「セレッソ大阪 サポーターズコンベンション2017」レポート【第二部】

「サポーターズコンベンション2017」の第二部のレポートを以下の通りお知らせいたします。
・チーム強化方針資料(PDF
・営業グループ実績資料(PDF
・桜スタジアム(キンチョウスタジアム)改修工事説(PDF
※こちらの資料をご参照ください。
■チーム統括部フットボールオペレーショングループ部長 森島 寛晃
皆さん、こんばんは。ただいま紹介していただきましたチーム統括部フットボールオペレーショングループの森島です。よろしくお願いします。
皆さま方におかれましては、本当にいつもセレッソ大阪を温かくご支援、ご声援いただきましてありがとうございます。昨シーズンは、チームとしてJ1昇格という目標を掲げた中で1年間戦ってまいりました。J1自動昇格、J2優勝を目標にやってきましたけれども、最後の最後でJ1昇格プレーオフに回る苦しい戦いの中で、J1昇格ができたのも皆さまが最後まで熱い声援を送っていただいたおかげです。それでチームが1つになって、昇格につながったと思います。本当にありがとうございます。
ただ、チームとしましても、ようやくスタートラインに立ったと思っています。今から、昨季のチームの振り返りと、今季のチームの方針、目標を伝えさせていただきます。よろしくお願いします。

<資料P2>
2016シーズンは、J2優勝、J1昇格という目標に向かって、チームコンセプトは『セレッソのスタイル・色を築く』『2015シーズンの福岡戦を忘れない』『ボールを奪いアグレッシブに戦う』『攻守にハードワーク(連動・連続)』『切り替え・球際』、こういうものをコンセプトとして1年間、戦ってきました。
<資料P3、4>
順位は2015年と同じ4位です。勝点こそ78と、2015年の67を上回る形になりましたが、2015年と同じようにJ1昇格プレーオフに回り、結果として昇格は達成できました。ただ、優勝できなかった、自動昇格できなかったというなかで、2016シーズンは何が足りなかったのかと検証したところ、勝点は78と大きく増えましたが、失点数も増えてしまった。試合の最後の最後で追いつかれてしまう、勝ち切れない、そういうところの失点を数字で検証してみました。
<資料P5、6>
2016年は、勝利数は増えましたが、非常に1点差のゲームが多かった。3点差以上の勝利は1試合しかなくて苦しかった。追加点がなかなか取れずにチームが波に乗れなかった。そういうところも、1点差のゲームの中でありました。もっと気持ちを前に出して、点を取りに行く部分も足らなかったのではないかなと思います。2015年は後半の立ち上がりに失点が多く、失点をなんとか減らすために守備のところを選手たちに落とし込むことをやってきましたが、2016年は後半の30分以降で追いつかれたり逆転されたりという失点が非常に多かった。選手たちの運動量も多少落ちた部分もあるとは思いますが、守備の形を作ったなかで、人はいるのにボールに対して誰が行くのか。そういうところのチーム全体での動きも、しっかりできなかったのではないか、足が止まってしまう現象が見られました。
<資料P7>
J1ではトラッキングデータがあり、選手が1試合で何km走ったかが数字に出ます。J2には。このデータはないのですが、セレッソでは1人ひとりの背中に機器を取り付けて、走った距離を常に測っています。1試合あたりのチーム全体の走行距離が113kmです。これをJ1の中に入れてみると9位から10位の間ですが、もっともっと動きの質を上げていかないと、なかなかJ1の舞台では厳しい戦いになるのではないかなと思います。
<資料P8>
2016年シーズンは、ゲームの主導権を握れない、攻守における組織的な連動が足りない、みんなで攻守一体となって攻めて、切り替えも早く、という部分がうまく連動できなかった。そして、追加点ですね。1点を取って、そこで満足するのではなく、流れのなかで追加点を奪いに行く勝負強さや攻撃のバリエーションも付けていかないといけません。
守備が安定しないというのは、人がいるのに対応できなかったのには、もちろん個人の問題点もあると思いますが、人はいるなかで誰がボールにアプローチするのか、そういう全体の共通意識も付けていかないといけません。そういう部分を、2017年はチームとして修正しないといけない。チームとしては、2016年のこういう課題を2017年は変えていきたいと思います。
<資料P9>
セレッソの色、コンセプトとして、攻撃型サッカーの確立ということを掲げました。
