「セレッソ大阪サポーターズコンベンション2019」レポート

1/14(月・祝)にセレッソ大阪サポーターコンベンション2019が行われ、「チーム方針説明」「事業関連説明」「桜スタジアムプロジェクト説明」を行い、質疑応答を行いました。
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◆森島寛晃 代表取締役社長
ただいまご紹介に預かりました、セレッソ大阪代表取締役社長の森島寛晃です。改めまして、よろしくお願いします。
今日、いい始動日を迎えることができました。選手たち、監督、新しくメンバーが揃って、今日、舞洲で、「やるぞ」というスタートを切れました。
本日も、こうやってサポーターの皆さんの期待も感じながら今日を迎えることができたことは、セレッソにとっても、25周年、本当にいいスタートを切らせていただきました。
私自身、社長というポジションになった中で、経営というところは経験がありませんが、選手として、また引退してからは外から、今までセレッソ大阪というクラブを見てきた中で、セレッソ大阪というのはみんなから愛されるクラブ、みんながここに来たい、みんながここで仕事をしたい、みんながここを応援したい、そう思われるのがセレッソの良さだと思います。
今日の朝、選手たちにも言いましたけど、誰かがやってくれるのではなくて、一人ひとりが献身的に、ガムシャラに、感謝の気持ちを持って、やっていくと。そういった中で、常にタイトルを獲り、ACLに出場できるように、みんなでいいクラブを作っていこうと。それを、シーズンを送る中で大事にして下さいという話をしました。
我々も皆さんとともに、よいクラブを作っていきたいと思いますので、ぜひ、今後ともセレッソ大阪をよろしくお願いいたします。(場内拍手)

先ほど、25周年という話をしましたけど、クラブが1994年の活動から25周年を迎えます。
クラブスローガンは、“サクラスペクタクル”です。ワクワク感というか、サポーターの皆さんにも想像して欲しいのですが、試合の日、スタジアムに歩いていく、スタジアムの周りに人がいる、グッズ売り場がある、いろんなイベントがある、スタジアムに入る、いろんな人たちがいる、スタンドに出たときにピッチが見えたときのワクワク感。そして、試合が始まって選手たちが見せる素晴らしいプレー。勝つ、負ける、いろんなことがあるワクワク感。
これは、サポーターの皆さんだけではなく、選手たちも、スタジアムを見たときの雰囲気を見て、「今日もやるぞ」というワクワク感がある。行く前から「今日は大事な試合だ」というワクワク感がる。それを見ているスポンサーの皆さんも、「ここを応援したい」という気持ちになってくれると思います。
クラブの私たち一人ひとりも、常にいろんな業務の中で、皆さんにワクワクしてもらえるように、みんなで一つひとつの業務を全員でやっていこうと。そういったクラブ作りをしていきたいと思います。
“サクラスペクタクル”というクラブスローガンをしっかりと持って、やっていこうという話をしています。ですから、皆さんも、“サクラスペクタクル”という言葉をパッと聞いたときに、ワクワクして下さい。ワクワクしなかったら、また言ってきてください。(場内笑)。ワクワクするように、僕たちもいろんなことに取り組んで、クラブ作りをやっていきたいと思います。
セレッソ大阪は育成型クラブということでいいモノがあります。選手たちがここでまた育って、チームを支えていく。もちろん、新加入で入ってきた選手も、セレッソというクラブの中で育って、選手たちがそれぞれの価値を高めて、「やっぱりセレッソに来て良かったな」と思ってもらえるクラブがセレッソ大阪だと思っています。
そして、25周年のロゴですけど、セレッソ大阪の浅田くんが中心になってやってくれました。五角形になっているサッカーボールが時計周りに一周して、つながっています。一つひとつ線が5本あって、全部合わせると、ちょうど25本、25年。サポーターの皆さん、スポンサーの皆さん、選手たち、そういうみんなが25年かけてやってきた今、25周年を迎えることができました。
大阪市の、セレッソのシンボルでもある桜をモチーフにしたロゴになっております。
ぜひ今シーズン、このロゴをチームとしても大事にしながら、タイトルを目指してやっていきます。みんなが「セレッソ頑張っているな」「戦っているな」「一丸となっているな」と思えるモノを見せられるように、今シーズン、頑張っていきます。
サポーターの皆さんも、ぜひ、皆さんでワクワクするようなスタジアムの雰囲気を作って下さって、一緒に戦っていきましょう!よろしくお願いします。(場内拍手)

