• X
  • LINE
  • Facebook

「セレッソ大阪 サポーターズコンベンション2015」レポート【第一部】

  • イベント

 2015年2月7日、大阪南港ATCミュージアムにおいて、「サポーターズコンベンション2015」を行いました。その様子をお知らせいたします。

【第1部】
■新井場選手引退挨拶
みなさんこんにちは。
引退して2週間ちょっと立ちますけど、みなさんにご挨拶が遅れましてゴメンナサイ。
映像を見させて貰いましたが、まさか自分の17年間がこんなに短くまとめられるとは思っていませんでした。(笑)
なかなか映像とか言葉だけで振り返るのは難しいですけど、本当に自分自身辞めると決意してから色んな方に言葉をいただきました。本当に幸せな17年間だったと思いますし、最後の2年間、この素晴らしいセレッソ大阪というチームでみなさまの声援を受けてプレーできたのも、一生のかけがえのない思い出というか、本当に素晴らしいものだと思います。有り難うございました。

今日は新加入発表ということで、これからしっかり1年間戦っていかないといけないという最初に、今年で終わるという挨拶の機会を作っていただいたセレッソ大阪のスタッフのみなさん、有り難うございます。

そしてもっともっと話したいこととか、一杯みなさまに聞かせたいようなことがあるのですが、新加入の選手も裏で待っていますし、「早よせえ」というプレッシャーがありますので、これくらいで終わらせていただきたいと思います。
また自分自身、今後ともサッカー界に携わって…まあどういう仕事になるか分かりませんけど、またみなさんとお会いすることもあると思いますので、その時はよろしくお願いします。

本当に有り難うございました!



■玉田稔社長あいさつ
みなさんこんばんは。正式に大阪サッカークラブに着任いたしました玉田稔といいます。よろしくお願いいたします。
まず初めに新井場選手、最後のステージをJ2降格ということにしてしまって、大変申し訳なく思っています。今年はJ2という大変ハードなステージでJ1に向けて戦って参ります。
今朝も早くから並んでいただいたと聞いております。これだけ沢山の方に応援していただいております。
これをバックボーンとしてJ1昇格に向けて戦っていきたいと思っておりますので、引き続きご支援の方よろしくお願いいたします。
パワーポイントを準備しておりますので、ご説明させていただきます。
スローガンが出ておりますけども、これは先般の記者発表の時にもお話ししたのですが、実は私、93年にセレッソ大阪を立ち上げる時にヤンマーから出向しまして会社作りの方を担当しておりました。93年の年末に会社が出来まして、94年から新シーズンをスタートさせるに当たって作ったスローガンを、悪く言えば引っ張り出してきました。
これはみなさんご承知のことと思いますけども、セレッソ大阪、このセレッソ、なぜこういう名前になったのか、大阪市の花が桜、セレッソです。そして日本を代表する花が桜ということで、いずれは日本を代表する本当に強いチームになりたいという思いを込めて作っております。その時のスタートのスローガンがこれです。

For The Top of Dreams、『夢の頂に向かって』ということです。残念ながら20年間セレッソは夢の実現に至っておりません。これを何としてでも実現するために着実に一歩一歩前進していきたいということで、このスローガンを作っております。

それではクラブの方針ということで、簡単ですがご説明させていただきます。

『サッカーの真の主人公はサポーターと選手である』ということです。これは後ほどご挨拶させていただきますけども、(パウロ・)アウトゥオリ監督の言葉です。悪く言えば監督の言葉を私は真似したような形になっておりますけども、今まででこういう言葉を初めて聞いたような気がして、非常に新鮮に感じております。
ただ、これを実現するためには『本当に質の高いクラブ』というものを運営していく必要があると思っております。

方針の次ですけど、『ブレない強化』
色々とみなさんの中にもご意見があろうかと思います。『ブレない強化』ということにつきましては、後ほど、本年から強化部長に就任しました大熊の方から詳しくご説明させていただきます。

もう一つ、クラブサイドでの方針です。
みなさまを含めたお客様の期待に応える事業を展開していきたいということです。これにつきましては、昨年までは社長が事業部長を兼務という形を取っておりましたけども、今年度は残念ながら、まだ事業部長というものを据えておりません。
その代わり、チーム事情、会社の事情をよく分かっております宮本取締役を事業担当ということで、当面事業の展開に当たらせていただきます。彼の方からこの中身についてご説明をさせていただきます。

