【8/22 天皇杯ラウンド16 甲府戦】Match Preview

リーグ戦の勢いを継続させ、連覇の可能性を広げるために。結果のみが求められる一戦

 リーグ戦2連勝を飾ったJ1第23節、V・ファーレン長崎戦から中2日。セレッソ大阪が、敵地で行われる天皇杯ラウンド16・ヴァンフォーレ甲府戦に臨む。スケジュールはかなりタイトだ。長崎でのアウェイから甲府のアウェイへ。長距離移動を伴い、セレッソにとっては12連戦の11試合目でもある。それでも、直近のリーグ戦では2連勝中とあって、チームの雰囲気は明るい。

また、リーグ戦の直近3試合は全く同じ11人が先発を果たしているとあって、出番に飢えている選手たちも多い。「僕も含めて、最近、試合に出ることができていない選手たちがやる気に満ち溢れています」。J1第22節・清水エスパルス戦の前、水沼宏太はこのような言葉で控え選手たちの思いを代弁していたが、前節の長崎戦でも、途中から出た水沼に福満隆貴、秋山大地はしっかりと試合に入り、短時間でも印象的なプレーを見せた。

過密日程で総力戦が予想される今回の天皇杯ラウンド16では、そういったリーグ戦では悔しい思いも抱えている選手たちの奮起に期待が懸かる。「リーグ戦でも連勝しているので、天皇杯にも勝って、またリーグ戦に戻れればいいかなと思います」。この試合に向けてそう決意を込めたのは福満だが、現在の流れを継続させ、天皇杯準々決勝に駒を進めるとともに、週末のリーグ戦、サンフレッチェ広島との一戦につなげるためには、この試合も勝利あるのみ。チームの思いは一つになっている。

前回の天皇杯3回戦・ツエーゲン金沢戦では、試合開始10分という早い時間帯での先制点が、その後の試合運びを楽にさせた。今回の一戦でも、相手を勢い付かせないためにも、前半から積極的に先制点を狙っていくことが大切。最初の決定機から仕留める意識で試合に入りたい。もっとも、「守備でしっかり失点ゼロで進めていけば、勝つ可能性は広がる」と山下達也が話すように、守備陣としては無失点にこだわっていきたい。

甲府は現在、J2リーグでは14位と苦しんでいるが、天皇杯では3回戦で清水を破っており、ルヴァンカップにおいても、グループステージで同居したJ1勢を差し置いて、ノックアウトステージ進出を果たしている。「注意すべき相手」(尹晶煥監督)であることは間違いない。それでも、昨年度の第97回天皇杯を制したセレッソにとって、ディフェンディングチャンピオンとして臨む今大会。「2年連続で獲ることができれば、タイトルへの執着心もさらに生まれる。ここで負けるわけにはいかない」(山下)。連覇の可能性を広げるためにも、結果のみが求められる一戦となる。








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