【チーム方針説明】
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◆大熊清 チーム統括部長
今季の目標のお話しする前に、昨季の振り返りということでお話しさせていただきます。
サッカーは数字上のことだけではなく、チームは生き物なので、いいこと、変えないといけないこと、たくさんあったのですが、数字で言えば、二冠を獲った一昨季のチームから尹監督とともに「ポゼッション率を上げよう」という目標を昨季は掲げて、オスマルなどフィードがうまい選手を獲りました。ただ、結果的には、リーグでのボール支配率は、相手の研究も含めて、なかなかうまくいかず、18チーム中12位でした。走行距離も、ボールを動かすことで、人を越える動きが少なくなってしまったというのが強化部の分析で、一昨季は4位だったのが昨季は14位に落ちてしまっています。
得点も、65から39に減ってしまった。サイドバックのマル(丸橋祐介)が得点ランク上位という結果になってしまいました。堅守、攻撃的な守備という意味では、2年間、尹さんが積み上げてきてくれた部分があって、失点は一昨季の43から昨季は38に減りました。守備というよりも、攻撃につながる守備、ボールを奪いにいく守備の大切さは浸透しました。「(前に)居残って、攻撃ばかりしていたらいけない」という、サッカーでは当たり前だけど大切なところを植え付けてくれました。そこは、これからもセレッソのみんなでずっと持ち続けないといけないところだと思っています。
次に、現場が何をやるか、中身の部分なんですけど、これは皆さんに冒頭にお話ししないといけなかったことなのですが、“育成型クラブ”ということで、皆さんで育ててもらった選手に残念ながら移籍があったことは、悲しいことであり、心から申し訳ないと思います。なかなか表には出ないことですが、個人、個人とかなり向き合って、チームの方向性も話したのですが、彼らが置いていってくれた部分、いろんな部分での言動は真摯に受け止めて、セレッソが発展していかないといけません。そういうことは、彼らの発言の前に、1対1でも話していますし、彼らの思いはしっかりと受け継がないといけないと思っています。ただ、今後、セレッソがどういう行動を起こして、どういうことを大切にしていくかということが一番大切だと思うので、そこは、昨季よりも、新社長の元、選手との距離感も考えて、しっかりやっていきたいと思っています。
今季は舩木をトップチームに上げていますが、引き続き、我々はアカデミーも大切にしながら、しっかりと育成型クラブを目指していきたいと思います。それと、尹さんが築き上げた攻守の粘り強さを堅持しながら、さらに攻撃的なサッカーをやっていくことが非常に重要だと思います。そういったことで、スタジアムを取り巻く環境や雰囲気、社長が言われたワクワク感を作り、皆さんにもう一回、見に来てもらえるサッカーができるのではないかと思います。
次に行動規範です。これは、玉田稔前社長が「必ずこれを」ということで、ずっとやってきたことです。学ぶとかハードワークとかあったんですけど、3に「自立」ということにさせてもらっています。若い選手にもいろんなことがあって、共に戦ってきたんですけど、家族以上に時間は一緒にいるにせよ、18歳を過ぎた選手たちに、24時間、付きっ切りということはできません。やはり、チームの仲間を思い、盛り上げ、つながること(が大事)。オン・ザ・ピッチ、オフ・ザ・ピッチをしっかりやりながら、プライベートはしっかりと休む。選手が自立することを我々がしっかり見守ることが重要だと思っています。我々だけではできないので、ぜひサポーターの皆さんと、どこへ方向が向いているのか。正直、人間、最初はWE(我々)、チームなのですが、やっぱり、自分もある、と。尹監督も言っていた、常に犠牲心を持ってチームに気持ちが向いているか。それを、自分だけではなく、周りにも伝える力があるかどうか。新たに加わってもらった5人は、彼らとも話して、純粋な気持ちでセレッソを優勝に導きたいと。(前所属チームの)レジェンドでありながら、いろんな思いをリセットして、セレッソに来てくれている。そういう意味では、育成型を大切にしながら、ある意味、オープンなセレッソとして皆で彼らを迎えて、一緒に優勝を目指して戦っていきたいと思っております。
次に、方針なんですけど、これは少し変えさせてもらいました。森島新社長が強化のときにも言っていた、チーム一丸と自立。そして、心から新社長が思っている、愛されるチーム、闘えるチームになっていく、というところをぜひ皆さんと一緒に目指していきたいと思います。セレッソの雰囲気という意味では、ソウザもそうなんですけど、岡山に行ったリカルドは、いまだに「セレッソに戻ってきたい」と言うくらいです。「いくらでもいい」と(笑)(場内笑)。それくらい、サポーターが作る雰囲気に感謝しているのだと思います。私も岡山に2回行って、彼と話をしました。正直、プロの世界なので、というところで今はフリーなのですが、舞洲にも来てくれて、感謝の気持ちをみんなに伝えて、スウェーデンに帰っていきました。我々は、皆さんの雰囲気にいつも感謝しておりますし、真摯に育成型と常勝を(目指す)。ただ、育成型という柱がありながら、ACLや常勝を目指すことは、ある意味、簡単ではありません。ただ、そこを目指していくことが、チームに個性が求められているJリーグの中では大切なこと。有言実行は簡単ではないけど、そういったことでセレッソに個性が出てくる。そういう立ち位置だと確信しております。皆さんとともに、育成型も大切にしながらチームを作っていきたいと思います。
U-23に対しての意見もあると思います。(質疑応答の質問の)文章を見させていただいたのですが、“かわいい子ほど旅をさせよ”ではないですが、J1に庄司が行き、J2に7人が行っている。これは日本一の数だと思います。そういう意味では、心配をかけていますけど、将来、必ず前川や庄司が帰って来て、力になると思います。時間はかかりますが、正直、J3と昇格を懸けたJ2の上位では、いろんな意味で差があると思います。そういう意味では、この8人に関しては、我々がレンタルで出すというよりも、相手のチームが「欲しい」と。これだけ求められるクラブは他にないと思います。選手層という意味では、彼らがいた方がいいんですけど、東京オリンピックという夢があって、喜田も福岡でJ1昇格がかかったチームに行ったり。これも、皆さんが育成型クラブということに真摯に向き合って、力を貸してくれた結晶だと思っております。
次に、今季の目標ですが、社長が申し上げたように、ACLに常時出ること。そして、タイトルにチャレンジではなく、タイトルを獲ること。それと、チームは生き物で、組織は掛け算です。足し算であればいいのですが、そしきは掛け算という部分もあるので、1試合1試合、掛け算が積み上がっていくようにしっかりと戦っていきたいと思います。
トップチームのスタッフは、ロティーナ監督、イバンコーチ、通訳の小寺の他は、同じスタッフでやっていきます。皆さんのご指摘にもあるように、ケガの繰り返しが多かったことも含めて検証しながらやっていきたいと思っています。U-23は、村田をコーチに上げます。(日本サッカー)協会にも知り合いがいて、これだけ8人をレンタルで出せることは成果だと。さらに、ご指摘も受けたように、J1で通用する選手も早急に作っていくと。海外での練習参加やレンタルも含めて、しっかり育てていきたいと思います。ロティーナ監督も、山田、安藤、瀬古など、我々が名前を出さないうちに、U-23も見てくれていました。他にもいい選手がいます。そういう意味では、U-23も含めたチームという理解で監督も見てくれています。いろんなご指摘もある中で、今季はそういう選手がルヴァンカップを含めて活躍できるように。今季のルヴァンカップは決勝も含めてU-21の選手を使うというレギュレーションに変わっていますので、しっかり戦っていってもらえると思います。
次が、紹介した新加入選手5名です。3-4-3、4-3-3、4-5-1、4-4-2、いろんなシステムがありますが、システムありきではなく、今日は4-4-2でミーティングをしましたが、監督の思い、足りないところのご指摘も含めて、限られた時間で動いてきた補強です。会見で皆さんにも感じていただいたと思いますが、純粋な選手たちばかりで、かつ藤田のように、派手ではないけど重みがあって、チームに貢献してくれる選手ばかりだと思うので、ぜひ一緒に戦っていただければと思います。
次に、期限付き移籍からの復帰組です。(丸岡)満に関しては、クラブとしても向き合ってきました。皆さんにも申し上げたいのですが、これからの激動の時代に、セレッソが選手に何をやるかももちろん必要ですけど、選手たちがセレッソに何をしてくれるか、変えてくれるかも大切です。満に関しても、かなり向き合って、レンタルで出してきました。そういう意味では、彼は敢えてU-23からの出発にしております。原点回帰ということで、U-23も含めた一つのチームということで、彼が早急に、トップに関わってくれることがあればいいかと思っています。
トップチームは27人です。復帰の圍に関しては、福岡でレギュラーを獲って、選手ミーティングでもしっかりとアクションを起こせる自主性のある選手です。敢えてジンヒョンに挑むという意気込みで、帰ってきてくれました。ぜひ、レンタルバックの選手たちも応援をしていただければと思います。U-23のメンバーは、敢えて満も入っています。いろんなクラブにレンタルをしたけど、J2でレギュラーを勝ち取れなかったと。彼とも話をして、U-23の中心選手、キャプテンをやるつもりでやってもらって、またトップに上がって来てくれたらなと思います。
最後に、期限付き移籍の選手です。いろんなご指摘があって、「U-23があるのになんで出すんだ」と。選手層という意味では、ウチにいてくれた方がいいんですけど、J2で昇格争いできるクラブから声がかかったときに、東京オリンピックへ向けた思いもあり、本人たちとも話をして、育成型レンタルになりました。育成型レンタルなので、シーズンの3分の2が終わるまでは、いつでも帰ってこられるレギュレーションになっています。力を付けたり、置かれた立場によっては、C大阪に戻ってくる契約になっています。トップが27名、U-23が10名、レンタルが育成型を含めて8名。皆さんと一緒に、まずは開幕の神戸戦。フライデーナイトですが、そこへ向けて、しっかりとチームとして、社長が掲げる、愛される、戦う、一丸となれるチームを目指していきたいと思いますので、今シーズンもよろしくお願いします。(場内拍手)