『ひたむきに勝利に貪欲であること』『攻守においてアグレッシブなサッカー』『献身性を持った走り』。
ひたむきに最後まで走り切る、みんなが躍動感を持って走る、そのなかでどんどんゴールに向かって行く。もう1回はっきりと、攻撃型サッカーというものを、今季だけではなくて、これからもずっと掲げてブレないようにチームとしてやっていきたい。
昨季から、セレッソ大阪U-23もできました。トップチームだけではなくて、育成のところにもつながっていきますが、しっかり連携を含めてやっていく。もう1回、そこをはっきりさせようということを、チームとして決めました。
<資料P10>
2017年は新監督を招へい、、先ほどご挨拶しました尹晶煥監督にセレッソの指揮を執ってもらうことになりました。セレッソの攻撃サッカーというなかで、尹晶煥監督は2000年に優勝争いをして、2002年にはJ2という厳しいなかでも一緒にセレッソでプレーをしてくれました。また、監督としても、サガン鳥栖をJ2からJ1に昇格させ、J1で優勝争いをさせました。非常に厳しい監督だとよく言われますけれども、選手のことを考えて、厳しい規律のなかでチーム作りをしています。素早い切り替えからのアグレッシブなサッカー、セレッソのスピーディーなサッカー、選手個々の強さの追求ということで、選手たちにより厳しさを伝え、縛り付けるわけではなくて、先ほど柿谷選手も『非常にキツイです』と言っていましたけれども、厳しさのなかで自分たちが苦しい時にみんなで1つになって頑張ろうということをトレーニングの中で植え付けてくれています。そういう監督ということで、チームとしても非常に期待しています。ポテンシャルを持った選手たちが、さらに動きを持って、気持ちを持ってプレーできるように、指揮を執ってもらうことになりました。
<資料P11>
2017年の選手補強について、攻撃的なサッカーをするなかで昨季の反省も踏まえ、攻撃の厚みという点を考えました。サイド、攻撃のタメ、いろいろなものを含めて、水沼宏太選手、福満隆貴選手、彼らはサイドで時間も作って、サイドからのクロスがあって、それぞれに特長がある選手です。そして、清武弘嗣選手の加入がこのタイミングで決まりました。セレッソから海外に移籍した選手たちはいつもセレッソのことを思って、セレッソでプレーしたことで世界でやっていられるという強い気持ちを持った選手が多く、セレッソとしても海外に移籍した選手たちの動向は常に把握しています。そのなかで今回、タイミングが合いました。チームの得点力アップのための一員として、日本代表でも活躍している経験がさらにプラスになるのではないかと期待しています。
<資料P12>
DFライン、GKの補強についてです。『選手層の厚み』『若返り』ということで、マテイ ヨニッチ選手が加わりました。昨季はKリーグでベストイレブンにも選ばれています。リーダーシップもあり、高さもあり、声を出してチームを引っ張れる。そういうところで、チーム内のDFの競争を引っ張って行ってくれる選手ではないかなと思います。
GK圍謙太朗選手は非常に身体能力が高くて、これからの若いGKのポジション争いを一層、最終ラインを含めて盛り上げてくれるのではないかなと思います。庄司朋乃也選手については、昨季はU-23でプレーし、今季はトップチームに昇格ということで、また競争の、勝負の席に加わりました。
<資料P13>
新人については、アカデミー出身の舩木翔、斧澤隼輝、森下怜哉と昨季U-23で経験を積んで、また昇格したなかでより競争があると思います。外部からの選手にしても、特長ある選手が入ることで刺激を受けて、セレッソのトップチームで活躍できるポテンシャルを持った選手たちが競争という意味でセレッソに加わって、ここからまたトップチームの底上げをしていく。そういう形で、今回、大山武蔵、茂木秀、山根永遠という選手が加わりました。それぞれがスピードや高さ、テクニック、チームの底上げになると期待を込めて獲得しました。
山内寛史選手は大学で活躍をし、身長があって柔軟性があります。今はケガをして合流していないのですが、これから必ず力になってくれる選手だと思います。
<資料P14>
医療・スカウト体制の拡充ということで、今まではドクター3名体制だったのですが、アカデミー兼任も含めて5名の体制にしました。週に2日、選手たちを常に見てもらえる環境を作って、選手の稼働率向上を目指し、体のケアも含めて医療体制をしっかり整えました。スカウトも今まで1名だったところを2名に増やして、チームがより同じ方向に向かっていくためにも、競争できる選手の発掘、タレントの獲得ということで、今シーズンは新たにやっていきたいと思います。
