【3/2 札幌戦】Match Preview

ホーム連戦となる今節。変化の途上にある札幌を“継続”の力で下し、リーグ戦初勝利を掴みたい

「フライデーナイトJリーグ」と銘打たれたJ1第2節。3月6日にAFCチャンピオンズリーグMD3のブリーラム・ユナイテッド戦を控える日程上の理由から、金曜日開催となる今節、セレッソ大阪がホーム・キンチョウスタジアムに北海道コンサドーレ札幌を迎え撃つ。

J1リーグ開幕戦となった前節は、ヤンマースタジアム長居で横浜F・マリノスと対戦。前半17分にミドルシュートから失点すると、アグレッシブな相手のプレスを前に中盤でボールを失う場面が多く、ペースをつかむことができずにいたセレッソだが、横浜FMの高いDFラインの裏を突き、チャンスを作ると、試合終盤は押し込む時間も長く、途中出場のソウザのクロスから、相手DFのミスを突いた柿谷曜一朗が押し込み同点。勝点1を獲得した。

執念で得た勝点1の価値は大きいが、「ホームで勝ってこそ乗っていける。そういった雰囲気を作り出したい」と尹晶煥監督も試合前日に話したように、開幕戦に続いてホームで迎える今節は、勝点3がマスト。そのために大切となるのが先制点だ。今季初ゴールが期待される杉本健勇も、「チームを勝たせるためにプレーしたい。もちろん、得点も狙っていく」と貪欲にゴールを狙う姿勢を示した。

ペトロヴィッチ新監督を招き、攻撃的なサッカーへのスタイル転換を図る札幌は、開幕戦ではサンフレッチェ広島に0-1で敗れたが、「内容を見れば決して負けに値するようなゲームではなかった」と試合後に指揮官も話すなど、ビルドアップも含めて“ペトロヴィッチ流”が早速、ピッチで表現されており、昨季まで浦和レッズでペトロヴィッチ監督の指導を受けていた高木俊幸も、「選手に教え込む能力や指導の徹底はすごいなと思いました」と舌を巻く。

そんな新たな色に加え、昨季までの特長であった、福森晃斗から前線にシンプルにロングボールを入れる形も見られただけに、ジェイとのマッチアップが予想される木本恭生も、「ただ単に体をぶつけるだけではなく、工夫して守りたい」と話す。独特のスタイルでビルドアップしてくる相手に対して組織で対応することも大切だが、高さのあるジェイ、ドリブルが得意な三好康児やチャナティップ、駒井善成と、局面での1対1のバトルに負けないことも、今節を制するための重要なポイントとなる。

そういった警戒すべき部分はある一方で、広島戦での失点時のクロス対応も含め、札幌は守備で整備し切れていない側面も露呈しているだけに、セレッソとしては、相手の綻びをしっかりと突いていきたい。昨季から今季にかけて積み重ねてきた力をしっかりと発揮すれば、十分に勝利を掴むことは可能だ。「どの試合でも勝つためにやっているが、特にホームでは勝点3が義務付けられている。明日は勝ちたい。試合に入る時はいつも、自分の全力を尽くそう、チームに貢献しようと思っている。何が起きても自分の全力を尽くす準備をしている」とはソウザ。今節が終わると、セレッソはブリーラム戦が行われるタイへ向かう。長距離移動を強いられるだけに、今節、リーグ戦での初勝利を掴み、気持ち良く遠征に出発したい。






2018明治安田生命J1リーグ 第2節 北海道コンサドーレ札幌 2018明治安田生命J1リーグ 第2節