【事業関連説明】
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◆橋本毅夫 事業部長
皆さん、こんにちは。この度、事業部長として、そして、ご紹介にはなかったのですが、社長室で室長も兼務いたします。よろしくお願いします。私が何者なのかというところから、自己紹介させて下さい。実を言いますと、私は2度目のセレッソへの就職になります。1回目の1995年、セレッソがJFLからJリーグに上がりました。監督はパウロ・エミリオさんでした。その際、現場のマネージャーとして採用してもらい、95年から2002年まで7年間、務めさせていただきました。前半の2年、3年ほどは、現場のマネージャーとして、チームのロッカーで選手のユニフォームを並べて、ボトルを作って、選手を送り出す。そういう仕事をしていました。一緒にアウェイの遠征にも行っていました。7年の内の後半は、クラブスタッフの一員として、チーム統括部でフロント業務をしておりました。チームの予算などの管理をしていました。最後の仕事は、南津守の桜公園がトップチームの練習場になるというタイミングで、行政との調整、契約の仕事などもして、セレッソを離れました。
セレッソを離れた後は、2002年、ちょうどワールドカップの年に、ワールドカップの日本組織委員会で半年勤めまして、その後、選手エージェントの事務所で3年半勤めて、2007年からは、当時、J2に昇格して2年目のザスパクサツ群馬で現場のマネージャーとして働いていました。群馬から九州や四国までトラックで運転したり、運営、営業、規模が小さなクラブでしたので、一通り何でもやっていました。
その後、昨年の3月に、一般社団法人セレッソ大阪スポーツクラブの方で、主にスクールの事務方の仕事をさせていただいていました。今回、玉田社長から森島新社長に変わるタイミングで、ご縁があって、新社長の近くでフォローする、プラス、事業部の方も見るようにということで、今日、こうやって皆さまの前でお話をさせていただく流れでございます。改めて、どうぞよろしくお願いいたします。(場内拍手)。