<資料P15>
2017年の目標は『リーグ戦9位以内』『タイトルへの挑戦』。
リーグ戦の9位以内というのはどういうことかと言えば、9位以内を目指すのではなくて、チームとして必ずタイトルを目指すなかで、その最低としてリーグ戦で9位以内には入ろうということです。十分にタイトルを取れる選手たちの集団になってきたと思います。今季、しっかり鍛えていくなかで、攻撃的なサッカーをチームがこれから確立していくためにも、タイトルを目指しながら、しっかり目標を持ってやっていきたいと考えています。
<資料P16、17>
トップチームは29名、U-23は12名でスタートします。すでにU-23の選手がトップチームと一緒にキャンプに行ったりもしていますし、昨年以上にU-23の選手もトップとの関わりを持って、たくさんの激を受けながら、入れ替えも含めながらコミュニケーションを取って、チームとしてやっていきます。
<資料P18>
トップチームは尹晶煥監督、U-23は大熊裕司監督が指揮を執ります。今も常に2人がコミュニケーションを取りながら、お互いに選手の把握をしながらチームは進んでおります。
<資料P19>
セレッソは、世界一のサポーターの皆さんがおられます。そのサポーターの皆さんがスタジアムで選手たちのプレーを見て、『また早く次の試合を見たい』と思っていただける、そういう試合が今後できるように、チームとしても毎回ブレるのではなく、攻撃のワクワクするところ、守備もしっかりしないと攻撃につながらないですし、そういうところもチームとしてブレずに、尹監督の下、チーム・サポーターが一体となって初のタイトルを目指して頑張っていけるように、2017年もぜひ応援のほどよろしくお願いします。
■事業部営業グループ長 猪原 尚登
ご紹介いただきました大阪サッカークラブ事業部営業グループの猪原と申します。本日は平日の遅い時間に関わらずお集まりいただきまして、ありがとうございます。また、普段から多くのご支援をいただき、本当にありがとうございます。
先ほどご紹介させていただきました、新しい事業部長の成田が昨日着任したばかりということで、代わりに私の方で事業部・営業面を中心にご説明させていただきたいと思います。
<資料P2>
まずスポンサーについて、2015年は81社で、2016年は90社。9社純増で、新規で12社増えまして、未継続が3社でした。スポンサー広告収入額というところでは、2015年は12.68億円、2016年は13.84億円で109%の実績になっております。
<資料P3>
続いて、年間指定席、年間パスポートです。年間指定席は、2015年は1,215席でした。2016年は1,204席です。こちらは、2015年を上回ることができませんでした。続いて年間パスポートでも2015年は4,887席で、2016年は4,662席。こちらも、約200席ほど下回っています。
<資料P4>
新しく増えたスポンサーは12社ございました。こちらの企業様に、昨年新しく支援をしていただくことになりました。今年も、昨日ホームページに掲載 させていただきましたが、新しく支援していただく会社もすでに決まっているところもございます。
<資料P5>
続いて総入場数です。リーグ戦のみの、J1昇格プレーオフを除いた数字です。2015年は25万6,880人です。2016年は26万2,691人です。こちらは少しだけ2015年を上回ることができました。平均入場者数も同じように、昨年を上回っています。
<資料P6>
続いてチケット収入です。こちらは、オーナーズシートと年間パスポートを除く数字で、J1昇格プレーオフを含んだ税込の金額になります。J1昇格プレーオフの効果もあり、3億1,100万円、昨年比113%となっております。
<資料P7>
まだ年度途中ですので最終的な数字ではないのですが、こちらは実績見込です。試合収入ですが、年間指定席、年間パスポート、先ほどのチケット収入とJ3のチケット収入も約5億円ほど入っています。
広告収入は17億6,400万円。グッズなど、その他の収入は7億3,100万円で、合計の収入が約30億円です。支出も約30億円ですが、今のところ900万円の赤字になっています。最終的にJリーグのホームページで各クラブの経営状況を発表するタイミングでは、この数字から変わると思います。
<資料P9>
続きまして、2017年の方針をご説明させていただきたいと思います。
