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【Match Preview】前節は敗れるも、内容に手応えあり。今節、結果につなげて上位浮上を目指す

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JリーグYBCルヴァンカップ プレーオフ第1戦 FC東京戦から中2日。舞台をリーグ戦に移し、セレッソ大阪はジュビロ磐田とのJ1第16節に挑む。 公式戦3連勝から一転、前節の鹿島アントラーズ戦、冒頭のFC東京戦と連敗したセレッソ。もっとも、「ボールをうまく動かしてチャンスは作れていた」とロティーナ監督もこの2試合を評価するように、メンバーを入れ替えて戦いながらも、ボールを握り、相手にとって嫌なポジションを取り、チャンスは作れていた。キャプテンの清武弘嗣は、「今、チームは理想に近づきつつある中で、結果も出始めている。ブレずにやっていくべき」とチームの方向性に言及した上で、「前から(プレスに)来られても、相手を見ながらポゼッションしていける自信は付いてきている。慌てずしっかりつないでいきたい」と今節を見据える。 磐田とは、セレッソがJ1に復帰した17年以降、リーグ戦では4試合連続で引き分け。互いに手堅い守備に特長があり、試合自体も堅く展開されていくことも多い。セレッソとしては、焦れることなく、「ボールを保持して、相手を押し込み、最後はシュートで終わりたい」(丸橋祐介)。その上で、求められるのは、直近の公式戦2試合で課題となっているフィニッシュの質。「どんな形でもいいから、ゴールを決めたい」と渇望するのはブルーノ メンデスだが、先制点が重みを持つ一戦で、歓喜の瞬間をサポーターと共有したい。 ボールを握って攻める展開になった場合、気を付けたいのは、ボールの失い方と、相手のカウンター。「前線の外国籍選手は個の力で縦に行ける。推進力があって運べるイメージがある。自分たちが攻めている時のバランスは大事。カウンターに対するリスク管理やポジショニングが大事になる」とは藤田直之。間延びすることなく全体をコンパクトに保った中で、相手の特長を出させない守備を心掛けていきたい。 「全員がいいポジションを取って攻めることはでき始めている。目に見える結果につなげていけば、さらに自信も膨らむ」(奥埜博亮)。選手たちは、現状のチームへの手応えと、だからこそ結果を出して前に進む重要性を語る。リーグ戦のシーズン前半戦も残り2試合。後半戦に向けて、下を気にするのではなく、より高い目標を掲げてスタートできるよう、今節、今月のリーグ戦では唯一となるホームゲームで必ずや勝点3を獲得したい。
■ロティーナ監督 Q:チームについて 「最近の内容には手応えを感じています。プレーの全体的な成長を感じることができます。ゴールが少ないことは、唯一、心配ですが、チャンスは多く作れているので、続けていくことが重要だと思っています。これまでは、チャンスを作れていない試合もあり、その試合では心配もしていたのですが、最近は、チャンスは作れているので、それを続けていけば、ゴールは決まると思っています」 Q:今節について 「ジュビロ磐田はいい攻撃も持っており、危険なチームです。我々は、どのチームもリスペクトしています。ただし、リスペクトしつつも、どのチームに対しても、恐れは抱いておりません。その意味では、いつもの試合と変わらない。自分たちがやるべきことをしっかりやる、という点では、どの相手でも変わりません」 ■丸橋祐介 「前節、前半のビルドアップはうまくできて、やりたいプレーはできていました。チャンスを決めること、フィニッシュの場面での精度を上げていきたいです。最近は監督の求めているサッカーを全員で統一してできているので、継続していきたいです。今節も、ボールを保持して、相手を押し込み、最後はシュートで終わりたい。決めるところは、全員で突き詰めていきたいです。今節の相手は3バックなので、サイドのスペースをうまく使うこともカギになると思うので、そこはうまく使っていきたい。守備では、一人ひとりがハードワークして、コンパクトな状態を保つことが大事になると思います」 ■ブルーノ メンデス 「前節、負けているし、ルヴァンカップでも負けているので、今節は勝たないといけません。難しい試合になるとは思うけど、ホームで勝って、サポーターと喜び合いたいです。日々、いい練習ができています。それを続けることで、自信を持って試合にも挑めます。監督が目指すサッカーを、次第に選手たちがピッチで表現でき始めています。前節もチャンスは作りました。次の試合は、どんな形でもいいから、ゴールを決めたいです。もちろん、自分が決めることができたらいいですが、チームが勝つことが一番。勝利に貢献するプレーを見せたいと思います」

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