事業の担当でございますので、そちらのお話をさせていただきます。
昨年の売り上げ実績の見込みです。1月末に決算を閉めますので、数字に関しては、若干のブレがあるかも知れませんが、現時点で皆さんにご提示する数字がこちらになります。
一番上、試合収入は40%減ということになっています。「大丈夫か」というところもあるかと思いますが、2017年はプレシーズンマッチの収入も含まれています。そして、言い訳になるかも知れませんが、昨年は平日の試合開催が非常に多かったです。Jリーグの中で一番多い、7試合ありました。やはりそこは大きく響いたのではないかと思います。試合収入は、主にチケット収入と考えていただければと思います。ここから3つはポジティブな話になります。広告収入に関しては、おかげさまでACLに出場でき、それに伴うプラスαの増額でスポンサー様にサポートいただいて、数字が伸びております。物品に関しても、いい伸びが出ております。先ほど、森島社長からも25周年というお話がありましたが、そちらに合わせたグッズも今後いろいろ展開していくと思います。ぜひ、スタジアムに来られる際は、お財布に少し多めにお金を入れていただいて、お越しいただければと思います。グッズ売店でお待ちしております(場内笑)。
その他収入、こちらはファンクラブ会員の会費収入から移籍金など、諸々の金額です。昨年に関しましては、前年比で若干の伸びが出ています。トータルでは、3%減ということになりました。
次ですけど、観客動員数です。試合の数が合計21試合で、353,801名の方にご来場いただき、平均しますと16,848名という数字になっております。2017年の試合数23試合から2試合、少なかったのですが、トータルで58,878名、入場者数減となっております。ACLやルヴァンカップは、年によって試合数に増減があります。一つの指標とすると、J1リーグ主催試合の1試合あたりの平均入場者数がバロメーターになるかと思います。この数字が、昨季は18,811名という数字です。17年の成績から比べますと、約2000名の減と落ち込んでおります。次ですが、シーズンシート、そして年パスの数字です。3年間の数字を並べさせていただいております。17年の二冠を獲って、18年はその期待感もあって、皆さんにお付き合いいただいた成果かなと思っています。ありがとうございます。今日の会は、ファンクラブの皆さまにお越しいただいています。プラス、年間パスポートやシーズンシートをご購入いただいている方も多数いらっしゃると思いますが、まだご購入いただいていない方は、ぜひ継続をよろしくお願いいたします。次ですが、シーズンシートと年パスのトータルの数字を棒グラフにして並べてみたモノです。14年、よくあるお話ですが、フォルラン選手がいた時代がこういう数字になりまして、一回、凹みましたが、今、右肩上がりで進行しております。ぜひ、この数字を落ち込むことなく、横這いに、そして、右肩上がりにしていきたいと思います。まずは横這いでしっかり固めた上で、上に持っていきたいと考えております。
次に、ファンクラブ会員の数ですけど、非常に伸びています。試合会場において、勧誘であったり、お声がけをさせていただいて、こういう数字を確保することができました。2021年には桜スタジアムに引っ越しをします。そのころには、もちろん、開幕から2万人を超えるしっかりとした観客数を確保するために、まず何が大事か。ファンクラブ会員の方、いい形で、ベースとなる数を確保したいと考えております。ファンクラブの数、年間パスポートの数、シーズンシートの数というのは、非常に重要な数になります。我々は、年末に、「1年間ありがとうございました。来年もよろしくお願いします」ということで、スポンサー様へご挨拶に、営業の部隊は回ります。そのとき、一番のお土産は、「優勝しました、ACLに出ることができます」ということかも知れません。しかしながら、ファンクラブの数、シーズンシートの数をしっかりと確実に伸ばしていることが大事です。この数字は、大事な皆さんのお金をいただいて、要は、皆さんに理解していただいた上で、「頑張れ」という気持ちでお金を頂戴していると思います。(ファンクラブ会員の数やシーズンシートの数は)その気持ちの総数です。どれだけ、この街でセレッソを応援してくれる人がいるのか、どれだけ認知されているのか。この部分については、協賛いただくスポンサーの社長様は気にされる方もいらっしゃいます。セールスに行ったときに「これだけの方に認めてもらっているクラブなので、ぜひ応援をお願いします」ということをアピールしながら、営業にもつなげていきたいと考えております。ぜひ、また職場の仲間、友人などにご紹介いただいて、伸ばすことにご協力をいただけたらと思います。よろしくお願いいたします。
次に、営業の実績です。17年から18年にかけて、新規で10社、お付き合いいただき、いろんなご事情で、5社が未継続ということで、トータルでプラス5社になっております。広告収入は、最初にもありましたように、ACLの関係もございまして、10%の伸びとなりました。次に、スポンサープラス10社のご紹介でございます。シャープさんは、今月の11日に、クラブからリリースをさせていただきました。今年のユニフォームの左袖に、シャープ様にお付き合いをいただきます。これから暖かくなって、花粉の時期になりましたら、空気清浄機なども必要になるかと思いますので、プラズマクラスター、そして、テレビはAQUOS。ぜひ、ご協力下さい(場内笑)。そういう力が大事です(場内笑)。ぜひ、総力で、スポンサー様にアピールをさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
ここまでが2018年で、こちらが2019年の数値目標になります。今年の目標入場者数ですが、Jリーグの平均入場者数が2万1千名です。×17試合。プラス、カップ戦はいま3試合が予定されていますので、合計20試合で換算しています。「カップ戦も1万人は確実に入れるぞ」というところになっています。若干、前のプレゼンからすると、数字は落ちているかも知れませんが、確実にクリアしたいというところで設定をさせていただきました。
ファンクラブ会員も、2万人を超えて、もう一声、2万2千人を目標に増やしていきたいと思います。WEBの無料会員数ですが、21年に桜スタジアムへ引っ越ししたときに、常に満員のスタジアムを作っていきたい。そのためには、まずベースとなるところ(が大事)。山のてっぺんを高く設定するのであれば、ピラミッドの裾野は大きい方がいい。幅広く、設定したいと思います。そのために、しっかりと、たとえば学生招待だとか、市民招待、府民招待の試合がございます。そういうところで、しっかりと来場者の方の情報を取得して、適宜、その方に合ったお誘いをして、ぜひセレッソの仲間を増やしていきたいと思っております。しっかりピラミッドの土台となる仲間を増やして、どんどんランクを上げて、一度、二度、三度と来ていただいて、知らない間にセレッソの虜になって欲しいなと。そのための土台となる分母、数字を増やしていく所存でございます。
最後に事業部のビジョンとして、前任の成田さんと、そう変わりはございません。将来的には、自立経営に向けて頑張っていきたいと考えております。そのために、しっかりとしたマーケティングの分析、調査をした上で、適宜、プロモーションをかけていく。鉄則だと思います。そのための優秀なスタッフも、このクラブにはおります。彼らを中心に、しっかりと計画を立てて、何度も言いますけど、21年の新スタジアムに向けて、しっかりと今年、来年で作っていきたいと考えております。下のピンク色の部分は、各担当と詳細を詰めながらやっていく中で、集客につなげていきたいと考えています。ホームゲームにおけるワクワク感の創出。社長も申しておりましたが、試合会場で、皆さまがワクワクしてくれる、小さなワクワクから大きなワクワクまで、これからスタッフと一緒に作り上げていきたいと考えております。
そこで、一つ皆さまにもお願いがあります。ぜひこのワクワクを、選手たちにも分けて欲しいというか、ぜひ、ワクワクさせてあげて欲しいと思います。私が現場でマネージャーをしていたときの経験からしても、下から見上げるときに、意外とお客さんの顔は見えます。声も届きます。そこで、「今日、どれだけお客さんが入っているのかな?」と。そして、ロッカーで着替えて、いざウォーミングアップで出て行くと、そのときに地響きのようなウォーっという感覚は、私も今でも覚えています。そこを、ぜひ皆さんに協力いただいて、選手をワクワクさせて、試合に挑ませて欲しいなと思っております。
私も、縁あってまた、セレッソに戻れたことを非常に嬉しく思っております。このバッジを付けることに喜びを感じております。皆さんとともに、セレッソをいい方向に導いていきたいなと考えております。
開幕は、2月22日の金曜日になります。相手に不足はございません。セレッソ、ヴィッセルのサポーターはもちろん、J1、J2、J3、他のクラブ全てのサポーター、サッカー関係者、みんなが大注目する試合になると思います。いい準備をして、選手を送り出したいと思っています。そのために皆さまの力をお借りできればと思います。当日、私も試合会場でワクワクしてお待ちしておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。(場内拍手)