1つ目は『自立した経営の実現』、2つ目は『2年間J2に在籍したことでの入場者数減少からの回復』、3つ目は『経営基盤の強化とクラブの質の向上』を挙げております。
<資料P10>
具体的には、『自立した経営の実現』ということでは6つ挙げています。
1番目、スポンサー営業の強化。先ほど90社になりましたということをお話しましたが、既存のスポンサーに増額のお願いをし、新しいスポンサーをさらに獲得するという方針で営業をしています。
2番目、シーズンシート購入者の継続率のアップ。こちらは継続申込をすでに締め切っていますが、新規の購入者を増やしていく、また次のシーズンに向けてしっかりと継続をしていただけるようにやっていきたいと思っております。
3番目、前売券の販売の底上げ。シーズンシートをお持ちでないお客様に対しても、いろいろな形でプロモーションをし、スポンサー企業の皆さま、それ以外の大阪市内の企業にもしっかり営業しながら伸ばしていきたいと思っています。
4番目、前売券の底上げにもつながるかと思いますが、しっかりターゲットを絞った企画チケットを考え、販売していきたいと思います。
5番目は顧客のニーズに合わせたグッズの商品企画。まだまだ、こちらはしっかりできていないところもあるのですが、皆さまのニーズに応えられるような商品を企画しながら販売を行っていきたいと思います。
最後に6番目、販売チャンネル増加の検討。現在、グッズを販売している場所はメガストア、スタジアムでの販売、オンラインショップというのが実際です。もう少しいろいろなところで販売できるようにやっていけるかどうかをしっかり検討して、グッズの販売を上げていきたいなと思っております。
<資料P11>
続いて『2年間J2に在籍したことでの入場者数減少からの回復』ですが、今年はルヴァンカップも含め、私たちは目標入場者を35万人に設定にしています。『無料招待チケットの着券率向上および有効活用』というところでは、シーズンシートをお持ちの方には毎年少しご迷惑をおかけしているところもありますが、大阪市の小学生招待など、大阪市内から南の地域の小学生招待を積極的に今年もさせていただきながら、来ていただいた方にもう1度スタジアムに足を運んでいただける形でアプローチできるようにしていきたいと思っています。
2番目、『フードパーク、ホームゲームでのイベントの充実』というところで、フードパークはまだまだしっかりできていないと認識しているところもありますので、運営体制を変えながら、しっかり充実させてやっていきたいと思います。
3番目、4番目はホームゲームが中心になりますが、我々が常々お伝えしているような、安全で快適な観戦環境を維持していきたいと思っております。スタッフ全員がしっかり皆さまをおもてなしできるように、今年もしっかりやっていきたいと思っております。
<資料P12>
『経営基盤の強化』というところでは、玉田社長からもありましたが、新しく事業部長を招きまして、事業部を再編しながら、しっかり経営基盤を強化していきたいと思っております。
2番目、まだまだ我々がしっかりできていないところの、営業戦略の基礎となるマーケティングデータを蓄積して、分析しながら次の施策に向けてやっていきたいと思っています。
3番目の、グッズ事業の業務フローの見直しというところですが、在庫の管理もしっかり見直しながら、無駄のないような取り組みをやっていきたいと思っております。
<資料P13>
収入の今シーズンの目標です。試合収入、広告収入、商品販売収入、サポーター(ファンクラブ)収入。右に小さく書いているのが2016年の数字で、左が今年の目標です。広告収入は前年度より減っていますが、一昨日の新しい選手が決まるまでの数字だったので、変わってくる可能性があります。
<資料P14>
項目別の目標です。入場者数は35万人、平均入場者数はルヴァンカップも含めた数字です。オーナーズシートは今年からSAKURA SEATと名前を変えましたが、こちらは1,300席。年間パスポート=SAKURA PASSPORTは5,000席という目標でやっていきたいと思います。ファンクラブは1万3,000人以上です。WEB無料会員というのは、「Jリーグチケット」をご利用いただいたことがあるかと思いますが、そちらで登録をして会員になっていただく方というのが、この数字になります。新規スポンサーは、15社以上獲得したいと思います。
<資料P15>
