【Match Preview】勝負の8月。上位を追撃すべく、首位・FC東京からの“ダブル”を目指す

前節のベガルタ仙台戦から2週間が空き、再開されるJ1リーグ戦。首位・FC東京のアウェイに乗り込んでの一戦に挑む。

梅雨が明け、本格的な夏が始まり、猛暑が日本列島を襲っている。外に出て、立っているだけでも体に疲労が蓄積される気候の中、今月はコンディショニングも大事になってくる。チームとしても細心の注意を払いつつ、天皇杯3回戦を含めた今月の公式戦5試合に臨む。

そんな中、「上に行くために、この夏場が勝負。しっかりとボールを回す戦い方もできているし、暑い中でも走り切れる力もあると思う。ハードワークや走る力でも負けたくない」とキッパリと話すのが、キャプテンの清武弘嗣。5月以降、リーグ戦7勝2分2敗と急浮上してきたセレッソ大阪だが、さらなる上位を目指す上で、まさに勝負どころが、この8月。ここまでリーグ戦20試合で12失点の堅守をベースに、「全員守備、全員攻撃」(水沼宏太)のチーム一体の姿勢で戦い抜きたい。

勝負の8月。その初戦の相手は首位のFC東京だ。「難しい試合になることは分かっているが、試合に向けて、勝つために準備してきた」と話すのは、“FC東京キラー”になりつつあるブルーノ メンデス。「相手は首位だけど、僕たちもチーム状態はいい。勝点3を取りたい。上の相手に勝つことで、上位も見えてくる。僕たちのホームでは勝っているので、相手としたら、それを払拭したい気持ちで来ると思うけど、それに負けない強い気持ちを持って、試合に臨みたい」と清武も強い気持ちを携え、チームの思いを代弁する。

FC東京とは、公式戦、今季4度目の対戦となる。互いの長所、手の内などは知り尽くした中での一戦となるが、守備としては、「自分たちが攻めている時のリスク管理は必要。そこは徹底したい」と瀬古歩夢も話すように、長谷川健太監督が率いるFC東京の武器であるファストブレイクには警戒したい。攻撃では、しっかりとボールを保持しつつ、サイドの幅も使って、相手の守備ブロックの隙間を突いていきたいところだ。

 球際での攻防が激しく、バチバチとぶつかり合う肉弾戦になることも、このカードの特長。今節も、戦術を支える1対1、個々の勝負でも負けられない。FC東京とは、毎試合、拮抗した展開になりながらも、17年からリーグ戦では5連勝中とセレッソにとって相性は良い。上位を追撃すべく、首位からの“ダブル”を目指す。



■ロティーナ監督
Q:前節から2週間が空いたが、この間の取り組みについて
「少しずつ成長していくために、という目的は普段と変わらないが、より練習に割ける時間が多かったので、我々のプレーモデルを前進させる、向上させることに重きを置いて、トレーニングをしました。暑さもあるので、より短い時間の中で、質の高い練習を保てるように、という努力もしています」

Q:今節に向けて。FC東京とは今季4度目の対戦になるが?
「お互いのことをよく知った中での試合になります。過去3度の対戦は、いずれも拮抗した試合になりました。ただし、次の試合がどういった展開になるか、ということは分かりません。試合が始まってみなければ分からないのがサッカーです。いつものように、相手をリスペクトしつつも、恐れることなく、試合に臨みたいと思います」


■ブルーノ メンデス選手
Q:今節に向けて
「相手は首位で、アウェイでの試合。難しい試合になることは分かっているが、試合に向けて、勝つために練習から準備してきた。FC東京とは、今季、何度も対戦しているので、相手がどう来るか分かる部分もある。ただし、相手も自分たちのことを知っている。その意味では、イーブンだと思う」

Q:FC東京からは、リーグ戦でもカップ戦でもゴールを決めているが?
「2試合とも得点できたことは嬉しかった。次の試合でも決めたい気持ちはあるけど、誰が決めたとしても、チームが勝てばいい。重要なことは、試合に勝つこと。そのためにプレーしたい」



■水沼宏太選手
Q:今節に向けて
「自分たちが上に食らい付いていくためには大事な試合。少しゲーム間隔も空いたので、より強い気持ちを持って、試合に臨みたい。走ることは、どの試合でも、当然やっていかないといけないことだけど、暑さもあるので、よりうまくボールを回しながらサッカーできたらいいと思う。今まで積み重ねてきたことはたくさんあるので、それを武器にして戦いたいし、FC東京戦に向けて準備してきたことを、しっかり出したい。監督もよく言っているけど、『全員で守備をして、全員で攻撃する』ことを頭に入れながら、チームとしての力をこの夏場も発揮していきたい」

2019明治安田生命J1リーグ 第21節 FC東京 0 - 3 2019明治安田生命J1リーグ 第21節