【桜スタジアムプロジェクト説明】
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◆宮本功 一般社団法人セレッソ大阪スポーツクラブ代表理事
こんにちは。セレッソ大阪スポーツクラブの宮本です。今日はスタジアムのご説明をさせていただきたいと思います。この後の質問時間を確保するために、手短に説明していきたいと思います。
今、画面に、新しいパーツが出ていると思います。何回か募金団体の説明会の中でご説明させていただいたと思いますが、元々の構造の絵から変わっています。
一つは、環境対策、音の問題。屋根をかけるべきところ、音を防ぐべきところがハッキリしました。ACLに対応したことで、コストのバランスが変わってくるということ。芝生のところも考えて、今の大型映像装置がある場所がそのままになり、屋根がかからず、それ以外のところには屋根がかかるようになります。
次、お願いします。今、ホームページにも出ていますが、66億円が必要という中で、18年12月1日時点で、4億6千5百万強。本当にありがとうございます。1月、まだ最終的には締めていませんが、年末を経過して、最初の数字が5で始まる数字になります。本当にありがとうございます。ですが、まだ最終的な目標金額には到達していない中で、着工を3月に迎えます。この着工というのは、解体が始まるという意味です。建物を建てるための着工はもう少し先なのですが、解体の工事が始まるタイミングを迎えています。我々としては、当然、大口の支援をいただく企業にしっかり営業を行っていまして、残り61億円の数字のうち、大体、40億弱ぐらいの数字は見えてきています。ただ、まだ20億強の数字が全く見えていないので、ここをどういう風にしていくのか、全力で当たっている最中です。考えることはいろいろあるのですが、複合型スタジアムであるがゆえに協賛していただける企業やパートナーと組んでいくことなど、いろんなことが考えられると思います。それを今は、募金団体を中心に、全力であたっています。
今日は、基本設計が終わりましたので、おおよそこういう機能を持っています、というところを、パーツを中心に説明していきたいと思います。これは、メインスタンドになるところを色で付けさせてもらっているんですけど、大きな特徴として、ACL対応するということは、全ての座席に背もたれが付くということです。このメインスタンドになるところは、6,609席を指定席で想定していて、御覧のようなイメージの座席を取り付けています。真ん中のところにガラス張りのところがあるのですが、観戦していただける部屋であったり、ラウンジ、レストランですね。食事をしながら、飲みながら観戦できる場所を設定しています。6,609席ということは、今の1万人くらい入る現メインスタンドから、随分、絞っています。ラウンジの設定をしたり、折り畳みの跳ね上げ式の座席にするために、スペースをより多く使っているということです。JRの高架側から見た絵です。まだ完ぺきな絵ではないですが、エレベーターがあったり、階段があったり。JRの高架がある関係で、奥行きがギリギリです。奥行きに余裕がありません。ですので、お客様のエントリーが、階段を中心となります。よく海外のスタジアムであるパターンです。スロープがあって、ゆっくり周りをグルグル上がるタイプではなく、上下でエントリーするタイプです。年間指定席専用の屋内階段があったりします。次、お願いします。これはJR鶴ヶ丘駅側から見ている絵です。防音対策なども取り入れながら、ネームプレートを掲出する場所を、今はここを想定しています。鶴ヶ丘駅側から来る、玄関的なところですね。誰もが見えるところ、チケットを買っていなくても見える場所に、ネームプレートを掲出する予定です。少し引いています。さっきの絵を後ろに引いた感じになると、こうなります。防音対策と書いているところは塞がっています。言い換えたら、音が外に漏れない。逆を言うと、今のゴール裏の座席も増えているんですけど、スピーカーみたいな感じです。屋根もあって、音が前に出て行く形になります。ネームプレートを付ける場所がオープンなエリアになるような形になっています。スタジアムの売店としての、コンビニエンスストア的なグッズショップも入れていく予定で進めています。次は、地下鉄の長居駅側から見た絵になります。VIPの入り口があったり、記者控室、一時預かりができる場所も設けます。今は、車寄せのところがテニスコートになっているところです。テニスコート二面分の場所を使って、このようなスペースを創出して、車を入れられるようにします。道路が並行して通るような形になるので、選手のバスはここから入ってくるのですが、道路から直接入ってくる。公園の中を無理に走る設定ではなくなる形になります。先ほど申し上げたように、新しいゴール裏のスタンドは、4,824席になります。今ある席が後ろに伸びる、ということは、一番前の場所は同じです。立ち見ではなくて、ACL対応をしますから、背もたれ付きの座席が付きます。屋根が100%かかり、周りが防音壁です。矢印は、音がどういう風に伝わるかというイメージですけど、距離も近いので、かなり、選手に対する皆さんの声が響きます。ヤンマースタジアム長居の反響する屋根の下にアウェイのサポーターは上がって応援されていますけど、新スタジアムでは、ゴール裏で、それより強い状態が作れます。アウェイ側は、今までと距離が変わりません。空いている場所は、ラグビーやアメリカンフットボールの貴重なウォーミングアップ場所になっており、すごく大切です。なおかつ、大型映像装置をそのまま使わせていただきます。ここは南側なので、芝生にとって、ここに屋根がかからないことが非常にポジティブです。音の対策の問題、費用の問題で、このようになります。2,691席と座席は増えているのですが、距離はそのままという形です。今のスタジアムの環境の中で、ここを次に頑張って改装しないといけないだろうなという形になります。いずれにしても、限られた費用で優先順位を持って、お金を使っていくというところの中から、このような計画になっています。これが基本設計のベースになっています。実際に建物の着工は今年の夏前になります。それまでは解体工事を実施しているということになります。
今日は時間の都合もあるので、パーツを中心に、以前と違う部分の解説をさせていただきました。2枚目のページでお話しさせていただいたんですけど、まだまだ資金を集めないといけません。お金が集まらなければ、借り入れを起こすこともあり得ます。それをすることによって、当然、借りたら返さなければいけません。収益からお金を返していくことが生まれます。なるべく借り入れる金額を減らして、経営の自由度が高い状態で、新しいスタジアムに移行していきたいと思います。当然、投資するわけですから回収が必要です。このスタジアムにすることで、相当な増収効果が見込めます。それによって、チームの強化費をきちっと確保していくことが、このスタジアムに移行するクラブサイドのメリットです。お客さまにとっても、観戦環境を大きく改善して、なおかついろんな観戦スタイルを実現する。それが、キンチョウの良さを生かしたまま、距離が離れることなく、一体感を持って試合を楽しんでいただけるようなスタジアムにしていきたいと思います。ぜひ、引き続き、応援よろしくお願いします。今日はどうもありがとうございました。(場内拍手)