最後に、今年の損益目標ですが、こちらも新しい選手が加入する前の数字なので、収入の合計やグッズの収入は異なってくると思います。また来年のご報告時には、この数字通りではないと思います。
<資料P16>
今シーズンも皆さまのご来場をお待ちしております。2月25日、磐田戦にご来場いただければと思います。
■桜スタジアム建設募金団体 代表理事 宮本功
こんばんは。昨シーズンはいろいろご心配をおかけして、なんとかJ1に昇格できて、皆さんに今日来ていただいて、期待していただいている感じをうれしく思います。私は今から、キンチョウスタジアムの改修について少しだけ説明をさせていただきます。
<資料P1>
私の名前の上に、「桜スタジアム建設募金団体」と書いています。今回の改修は、桜スタジアム建設募金団体を設立して、私がその責任者を務めさせていただきます。
<資料P1>
もともとは「セレッソの森スタジアム構想」という形でいろいろと検討をしていました。今回、改めて、スタジアム構想から実際のプロジェクトに格上げをして、「桜スタジアムプロジェクト」と命名しました。スタジアムは、サッカーをやっている方だけが使うわけではないですし、大阪市の市民の皆さまに応援していただきたい。でも、セレッソ大阪のホームスタジアムでもあるというところから、セレッソの桜であり、大阪市の花であり、日本を象徴する花である桜という名称を頭に頂いて、桜スタジアムと命名します。
<資料P3>
実際にこのようなコピーで進めていくのですが、「大阪のみらいに、感動を贈ろう。」を合言葉に、世界に誇れる、世界がうらやむスタジアムを贈るということで、今回の改修事業を進めていきます。
<資料P4>
コンセプトは、以前からお話しているところと変わらず、クラブの成長に応じて段階的に改修をしていく。一気にドーンと進めていくだけの力はまだ我々にはないので、段階的に進めていきながら、近さであったり、一体感であったり、臨場感であったり、キンチョウスタジアムの良さはそのまま生かしながら、試合の日だけではなくて、普段の日でも皆さんに使っていただけるような複合型スタジアム、都市型の複合型スタジアムをみんなで作っていく。育成型スタジアムと言いますか、そういうコンセプトでやります。
昨シーズンのJ1昇格プレーオフはキンチョウスタジアムで2試合を戦って、最終的に結果を出せました。本当はヤンマースタジアム長居で予約していたのですが、選手たちがキンチョウスタジアムでやりたいということで、会場を変えていただいて、キンチョウスタジアムで試合をしました。そういう良さを生かした形で、改修を進めていきたいと思います。
<資料P5>
実際に改修するところは、ご覧のL字型のところです。今回は第3期にあたりますけれども、観客数は約3万人。着工は2018年夏頃、完成は2020年の冬頃。機能としては複合型。そしてラウンジ等をしっかり拡充したい。防災拠点としての機能も、できれば持ちたいと思っています。それから、キンチョウスタジアムですでに一部導入していますが木材を利用したりすることで、温かさであったり威圧的ではないというか、地域の方にどこか親しみを持てるスタジアムになればなと思います。
<資料P6>
募金団体として、募金の目標額は66億円を目指します。感覚がないくらい途方もない金額のように思えるかもしれません。クラブとしては88億円というキリのいい数字にしたかったのですが、現実的には66億円を目指します。
<資料P7>
仕組みは、建設募金団体が寄付を集めて、国の助成金などももらいながら実際にスタジアムを建設をし、完成後は大阪市に寄付する。そして、一般社団法人セレッソ大阪スポーツクラブが長期にわたって管理をしていくという枠組みです。長期にわたる管理がないと、投資した分の回収が図れません。当然そこには、投資回収ができる枠組みが必要になります。それも十分見越した上で、やれる範囲のビジネスとしてのマックスが、先ほどの66億円という数字になります。もちろん、たくさん集まったら言うことはないので、どんどん行きます(場内笑)。たくさん集まったらL字の改修がコの字になればいい話なのでグイッと広げていくのですが、まったく実現味のない計画ではダメなので、実現性のあるところでやります。
<資料P9>
今、セレッソ大阪スポーツクラブが長居公園の指定管理業務をやっています。我々が獲得しているのは5年間です。2020年で1回、切れます。その後は入札なので、我々が獲得できる保証はありません。前回も入札でした。なので、改修は5年間の間に終わらせてしまいたい。
