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【7/28 仙台戦】Match Preview

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“真夏の12連戦”の4戦目。3試合勝利なしの逆境を跳ね返す力が問われる一戦に 中断明けのリーグ初戦となったJ1第16節・清水エスパルス戦で喫した完敗を払拭すべく、巻き返しを誓ったホーム2連戦は、1分1敗。上位追撃のために必要な勝利を掴むことはできなかった。J1第17節・浦和レッズ戦は、清水戦から攻守に改善したプレーを披露。幸先良く高木俊幸のゴールで先制したが、2点目を取れずにCKから追いつかれると、浦和戦から中2日、25日に行われたAFCチャンピオンズリーグによる延期分であるJ1第14節・鹿島アントラーズ戦は、後半に守備が乱れて2失点。その後は猛反撃を仕掛けるも、最後まで1点が遠かった。 先制すれば、試合をコントロールしつつ締める。先制されても、その後を粘り強く戦うことで2失点目をしのぎ、試合の流れを自分たちに持っていく。昨季の好調時にできていたことがピッチで表現できず、「少しチームとして勝てる方式を忘れているところもある」(尹晶煥監督)のがチームの現状だ。 「守備は一人ではできないので、全員で連動すること。攻撃ではチャンスも作れているので、そこでしっかり決めること。(その上で)シンプルにピッチで戦う姿勢を見せること」。27日の練習後、「いま、勝つために必要なこと」を問われた山村和也はこのように答えたが、まさにこの言葉にすべてが詰まっている。 “真夏の12連戦”の4戦目となる今節は、アウェイでのベガルタ仙台戦。セレッソは鹿島戦から中2日と再び過密日程のため、まずは一人ひとりがコンディションを整えることに重きを置いて、仙台戦に向けた練習に取り組んだ。もっとも、鹿島戦では浦和戦から先発7人を入れ替えて臨んだだけに、今節は、再び試合に飢えた選手たちが心に闘志を燃やし、今か今かと出番を待っている。「グラウンドに立てば勝利のために全力を尽くす」とソウザが誓えば、「いまこそチームとして一つにならないといけない試合」だと福満隆貴も話す。逆境をチーム全員で跳ね返す力が問われている。 鹿島戦を終えて、今季のリーグ戦も前半戦が終了した。ACLと並行しての戦いとなったセレッソは、7勝6分4敗の5位で折り返すこととなった。残念ながら上位陣との差は開いてしまっているが、まだまだシーズンの戦いはここから。目の前の1戦、1戦に全力を注ぎ、一つひとつ勝っていくことでしか、再浮上の道はない。ユアスタの放つ圧倒的アウェイ感に屈せず、チーム全員で戦い、勝点3を掴み、流れを変えたい一戦となる

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