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【9/22 湘南戦】Match Preview

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早くも訪れたリベンジの機会。敗退したルヴァンカップ準々決勝の内容も糧に、勝利のみを目指す 今節の相手、湘南ベルマーレとは、記憶に新しいルヴァンカップ準々決勝以来の対戦となる。セレッソは湘南に敗れてルヴァンカップ連覇の夢が絶たれてしまったが、とりわけ痛恨だったのが、湘南のホームで行われた第1戦。立ち上がりから、勢いよく試合に入ってきた相手に主導権を握られると、前半のうちに失点。後半も盛り返すことができず、2点を取られて0-3で完敗した。「相手にやりたいことをやられた」(高木俊幸)この試合は、今でもチームに、選手たちの心に深く刻まれている。「繰り返さないためには、しっかりゲームに入ることが大事」(山村和也)。今節、最初の見どころは、試合序盤の攻防だろう。 また、準々決勝の2試合を通して湘南に苦しめられたのが、前からのプレスと縦に追い越していく攻撃。第1戦では、湘南のプレスをかいくぐることができず、ボールを動かせないまま試合の流れを相手に渡してしまった。第2戦では、先制した後、中盤でのパス交換を奪われたところから、湘南に一気に得点まで持っていかれた。こういった点を踏まえると、今節、セレッソは、攻撃では、いかに湘南のプレスを回避するか。守備では、守から攻への切り替えが速い相手に対し、「ボールの失い方に気を付けたい。プレーを切ることも含めて、リスクマネジメントをしっかりすることも大事」(山村)になる。 プラス材料もある。ルヴァンカップ準々決勝では、日本代表で杉本健勇を、韓国代表でキム ジンヒョンを欠き、丸橋祐介も体調不良で2試合とも欠場を余儀なくされた。また、第1戦は山口蛍も不在であり、完敗したアウェイでの試合は主力4選手を欠いての一戦でもあった。今節は、彼らが揃って出場の可能性もある。「ルヴァンカップでは、相手のハイプレスに後手を踏んでしまったけど、シンプルにワンタッチではたいていけば、プレスもかわせるはず。勝つチャンスは十分にあると思う」と丸橋は試合を見据える。 現在、J1リーグは3位のFC東京から7位の鹿島アントラーズまで、勝点3差の中に5チームがひしめく大混戦。(注:北海道コンサドーレ札幌は1試合少ない)。セレッソとしても、まだまだ十分にACL出場圏内である3位以内は狙える位置に付けている。過去、セレッソは2年連続でACL出場権を獲得したことはない。昨季、2冠を獲得してクラブに新たな歴史を築いたが、今季もまた、歴史を塗り替えるチャンスだ。 ルヴァンカップの連覇を阻まれた相手にリーグ戦でリベンジするために、残り8試合、リーグ戦で一つでも上の順位を目指すために、今節も勝点3だけを強く意識して試合に挑む。

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