それから、募金団体というのは最大で3年間活動できます。この仕組みは、ふるさと納税とよく似た仕組みを導入します。大阪市民の方でも寄付ができる「ふるさと寄付金」という制度を申請しています。個人の方でしたら、ふるさと納税ができる金額でご寄付をいただいたら、お金がまた還付されて実質2,000円で済むという、ふるさと納税とほぼ同じイメージができるわけです。法人の方は損金算入という税制として優遇される仕組みを導入して、皆さんに参加していただきやすい仕組みを作ります。募金の開始は、今のところ3月下旬を想定しています。本当はもっと早く始めたかったのですが、不幸なことに、熊本で大変な震災がありました。そういうところで、我々が募金を進めていくタイミングではなかったのです。それが収束していくなかで、私はチームの仕事もさせていただいていたのですが、募金を集めるような状況にもならず、今季のシーズンの頭になったという形です。
<資料P9~14>
募金の開始と設計の開始は当然リンクしますが、そのなかで皆さんのご意見もいろいろと寄せていただけたらと思いますし、なるべくいいスタジアムにしたいと思っています。また改めて、いろいろお願いを差し上げたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
Q:SAKURA PASSPORTでJ3の試合を見られるようにしてほしい。
A:昨年もこういったご要望をいただいておりました。SAKURA PASSPORTは、皆さんカードをお持ちなのですが、それではなくて、J3のホームゲーム開催分の17枚綴りの回数券というか、そういったチケットを12,000円くらいで販売させていただこうかなと思っています。また決まり次第、ホームページなどでご案内させていただきたいと思います。

Q:外部からの新人獲得が多いですが、U-23で試合出場すると、およそ1年でA契約になるので、トップで通用するまでに時間をかけることができないのでは?と懸念しています。U-23は、アカデミー出身者をあと数年、手元で育てたらトップで通用する選手が増えるという思いから始まったと記憶しています。そのわりには昇格が少ないので、若手の出入りが激しくならないか、不安に思いました。
A:森島部長
契約の話がありましたが、U-23の出場時間によって必ずA契約になるということではなくて、トップチームを目指していくなかで、U-23で出場時間を満たした場合ではB契約のままで、A契約はトップチームで出場してからという契約の形態もあります。U-23でA契約になったから、U-23で鍛えることができない、というわけではありません。契約の形がありますから、その点は問題ありません。
A:大熊部長
補足ですが、皆さんで育てていただいたアカデミーのA契約というのは、A契約選手が25人と決まっているのですが、そこから除外されます。そういう意味では、皆さんに育てていただいた選手は、もっとたくさん登録できることになっているので、他のクラブよりも少ないお金で、たくさんの選手を抱えることができます。そのあたりも、アカデミーに力を注いでいただいている結果で、U-23とトップチームに生きていると思います。

Q:プライムセレッソに入会しています。特典である、会員のみが参加できるイベントがトップチームのアウェイ戦の日に行われました。試合の日に行わなくてもいいのでは?
A:猪原グループ長
日程の調整で、そういうことになってしまって、大変申し訳ありません。今シーズンはそういったことがないように、早めに日程も調整しながら、早くイベントの告知ができるようにやっていきたいと思います。

Q:今年は久々に大阪ダービーがあります。毎回気になっているのですが、スタジアムのアウェイのガンバ側ではセキュリティーもあると思いますが空席を設けていますよね。日本では暴動が起きないと思うのですが、全部埋め尽くすことはできませんか? ルールで空けないといけないということもありますか?
A:猪原グループ長
事が起こってからでは遅いということもあり、緩衝地帯というか、南側のホームエリアとアウェイエリアの間にスペースを空けています。たくさん席を売るほうがクラブとしても収入にはなりますが、リスクということも考えてやっていかないといけません。なので、そういったスペースを設けているということです。

Q:ここ数年、J2に落ちたこともあって、チームのフィロソフィーが形としてなっていないと思います。ここ数年で、今まで構築したものがかなり崩れたと思います。これから先、J1でやっていく上で、チームのフィロソフィーをどう考えていますか?
