデントがあったレアンドロ デサバトに替わり、ソウザがダブルボランチの一角に入った。 試合はいきなり動く。8分、マテイ ヨニッチのパスを前線で奥埜博亮が収め、水沼宏太、ブルーノ メンデスとつなぎ、左サイドへ展開すると、柿谷曜一朗がドリブルで加速。攻撃参加した丸橋祐介を使うと、丸橋は、一度は体勢が崩れるも、立て直してクロス。中で合わせたのはブルーノ メンデス。背番号20のリーグ戦8試合ぶりのゴールでセレッソが先制に成功した。 一気にスタジアムが沸き上がると、3分後に追加点。スローインからブルーノ メンデスがキープして得たFKをソウザが蹴ると、マテイ ヨニッチが完璧なヘディングで合わせ、豪快にネットを揺らした。 この電光石火の2得点により、優位な立場で試合を進めることができたセレッソ。その後はガンバにボールを握られる時間こそ増えるも、セレッソとしても、「持たせている」(松田 陸)意識で、慌てず対応。しっかりと中は閉めながら、前線から最後尾まで距離感よくコンパクトな陣形で守ると、ガンバにチャンスらしいチャンスを与えない。宇佐美貴史やマルケル スサエタにシュートこそ許したが、いずれもキム ジンヒョンの正面であり、2点リードのまま、前半を折り返した。 後半も、先に試合を動かしたのはセレッソ。56分、丸橋がスペースに出したパスを前線でブルーノ メンデスが体を張って収めると、ディフェンスとの競り合いの中でこぼれたボールを拾った柿谷が、巧みなフェイントで井手口陽介をかわして柔らかなクロス。ファーサイドから飛び込んできた水沼がジャンピングボレーで合わせ、セレッソが試合を決定付ける3点目を奪った。 直後の58分、ガンバの宮本恒靖監督はアデミウソンとパトリックを同時投入。個の強さを生かして反撃に出たが、ここでもセレッソの守備が崩れることはなかった。反対に、ガンバが前に出ることで生まれたスペースをうまく突きながら、セレッソがチャンスを迎える。62分、丸橋のクロスから奥埜がシュートを放てば、74分には、高い位置で藤田直之がボールを奪うと、素早く田中亜土夢につなぎ、田中が中へクロス。わずかにブルーノ メンデスと合わなかったが、ガンバゴールを脅かした。 後半アディショナルタイム、1点こそ返されたセレッソだが、見事、3-1で勝利。内容的にも、ガンバに付け入る隙を与えない完勝だった。リーグ戦での大阪ダービー勝利は12年の第2節以来、7年半ぶり。試合後は歓喜に泣くサポーターの姿もあり、ロティーナ監督も、「観客の皆さんの喜ぶ顔を見ることができて、とてもうれしく思います。我々にとって、満足する試合になりました」と、喜びを語った。 大阪ダービー勝利という最高の形でリーグ戦5連勝を達成したセレッソ。今季最高となる4位に浮上し、トップ3との勝点差を詰めることにも成功。勢いに乗った状態のまま、“勝負”の残り7試合に挑む。

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