【質疑応答】
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Q:監督の選定を含め、セレッソをどのような個性を持つチームにしたいとお考えですか?


大熊清チーム統括部長
セレッソというクラブは、育成から積み上げて選手を育ててきたクラブです。ただ、同じメンバーでずっと来ているというところもあり、それが個性にもなったり、その個性が足し算になるときもあれば、個性同士がいろんな部分での掛け算になってしまうときもあるのかなと感じています。いろんな意味で、自立という言葉を使わせてもらったのは、やはりサッカーは一人のスポーツではないので、個性がいい方向に向かうようなチーム、一人ひとりが自立をして、自分のこと以外に常にチームを考え、セレッソが愛されるチームに向かうような雰囲気作りを一人ひとりがやっていかないといけません。先ほどから言っている、選手がセレッソに何を還元できるか、という大人の集団にしていくというところをU-23やアカデミーも含めて、しっかりやっていきたいと思っております。

Q:市民デーについて。私の、僕の住んでいる市の市民デーがありません。

橋本毅夫 事業部長
貴重なご意見ありがとうございます。ぜひ多くの方にセレッソ大阪を知っていただきたいということで、ホームタウン活動を実施しております。どちらの街にお住まいの方なのか分からないのですが、可能なかぎり広く、多くの方々にご来場いただけるような形で検討させていただきたく思っておりますので、またご来場をお待ちしております。

Q:主力の大量移籍の原因をどう考えていますか?同じ過ちを繰り返さないための対策をどう考えていますか?

