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【Match Review】幸先良く2点を先取も、後半、名古屋の反撃に遭い2失点。グループステージ突破は持ち越しも、首位はキープ

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■試合データー(選手・監督コメント/トラッキングデーター/スタッツ) https://www.cerezo.jp/matches/2019-05-08-1930/ 勝てばグループステージ突破が決まる今節の名古屋グランパス戦。敵地に乗り込んだセレッソ大阪は、直近のリーグ戦から先発を総入れ替え。ルヴァンカップでは今季初出場となる柿谷曜一朗や、同2試合目となるソウザや木本恭生らがピッチに並んだ。 序盤から名古屋にボールを持たれるも、バイタルエリアに進入を許さないセレッソ。一度だけ、10分、左サイドを崩されてペナルティーエリア内でシュートを許したが、ここは山下達也が体を張ってブロック。攻撃では、名古屋の高いディフェンスラインの裏を狙うと、13分、レアンドロ デサバトのクリアに反応した高木俊幸が前線で体を入れてキープ。前にドリブルしようとしたところを倒されてFKを獲得。これをソウザが直接狙うと、鋭い弾道に片山瑛一が足に当ててコースを変え、ゴールイン。15分、セレッソが先制に成功した。 その後も、ポセッションこそ名古屋が上回るも、決定機はセレッソが量産。24分、32分と柿谷がゴールに迫ると、39分、片山のパスに抜け出した福満隆貴がディフェンスラインの裏を取り、ビッグチャンス。中央に詰めた柿谷へのパスがわずかに弱く、ディフェンスにクリアされてしまうが、ここで得たCKからセレッソが追加点。ソウザのキックに舩木翔がヘディングで合わせ、セレッソがリードを2点に広げた。 後半も最初に決定機を迎えたのはセレッソ。52分、田中亜土夢のパスから裏を取った高木がGKとの1対1に持ち込むが、シュートは防がれた。直後の53分。マテウスの突破から赤﨑秀平にヘディングを許すも、今度はセレッソGK圍謙太朗が防ぐ。57分には、福満とソウザで右サイドを崩し、ソウザのパスに田中が合わせてネットを揺らしたが、ここはオフサイドで認められず。 一進一退の攻防が展開される中、68分、名古屋はジョーを投入。ここから試合は一気に動く。直後の69分、セレッソは相馬勇紀に左サイドを突破されると、折り返しを、後半開始から投入されていた前田直輝に決められた。さらに、73分にはジョーに決定的な形でヘディングを許したが、ここはわずかに外れて胸を撫で下ろす。 名古屋に傾いた流れを押し戻す1点が欲しいセレッソ。すると、78分、絶好のチャンスが訪れる。レアンドロ デサバトのスルーパスに舩木が左サイドの裏を取り、ダイレクトで中央へクロス。決まったかに思われた鮮やかな崩しだったが、高木のシュートは枠を外れた。この決定機を逃すと、直後の79分。今度は名古屋にゴール前を崩され、最後はジョーに同点ゴールを決められた。 互いに得点チャンスが訪れるオープンな展開は最後まで続く。82分、右サイドの裏を取った高木のクロスからファーサイドで柿谷がフリーで受けるも、シュートはGKに防がれる。90分には、名古屋のカウンターから前田直輝にシュートを許したが、わずかに枠の外。両チームにとって最後のチャンスは90+4分。試合終盤に投入された松田陸が絶妙なクロスを入れたが、ファーサイドで待ち構えた柿谷のヘディングはヒットせず、ここで試合終了。 幸先良く前半に2点を先取したセレッソとしては、グループステージ突破を決める勝利を手繰り寄せたかったことは事実だが、前田、ジョーと後半に主力選手を次々と投入してきた名古屋の圧力に屈し、同点に追いつかれた。もっとも、3失点目のピンチもあっただけに、名古屋に勝点3を与えなかったことも大きい。勝点1を積み重ねたセレッソは、Cグループ首位をキープ。グループステージ最終節。ホームで迎える大分トリニータ戦に引き分け以上でグループステージ首位通過が決まる。

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