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【Match Review】チャンスの数では上回るも、1点が遠く、スコアドロー。リーグ戦の連敗は2で止める

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■試合データー(選手・監督コメント/トラッキングデーター/スタッツ) https://www.cerezo.jp/matches/2019-04-27-14/ リーグ戦では開幕戦以来となるホームでの勝利を目指して臨んだ大分トリニータとの一戦。セレッソ大阪は、前節の清水エスパルス戦から先発4人を変更。都倉賢が2試合ぶり、高木俊幸がリーグ戦では今季初、奥埜博亮が4試合ぶり、片山瑛一が2試合ぶりに、それぞれスタメンに名を連ねた。 前半、勢いよく試合に入ったのはセレッソ大阪。前からプレスをかけて、大分のパスワークを遮断すると、4分、FKが流れたところから、山下達也のクロスに木本恭生が頭で合わせてチャンスを作ると、6分には、相手GKのキックをカットした清武弘嗣から高木へスルーパス。決定的な形になりかけたが、高木のシュートは枠を外れた。15分にも、片山のスローインを受けた木本のクロスに対するこぼれ球から、清武、レアンドロ デサバトが連続してシュートを放つも、大分守備陣の体を張ったブロックに防がれた。20分には、キム ジンヒョンのキックを都倉が落とし、抜け出した高木のクロスに都倉がヘディングで合わせたが、枠を捉えることはできなかった。 セレッソとしては、この時間帯に先制できればベストだったが、ここまでリーグ戦の失点はわずかに6という大分の守備を打ち破ることができない。次第に大分にボールを握られる展開になると、セレッソは前からプレスを掛けることはせず、ファーストディフェンスの位置を落とした。前半の終盤は何度かサイドを破られかけたが、枠内シュートは許さず、無失点で前半を折り返した。 後半も立ち上がりに攻勢に出たのはセレッソ。47分、都倉が左サイドで仕掛けると、直後には、再び都倉がレアンドロ デサバトとのワンツーでサイドを崩し、清武のクロスに飛び込むが、わずかにヘディングは合わず。61分には、清武のCKからマテイ ヨニッチがヘディングで合わせたが、わずかにクロスバーを越えた。 後半は、前半の中盤から終盤ほど大分にボールを持たれることはなく、自分たちのボール支配率を高めていったセレッソだったが、65分、前節と同様、相手GKの1発のパスからピンチを招く。大分GK高木駿のキックに抜け出した高山薫を片山が捕まえ切れず、高山に進入を許すと、最後は藤本憲明に枠内シュートを許したが、ここはキム ジンヒョンがガッチリとキャッチして防いだ。 後半の終盤は再び大分にボールを握られる時間帯が続いたが、守備は崩れず対応。すると、アディショナルタイムに立て続けにセレッソにチャンスが訪れる。90+1分、清武のパスに片山が抜け出すと、大分GKが飛び出してきたため、浮かせれば無人のゴールに、という局面だったが、シュートには至らず。90+3分には、片山のロングスローからマテイ ヨニッチがヘディングで合わせたが、ここはGKの正面を突いた。 結局、試合はこのままスコアレスドローで終了。セレッソとしては、大分攻撃陣にスペースを与えず、決定機は作らせず、攻撃でのチャンスは上回っただけに、何とか1点をもぎとって勝ち切りたいゲームではあったが、リーグ戦3試合連続ノーゴールと攻撃での課題を露呈。それでも、リーグ戦での連敗は2で止め、勝点1を積み上げた。

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