【9/1 浦和戦】Match Preview

思いが詰まった埼玉スタジアムにて、9月攻勢の第一歩となる勝点3を目指す

J1リーグ第16節の清水エスパルス戦から始まった公式戦12連戦を終え、束の間の休息を取った桜の戦士たち。2日間のオフを終えて練習が再開された8月28日。午前練習を終えた尹晶煥監督が、「選手はみんな、いい顔をしている」と話すなど、チームからはリフレッシュした様子が伝わってきた。もっとも、午後練習では、オフ明けとしては異例の紅白戦も実施されるなど、早速、戦闘モードに入り、選手間による競争意識が掻き立てられていた。

前節、セレッソ大阪は首位のサンフレッチェ広島に敗戦。攻守で課題を突き付けられ、逆転でのリーグ優勝の可能性は限りなく低くなった。それでも、「毎年、出続けることに意味がある」とGKキム ジンヒョンも話す、ACL出場枠である3位以内は、十分、狙える位置に付けている。残り10試合、1試合たりとも無駄にはできないシーズン終盤戦へ突入する。

今週に入り、負傷離脱していた柿谷曜一朗と山村和也、ヤン ドンヒョンが本格的に全体練習に合流。前線の競争は一段と激しさを増した。清武弘嗣は話す。「プレーを見て、やっぱり曜一朗はうまいと思ったし、アイツが入るだけで雰囲気も変わる。だけど、僕もトシ(高木俊幸)も(水沼)宏太もタカキ(福満)も(田中)アトムくんも、(2列目のポジションには)いろんな選手がいる。誰が出てもそれぞれの個性が生かせるサッカーができたらいい」。ホームで戦った第17節の浦和レッズ戦では先制点を決めた高木にとっては、移籍後、初めて古巣のホームへ乗り込む一戦となる。「浦和に勝ちたい気持ちは誰より強い」と熱い気持ちを胸に秘め、今節に挑む。

直近のリーグ戦で3失点、4失点と大量失点を重ねた浦和が今節を前に守備を引き締め直してくることは明白。前節・名古屋戦の試合後のインタビュー内容が「主審及び副審に対する侮辱又は公然の名誉毀損行為」に該当すると判断されたオズワルド オリヴェイラ監督が2試合のベンチ入り停止処分を科され、今節は指揮を執ることができないが、それさえも力に変えて立ち向かってくるだろう。セレッソとしては、そういった相手のモチベーションを凌駕するパワーが敵地で求められることになる。

森保一新監督による最初の日本代表が発表された8月30日。発表1時間前に報道陣に囲まれた杉本健勇は、「今日、代表が発表されることも知らなかった。浦和に勝つことしか考えていない」とキッパリ言い切った。新生韓国代表に選出されたキム ジンヒョンも「いまはチームとして勝つことを一番に考えている」と思いは同じだ。

今節の舞台である埼玉スタジアムでは、昨季はリーグ戦の第2節でコテンパンにやられ、J1の厳しさを思い知らされた一方、JリーグYBCルヴァンカップでは初タイトルを獲得し、シーズンの最後は天皇杯でもトロフィーを掲げ、深く印象に刻まれる場所となった。そんなセレッソに関わるすべての人たちにとって思いが詰まったスタジアムにて、9月攻勢の第一歩となる勝点3を掴みたい。








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