大熊清チーム統括部長

大変、申し訳なく思っております。各選手が(セレッソに)戻る時も向き合い、そういう話(オファー)があったときも個人で向き合ってきました。同時に、彼らが投げかけているメッセージをしっかりとこれから生かしていくことも必要です。それが一点と、もう一つ、サッカー界自体が非常に変わってきていて、1月に山中選手が浦和レッズに移籍をしたんですけど、いろんな意味で、これまではなかなかない移籍が成立し始めています。そういう意味では、さらにセレッソが育成型クラブとしての魅力を付けることと、社長が言われている、みんなに愛されるクラブにしていくことが大切です。契約内容も含めて変わりかけている激動のサッカー界において、社長と相談しながら、しっかりやっていくことが重要ではないかと思っております。

Q:入場ゲートでサクラソシオのカードをタッチすることにより来場ポイントが溜まりますが、2018シーズンは8回来場した内の2回、ポイントが付いていないときがありました。どこから音が鳴っているか分からないまま係員に先に進むように促されました。後付けはできないとのことで、かざしたときにポイントが出るとか、名前が出るとか、何か対策はできないでしょうか。来場ポイントがもったいないです。

事業部 猪原尚登課長

貴重なご意見ありがとうございます。事業部の猪原です。Jリーグの方で、各会場でワンタッチパスというシステムを使って、ポイントシステムを付ける形にしております。クラブで全てを改善することはなかなかできないのですが、ご意見いただいたところを、Jリーグとも協議しながら、改善できるかというところと、すでにこのシステムからリニューアルするという計画も、リーグとクラブで考えています。セレッソだけではないのですが、考えていますので、今のご意見を反映しながら、よりよいシステムをリーグと一緒に作っていきたいと思います。

Q:ユニフォームについてお伺いします。今シーズン、初めてまだ新しいユニフォームを買っていません。今日、選手が着ているのを見て、「カッコイイ」と思ったのですが…。例えば、3つぐらい候補があって、それをみんなが選ぶなど、そういうことがシーズン前にあると、もっとワクワクすんじゃないかなと思います。社長の話す「ワクワク」の一つに加えていただけたらと思います。よろしくお願いします。

事業部 猪原尚登課長

ご意見ありがとうございます。皆さまで投票方式にするかどうかということは、クラブ以外のところでも、例えばプーマさんであったり、それ以外のところでも、細かいデザインのところで、ロゴがこういう風にするとあまり見えないとか、リーグの規定もありながらなので、そのままそっくり皆さまのご意見に応えることはできない部分もあります。決して、一つの中から選んでいるわけではなく、クラブとしても、いろんなプロセスの中からデザインを選択させていただきました。今回のデザインについても、皆さんのご意見がどういったモノか、我々クラブ側も理解しています。クラブとしても、より良いモノを作って、たくさんユニフォームを販売して、クラブの力を強くしていくというところもありますので、今後、どういうプロセスでやっていくかということは、こちらでも検討させていただきたいと思います。

Q:大阪ダービーについて、二つあります。一つは、最近は全く勝っていません。大阪ダービーに勝ったら選手に特別ボーナスを出すとか、何か選手のモチベーションを上げる施策をお願いします。もう一つ、大阪ダービーをガンバさんと大阪名物にしていきたいと思っているので、例えば、ユニフォームやTシャツで、“今年の大阪ダービーの記念Tシャツ”などを作っていただきたいです。サッカーに興味がない人でも大阪ダービーに興味を持ってもらえるイベントやグッズを考えていただければと思っています。

森島寛晃代表取締役社長

貴重なご意見ありがとうございます。大阪ダービーを皆さんに応援していただいている中、クラブとしても、大阪ダービーは特別な思いを持って臨むように、みんなテンションも上がって、「必ず勝つ」という形ではやっています。今、言われたように、お金ということも一つありますが、お金以外のところで、もっと選手たちにも、「この試合は1試合ではなく、大阪ダービーは絶対に負けられない」という思いを、選手一人ひとりにもっと伝えていけるようにしたいです。選手のモチベーションの上げ方というところで、「この試合は特別だぞ」という形で勝利プレミアムも一つの形かなとは思いますが、まずは、徹底して、「絶対に負けられない」という大阪ダービーの重要性を選手一つひとりやクラブ全体に持たせていきたいと思います。グッズに関しては、今季は開幕戦も関西ダービーという位置付けでもあります。いろんな形で、シーズンを通して皆さんにワクワクしてもらえるように、グッズ、イベントも含めてやっていく中で、大阪ダービーも、特別な何か、今までと違うことをやっていけるような話もしながら、皆さんにワクワクしてもらえるようにしたいと思います。

橋本毅夫 事業部長
今、猪原と話をしていたのですが、昨年は、どうやらガンバさんとの試合の際には、何らかの商品があったようです。今年に関しても、もちろん先方があるお話ですが、共有した上で、どういう展開をしていくのかということを、これからやっていきたいと思います。
事業部 猪原尚登課長
橋本からもありました通り、昨年の大阪ダービーでは、Tシャツやタオルマフラーの販売はしていました。こちらがうまく周知できていないというところで、ご存じではないと思うので、それはクラブとして、どういう風に皆さまに伝えていくかというところはあると思います。大阪ダービーは、大阪のサッカー界だけではなく、日本の中でもダービーは大阪ダービーだと。大阪のスポーツコンテンツの中で、大阪ダービーを見ようということで、関西のテレビ局さんにも中継していただけるようにとか、誰もがこの日に大阪ダービーがあると知っていただけることが、たくさんのお客さんが来て、お互いのクラブが発展していくということになるので、そういったところをうまく、クラブとしてやっていきたいと思います。