今年の目標はハッキリ言ってこの2つしかありません。(1つは)J1復帰です。これについては多くを語りません。ただ二つ目に聞き慣れないような言葉が出てきていると思いますけども、(『累積損失解消に向けて黒字化』)クラブとしての損失、過去に赤字があったということでございます。クラブライセンス制度というのがございまして、累損が資本金をオーバーするとライセンス剥奪というようなことにもなります。これの解消に向けて今すぐにということは難しいですけども、2015年度単年度の黒字を目指して事業を展開していきたいと思います。これらにつきましては、本当にみなさま方のご支援が必要であると痛感しております。
じゃあ、どういう心構えでみんながやっていくかという行動規範、行動指針ですけども、4つ挙げております。(コミュニケーションによる情報共有、コンプライアンスの徹底、ハードワーク、学び)
私も第三者としてこのクラブ、チームを見ておりました時に一番感じたのは、みんな頑張っているのだけども、何かバラバラになっていないか、古い言葉で言うと同じベクトルを持っていないという風な気がしておりました。
それでいの一番に挙げたのが、もっともっとみんながコミュニケーションを活発化して情報を共有化しようじゃないかと、それでJ1復帰に向けて走って行こうじゃないかと言うことで挙げております。
二つ目は『コンプライアンスの徹底』ということで、これは人として当たり前の事ですので、多くはご説明いたしません。
三つ目は『ハードワーク』。これは選手だけではありません。スタッフももっともっと一生懸命全力で自分の職務を果たしていく。通訳もそういうことがあるでしょうし、営業担当もあるでしょう。みんながそれぞれの部署で一生懸命働く、ハードワークをこなすということが三つ目です。
最後に『学び』というのを挙げました。多分サポーターのみなさんの中にも「こんなことを何回言っても直っていないのか」というご不満もあるかもしれません。そういったことも含めて、一つ物事をやれば、そこから学べるものが有るはずだということで、『学び』という言葉を挙げました。
ここで四つ挙げたのですけども、このうちの多くの言葉が後ほど事業の説明、強化の説明のところで出てくると思います。もう少しニュアンスをお分かりいただけると思います。
いずれにしましても、冒頭にも申し上げました通り今年が勝負の年でございます。しかし今年1年というのではなく、もう少し先を見つめたクラブ作り、チームづくりというものに邁進して参りたいと思っております。冒頭にも挙げましたけれども、チームを我々は支えるという立場から全力でハードワークしながら学んでいきたいと思っておりますので、本年度ご支援をどうぞよろしくお願い申し上げます。有り難うございました。



■新加入選手紹介
パブロ選手:
この日本でプレー出来るということを大変光栄に思っています。僕はこのチームで全力を尽くしてサポーターのみなさんと一丸となって、チームのみんなと一丸となってJ1に戻っていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

玉田選手:
初めまして玉田圭司です。セレッソ大阪はすごく大きなクラブだと思いますし、1年でJ1に上がれるようにみなさんと一緒に頑張りたいと思います。よろしくお願いします。

中澤選手:
みなさん、中澤聡太です。今年はみなさんが強く思っていることは1つだと思います。このリーグで勝ち上がり、来年また上で戦うという、そこのために僕自身も全身全霊でやりたいと思いますし、みなさんと一緒に1年間戦いたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

小暮選手:
1年ぶりに復帰しました小暮です。徳島で1年間過してきましたが、決してこの1年は無駄ではなく、この経験を絶対に生かしてJ1昇格できるように精一杯頑張りますので応援の方よろしくお願いします。

温井選手:
みなさんこんにちは。温井駿斗です。1年でJ1復帰できるように頑張りたいと思います。よろしくお願いします。

前川選手:
ユースから昇格しました前川大河です。一年目からレギュラーを取れるように頑張りたいと思います。よろしくお願いします。

椋原選手:
みなさんお久しぶりです。椋原健太です。新加入発表ということですが、なんか新人のワクワク感は特に無いです。(笑)でも今年1年、今シーズンの最後にみなさんと笑顔で笑っていられるように全力で頑張りますので応援の方よろしくお願いします。

橋本選手:
こんにちは、橋本英郎です。僕自身、みんなJ1昇格という話をしているのですが、ポジション争いが今年は激しいと思いますし、その中で試合に出ることを自分自身の一番の目標として、ポジション争いの中からチームがドンドン強くなっていくということを経験できるようにしたいと思うので、応援よろしくお願いします。

関口選手:
関口訓充です。セレッソとは仙台の時にJ2の優勝争いをしたり、いろいろ縁があると思うので、このチームでJ2優勝して、J1で来年優勝争いできるよう、しっかりとした土台を作れるように頑張るので応援よろしくお願いします。

茂庭選手:
みなさんこんばんは!僕です。去年はプレミアリーグで戦ってきました。今年は厳しい闘いになると思いますが、ここにいる全員と力を一つにしてJ1に昇格できるように頑張って行きましょう!お願いします!

