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柿谷曜一朗選手、山口 螢選手、扇原貴宏選手、日本代表 EAFF東アジアカップメンバー選出記者会見のコメント【後半】

    Q.セレッソのアカデミー出身から、初めての日本代表選出になりますが、育成組織出身という立場から、そのことについては、どのような気持ちですか?
    柿谷選手
    本当に、自分をここまで成長させてくれたのはセレッソだと思うし、本当にいろんなことがありましたが、サッカーを始めたのもセレッソだったし、感謝してもしきれない思いでいっぱいです。ただ、(日本代表に)選ばれただけなので、これからもっともっと活躍して、そして、セレッソの育成組織から育ったというのを、もっともっと大きく(アピール)して、今の小さい子たちなどが、「セレッソのアカデミーに入りたいな」と思ってもらえるようにするのが、僕らの使命だと思っています。だから、これからが大事になると思います。

    山口選手
    中学生、高校生と、ずっとセレッソの育成で育ってきて、セレッソに対する愛情というのは、人一倍強いですし、そんな育成で育った選手が代表に選ばれたということは、自分のなかでもすごく意味のあることです。サポーターやファンの人にとっても、すごく意味のあることだと思うので、これからどんどんそういう選手が出て行けるように、自分たちがしっかりと頑張っていければいいと思います。

    扇原選手
    中学生からずっとお世話になっているクラブですし、高校生のときには「ハナサカクラブ」というサポーターの方々の支援のおかげで、本当にいろんな経験もさせてもらったので、そういう人たちにも、本当に感謝の気持ちを忘れず、これからも頑張っていきたいです。

    Q.今回は海外組がいなくて、国内の選手が中心ですが、来年、ブラジルでW杯が行われるなか、3人ともそのW杯出場への挑戦権みたいなものを得たのではないかと思われます。今の時点で、来年のW杯へ、どれくらい意識を持っているか教えてください。
    柿谷選手
    W杯というのは、サッカーを始めた頃からというか、僕らの夢ですし、日本代表に入ったからとか、そういうのではなく、サッカーを幼い頃やっていたときからの夢でもあったので、「行きたい」、「出たい」、「活躍したい」という気持ちは常にあります。ただ、何も勝ち取っていないし、本当にこれから約1年というのが、すごく大事になってきます。本当に可能性というのは、プロでやっているみんなにあると思うので、そのなかでしっかり活躍して、最終的にW杯のメンバー発表のときに名前があれば本当に最高です。ただ、そのためには、チームでどれだけやれるかが大事だと思うし、今年、セレッソ大阪は本当に特別な想いで、今まで取れなかったタイトルというものを死にものぐるいで獲りに行っているので、まずその目標を達成することに関して、僕は頭がいっぱいです。

    山口選手
    意識しないといえば、まったくなくはないですが、やっぱりまず今年、セレッソでタイトルを取るということを、チーム全員で目標としてやってきているので、まずはそこに向けて精一杯やるだけです。セレッソで結果を残すことだけを今は全力でやっています。

    扇原選手
    今回選ばれたのは、国内組の代表ということで、海外組がいるなかで選ばれたわけではないので、「近づいた」とは、自分のなかでは思っていません。東アジアでもしっかりとアピールすることが大事ですし、あとはクラブでいいプレーを出し続けることが大事だと思います。そこから(W杯が)見えてくると思うので、まずは、東アジア(選手権)と、そこからのクラブ(でのプレー)を、しっかりと頑張りたいです。

    Q.日本代表への憧れを抱いたり、意識したのはいつ頃からですか? A代表で、憧れていたり、すごいなと思った選手は?
    柿谷選手
    僕が日本代表に入りたいと思ったのは、小学生くらいですかね。サッカーというのが分かってきたというか、楽しくなってきたというときであり、それと同時に日本人である限り、日本代表になりたいと思っていたと思います。今までたくさんすごい選手がいますけど、そのなかでも、中田英寿選手とか、僕らが中学校に入るくらいのときに、海外に移籍したり、ドリブルからのスルーパスであったりとかは、本当に憧れていました。

    山口選手
    意識し始めたのは、結構最近です。憧れていた選手は、昔は(代表戦を)あまり見ていなかったから、あまり分からなくて……。みんなすごいと思います(苦笑)。

    扇原選手
    僕も小さい頃から、漠然と(日本代表に)入りたいとは思っていました。(ロンドン)オリンピックが終わってから、具体的に目標にするようになったし、もう一度世界と戦いたいと思ったので、具体的に意識したのはそれくらいからです。憧れていた選手は、僕も、みんなすごいと思いますし、あんまり「誰が」というのはなかったです。

    Q.これまで年代別代表には選ばれていましたが、A代表(フル代表)では初ということで、今までよりも重みを感じますか? また、Jリーグで活躍する選手が選ばれたということで、セレッソだけでなく、それ以外の選手ともプレーできる楽しみありますか?
    柿谷選手
    これまでとの違いというか、今まで世代別で代表に入っていたときもあり、そのときも日本を背負って戦うという気持ちは常に持っていましたし、それは今回も変わらずというか、(年代別)日本代表として戦っていた中学、高校時代のときと、そこまで変わることはないかなとは思います。でも、やっぱり、今までと違って、A代表なので、本当に思いきってやるだけですが、恥のないプレーはしないといけないなと思います。そして、(選ばれた選手の)名前もさっき初めて見ましたが、知っている選手も多くて、ただ、競い合うというよりは、1つのチームとして行くので、東アジアチャンピオンを目指す大会ですし、1位を目指して、みんなで1つになって帰ってこられたらなと思っています。

    山口選手
    オリンピックの代表とかも、国を背負うことで、すごく気持ちはありますが、23歳という制限があるのと、ないのとでは、すごく違うと思いますし、フル代表というのは国を背負っているというか、そんな気持ちが強くなる部分もあります。精一杯やれたらいいと思います。周りのメンバーを見ての感想は、特にあまりないというか……。ライバルというよりか、試合に勝つため、みんなで力を合わせてやれたらいいなと思います。

    扇原選手
    ユース年代だったり、オリンピックの世代とはまた違って、フル代表で注目度も一番高いですし、責任感もより一層増すと思います。フル代表という肩書きに恥じないよう、しっかりとプレーしたいと思います。メンバーを見ても、みんなJリーグで活躍している選手ばかりですし、その人たちがチームメイトになると思えば、本当に心強いですし、チーム一丸となって試合できればいいと思います。

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