Q:チームの規律について質問したいと思います。チームには規律が必ずあると思いますが、それを決めているのは監督なのでしょうか?それとも、クラブの強化部なのでしょうか?昨季は、規律違反までとはいかなくても、チームの雰囲気を変えるような発言や行動する選手がいたように、サポーターからも思っていました。あることないことマスコミは書きますが、実際のところ、規律はどのように誰が決めて、どのように運営しているのでしょうか?
大熊清チーム統括部長


細かくこの場で言うのは難しい部分もあるのですが、選手会の中で、罰金制度を作ったりもしています。先ほどから言っているように、何をしたらいけないのか、チームのためになるのか、というところは、正直、一流の一流であれば、分からないといけないことだと思います。そういう意味では、罰金制度を自主的に決めさせて、やっているところもあります。それと、難しいんですけど、監督マターの規律を、どのくらいフロントが入っていくのかという難しさもあります。選手を呼び出して、こういうことを言っている、という部分はなかなか皆さんに伝える場がありませんし、表には出ないんですけど、共通に思っている場面があった中で、現社長と個人やグループを呼び出して、チームにあるべき姿を求めることはやっていました。立ち返ると、もっともっと責任感を持って、自分で見極められる集団にすることが、皆さんが愛するセレッソになるのかなという思いで、自立という言葉を使わせてもらっている経緯があります。

Q:先ほどから、育成型クラブというお話が出ているのですが、U-18に所属していた鈴木冬一選手について伺います。昨年、長崎総合科学大附高に転籍しました。記事を読むと、本人自身が、「いろんなことを考えた上で、転籍を決めた」と。最終的に、今年、Jクラブに内定が決まったのが湘南ベルマーレです。ウチに帰ってくるのであれば、まだ行ってきた経験が生かされるという話になると思いますが、他クラブに持っていかれるのは…。年代別代表でも活躍していた選手です。彼を呼び戻せなかったのか、ウチが呼び戻さなかったのか、そのあたりはいかがでしょうか?

宮本功 一般社団法人セレッソ大阪スポーツクラブ代表理事

育成を担当している宮本です。鈴木選手が高校3年生になるとき、ちょうど1年前ですね。U-23のキャンプに合流して、高校3年生として、セレッソ大阪U-18、U-23としてプレーするタイミングでの移籍でした。本人は、プロに対して、何が自分に足りないのかをきちっと分析できる、非常に賢い子でした。今、自分がここにいたら、立ち位置がどうなのか、冷静に分析していました。ライバルも多いですし、セレッソのトップチームの選手を見たときに、自分がここでプロになれるのか、活躍できるのかと。それも踏まえて、環境を変えないとプロになれない、自分をもっと厳しい場所に置きたいという非常に強い意志を持っていました。当時、何度も面談しましたし、保護者の方ともお話させていただいた上で、本人にとってそれがベストだという本人の強い意志を尊重して、送り出した次第です。その時点では、プロ契約をしていたわけではなく、契約としてはアマチュア、セレッソのユースに所属している選手でした。一方で、受け入れ側の学校も、非常にポジティブでした。そういうことから移籍に至ったという形です。本人が成長して、我々も組織が変わりますから、きっと、いろんな話もあったと思います。我々としては、今回のタイミングかどうだったかは別にして、小さいときからずっとセレッソでサッカーをしてきたサッカー大好き小僧なので、将来、セレッソで一緒にできたらいいなと、アカデミーの立場の私としては、切に思います。お答えになっているか分かりませんが、以上です。

Q:U-23について伺います。サポーターの目から見て、昨季は戦えるチームになっていたと思います。ただ、U-23の選手にトップチームでプレーするチャンスがなく、昨季、J3で活躍していた選手も何人か完全移籍で放出してしまいました。U-23の選手のモチベーション、チームの意義を教えて下さい。

大熊清チーム統括部長

先ほどもお話させてもらったんですけど、J1で1人、7人がJ2に行けるクラブは皆さんが作ったセレッソしかありません。過去にも、どのクラブとは言えないですが、育成型でやっていこうとしながら、結局、諦めて、というクラブもあります。いろんなクラブがある中で、女子も含めて、しっかりU-23もやっているクラブは、セレッソが日本一ではないかと思っています。その中で、U-23についてもかなり話し合っているのですが、さっきの鈴木くんもそうですし、金沢に行った石尾もそうですし、出場機会を求める自分の意見(があった)。今は、ほとんどの若い選手にエージェントが付いている時代です。その中で、J1に1人とJ2に7人出していることは素晴らしいですし、出発点としてU-23がなければ、これだけの人数は育たたなかったということは、分かっていただきたいと思っております。U-23から早急にトップチームにつながるようにという思いで、戦えるようになっています。ただ、出場機会を求めて、本人が契約を一回リセットしたいという思いもあったり、退路を断って他のチームで、という自分の意見もあった中で、なるべくセレッソに残ってそのままトップにつながればという思いで契約をしたり、育てたりしています。その中で、帰ってくる意志があれば、必ず声をかけられるように、鈴木くんや石尾だったり、米澤だったり、マネジメントにもそういう話はしています。多くの人数の育成の選手がJリーグでやって、また違った形でセレッソに戻ってくることも、必要な時代になっているかなと思います。即効薬、もっともっとトップへ、という皆さんの気持ちも分かるんですけど、しっかりと積み上げて、J1で活躍できる選手を育てたいと思っているので、今後もご理解をいただければと思います。謙虚に、そういった意見もチームとして受け止めながら、なるべく早急に上に上げたり、違う形でのアプローチも含めて、そういう思いに応えたいと思います。

2019シーズンチーム記者会見の様子はこちら
https://youtu.be/MwoWW2cV7vM