A:玉田社長
私の個人的な意見になるかもしれませんが、確かに2014年で1回壊れた気がしています。下からもう1回築き上げてきた、アカデミーから上に結び付けていくことをベースにチームを強化していくところです。もう1つは、皆さんも(セレッソは)攻撃的なチームという印象があったと思いますが、それがなくなったということで、昨年「SAKURA SPECTACLE」という言葉を根底に置こうと臨みました。しかし、そういうチームになかなかできなかったというところです。私が社長に就任した時に最初にお話ししましたように、スローガンは毎年コロコロ変えるべきではないと考えていますので、今年はもう1回、「SAKURA SPECTACLE」にチーム全員でチャレンジするというか、全うしていきたいなと思っています。

Q:「舞洲プロジェクト」に参加されていると思いますが、今後、エヴェッサさんやオリックスさんとどういう連係を取っていくのですか?
A:玉田社長
「舞洲プロジェクト」は、大阪市と3チームで今年からスタートさせるプロジェクトです。どういうやり方をしたら一番効果が出るかということで、現在はスタッフも入って検討しているところです。オリックスさんの設備がもう間もなく完成するということで、今年の4月くらいから本格的に、本格的にと言ってもそんなに目立った活動にすぐつながるかはわかりませんけれども、例えば営業的には共通チケットを作るとか、そういう案も出たりして、大阪市と3チームでしっかり話し合いながら、大阪の活性化を図れるようにやっていきたいと考えています。

Q:昨夏ベサルト選手を獲られた理由と、今季リカルド選手を残した理由は?
A:大熊部長
契約なので細かくは言えませんが、フリーの選手と、契約金を払って獲得する選手がいます。予算の規模上、森島も含めて強化としては、フリーの選手を連れてこようという時があります。その際でも違約金の設定があったりするので、危機管理として、日本人選手や外国籍選手のリストをなるべくみんなで集めています。その中で、フリーで、予算の中で獲得できる限られた選手、かつまとまらない契約や、日本では夏の移籍ウインドーが短い中で選んだ選手でした。皆さんの中でも、外国籍選手ということでもっとやってほしいという思いはあったかもしれませんが、なかなか日本にフィットせず、というところはあったのかなと思います。簡単ではありませんが、そこを我々がしっかりやる、皆さんにご心配をかけないようにすることが、さらに必要だと自負しています。
これからも、日本人だけではなくて、情報の量やタイムリーさを蓄積しながら、皆さんにご心配をかけないように、皆さんの期待に沿うような、ワクワクする試合になるような選手を探す準備を頑張っていきたいと思います。

Q:夏にリーグ戦の中断期間があります。対外試合の予定はありますか?
A:玉田社長
中断期間はリーグとしてはあるのですが、スルガ銀行チャンピオンシップの影響で、夏の第22節に予定されていた浦和との試合が7月22日になりまして、また天皇杯もあります。プレシーズンマッチをやるチャンスが少ないということで、チーム、監督とも話した結果、今年は今のところ見送っています。

Q:今年からJリーグの放映がDAZNになります。調べると、すごくややこしい。アウェイで行けない時に、もっとセレッソの試合を放映しているお店を紹介してほしい。現状は、メガストアと梅田のフットサルパークの2軒くらいしかわかりません。その他のお店もホームページで紹介していただきたいですが、可能ですか?
A:猪原グループ長
まず、お店で中継するというところですが、個人契約と違って、法人契約が必要になります。そこの整備をJリーグとDAZNで急いでやっております。契約を結べば、お店で視聴できるということになりますが、Jリーグもクラブもそうなのですが、DAZNに加入して見ていただくことがメインになります。どのお店でやっているか、法人契約をやっていないところもあるので、我々もそこを伝えていいものかどうか。コンプライアンス上の問題もありますので、現状をしっかりと把握している、今おっしゃっていただいた2つの場所を告知しています。視聴でややこしいというご意見いただいているので、我々もJリーグやDAZNと、開幕に向けて視聴の仕方であったり、申し込みの仕方であったり、かなりの宣伝やCMを流す予定になっております。ご確認いただけたらと思います。