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【7/25 鹿島戦】Match Review

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好調・鹿島の攻撃陣を止めることができず、2失点。上位追撃のチャンスを逃す、痛い敗戦 ■試合データー(スタッツ/トラッキングデーター) https://www.cerezo.jp/matches/2018-07-25-19/ AFCチャンピオンズリーグによる延期分となったJ1第14節・鹿島アントラーズ戦は、試合後、尹晶煥監督が「サポーターの皆さんにいい姿を見せることができませんでした」と苦々しく振り返ったように、攻守で相手に劣り、0-2で敗戦。今季の公式戦におけるホーム初黒星を喫してしまった。 22日に行われたJ1第17節・浦和レッズ戦から中2日。コンディション面を考慮して、先発7人を入れ替えて臨んだ試合は、立ち上がりからボールを持つ時間こそあるものの、アタックゾーンに進入する回数が少なく、崩しの部分でパスのイメージが合わない。一方、今節を迎えるにあたり、中断明けは公式戦3試合で14得点を決めている鹿島の攻撃は淀みない。10分、20分、24分と、セレッソは鹿島の左サイドから攻め込まれ、ピンチを招く。それでも、リーグ戦6試合ぶりの先発となった藤本康太が体を張ってしのぐなど、セレッソも失点は許さない。 すると、前半終了間際に立て続けに好機が訪れる。39分、オスマルのパスを鹿島DFの背後で受けた水沼宏太がフリーでシュートチャンスを迎えたが、ここはFIFAワールドカップロシアでも活躍を見せた日本代表CBの昌子源が物凄いスピードでカバーに入り、水沼のシュートをブロック。ただし、このプレーで昌子は足首を痛め、負傷交代となる。続く43分。今度は山下達也のパスに抜け出した田中亜土夢のクロスを再び水沼が合わせたが、シュートはGKクォン スンテに止められた。 後半は、悪いボールの失い方から鹿島にカウンターを与える場面も目立ったセレッソ。すると、57分、ディフェンスラインが耐え切れずに失点してしまう。鹿島のCB犬飼智也が縦に出したパスがセレッソの選手に当たって軌道が変わり、前方へ転がると、これが鈴木優磨への絶妙なスルーパスとなる。藤本と山下がカバーに行くも、鈴木を止めることができず、飛び出したキム ジンヒョンも頭上を越すループシュートを決められ、鹿島に先制を許した。意気消沈したセレッソは3分後にも失点。セットプレーの流れで前線に残っていた町田浩樹に縦への突破を許すと、左からのクロスを土居聖真に決められた。 2点のビハインドを負ったセレッソは、63分に高木俊幸、68分に山村和也と立て続けに交代カードを切り、反撃態勢に出る。すると、73分、CKのこぼれ球を水沼がシュート。ここは惜しくもポストに当たったが、その跳ね返りが片山瑛一の前にこぼれる。絶好の得点チャンスだったが、コースを狙いにいった片山のシュートはクォン スンテに防がれた。77分にはソウザもピッチに投入され、さらに推進力を高めたセレッソは、78分、丸橋祐介のクロスをファーサイドで山村が合わせてネットを揺らしたが、その前に中央で反応した杉本健勇がオフサイドのポジションで、ゴールは認められず。反撃ムードを高めることができない。 その後もソウザが思い切ったミドルシュートを放つなど攻めたセレッソだが、最後まで1点が遠く、タイムアップ。勝てば上位との差を縮めることができるチャンスだったが、好調・鹿島の攻撃陣を止めることができず、手痛い敗戦を喫した。

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