阪本選手:
こんばんは、ユースから昇格しました阪本将基です。今年1年、セレッソのJ1昇格という目標に向かって少しでも力になれるように、そして個人としても試合に多く出られるように頑張りたいと思います。よろしくお願いします。

沖野選手:
こんばんは、セレッソユースから昇格しました沖野将基です。一日でも早く試合に出て、J1昇格に貢献できるように頑張ります。よろしくお願いします。

米澤選手:
こんにちは、米澤令衣です。J1昇格に少しでも貢献できるよう全力を尽くして頑張ります。よろしくお願いします。

池田選手:
初めまして池田樹雷人です。一年目から試合に出られるように全力で努力していきたいと思います。よろしくお願いします。

西本選手:
こんにちは、西本雅崇です。チームの勝利のために一生懸命プレーします。よろしくお願いします。


■パウロ・アウトゥオリ監督あいさつ
こんにちは。まず本日はご来場いただきまして誠に有り難うございます。
みなさんの存在は、セレッソ大阪をファンタスティックなものすると思っています。
以前にも申し上げたことがありますが、サッカーには2つの主役がいると思っています。みなさんサポーターと選手。
この2つが絡み合うことでサッカーをより美しい物にすると思っています。
全力を尽くしているメンバーで全力を尽くしているグループと共にサッカーをするということは本当に素晴らしいものだと感じています。選手は本当に一生懸命トレーニングをしてくれています。
我々が掲げている目標を達成するためには、一日一日を大切にして、その中で一生懸命トレーニングすることは本当に大事だと思っています。
まず勝者のメンタリティーをしっかりとこのチームに植え付けさせたい。それが我々をより高みに持って行ってくれると思っています。当然サッカーだけでなく人生において様々な困難が現れると思いますが、目の前に迫り来る恐怖、そういった困難と立ち向かうためにも、勝者のメンタリティーを日々のトレーニングで植え付けていくことが非常に大事だと感じています。

最後にこの話をさせていただきたいと思います。
人は一日にしてならず。継続して戦える者こそが本当の男である。そして1年だけでなく、人生を通して戦える者が本当の勝者だと思います。
そしてみなさんの存在と選手の存在が生涯を通して戦える大事な要素になってくると思います。
J1というセレッソが本来いるべき場所に帰るためにもみなさんと共に頑張っていきたいと思います。有り難うございました。

■2015新ユニフォーム紹介
西川:モデルは、茂庭選手と玉田選手です。

西川:茂庭選手にファーストユニフォームを着ていただいていますけど、どうですか?久々にセレッソのユニフォームに袖を通してみてのお気持ちは?
茂庭:最高ですね。
西川:今回色んなデザイン、エンブレム、グラデーションがありますが、気に入ったポイントとかはありますか?
茂庭:全体的に桜模様が施されている部分が非常に気に入っています。
西川:これお洒落ですよね。エンブレムに光沢感がすごくありまして。どうですか、この光沢感は?
茂庭:これはユニフォームを買わないと分からないと思います。その時はぜひ33番をお願いします。

西川:セカンドユニフォームを玉田選手に着ていただいていますが、フィールドプレーヤーのセカンドは、セレッソ大阪とも関係が深いドイツのボルシア・ドルトムントの今シーズンのファーストモデルと連動したグラフィックデザインを採用しております。
セレッソ大阪に加入してユニフォームに袖を通してみての今のお気持ちはどうですか?
玉田:欲を言えばホームを着たかったかなと思います。
西川:ドルトムントの14/15シーズンのファーストモデルと連動したデザインということで、永井龍選手が「ここにプーマが駆け上がっている」というお洒落な表現をしていましたが、その辺はいかがですか?
玉田:何も感じなかったです。(笑)
西川:ぜひこれを着て今季暴れ回っていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
ユニフォームを買う場合はというくだりが、先ほど茂庭さんからありましたので、その辺はいかがでしょうか?
玉田:スタジアムで33よりは20の方が多いかなと思っています。よろしくお願いします。


■2015シーズンキャプテン 山口選手あいさつ
みなさんこんにちは。去年に引き続き今年もキャプテンをやらせてもらうことになりました。
J1昇格に向けて精一杯戦いたいと思うので、応援よろしくお願いします。
言葉は短いですが、あとは選手たちがプレーで見せるので精一杯の応援よろしくお願いします。有り難うございます。


玉田社長、
パウロ・アウトゥオリ監督、新加入選手、会場の皆さまと「POWER AND THE GLORY ~我がCEREZOに弥栄あれ!~」を合唱

第1部終了


TOP > ニュース一覧 > 「セレッソ大阪 サポーターズコンベンション2015」レポート【第一部】