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マンチェスター・ユナイテッドツアー2013 記者会見レポート

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2月7日(木)に大阪長居スタジアムで、「マンチェスター・ユナイテッドツアー2013 PRESENTED BY AON ヤンマープレミアムカップ」の記者会見が行われました。
その様子をおしらせします。

あいさつ
大阪サッカークラブ株式会社代表取締役社長 岡野雅夫
 
皆さんこんにちは、岡野でございます。本日はご多忙のところ、たくさんの皆さま方にお集まりいただきまして、本当にありがとうございます。
今回のこの「マンチェスター・ユナイテッドツアー2013 PRESENTED BY AON ヤンマープレミアムカップ」という試合を開催させていただきます。
すでに皆さまご承知のとおり、このセレッソ大阪から世界へ羽ばたいていった香川真司選手が今、マンチェスター・ユナイテッドという世界的なビッグクラブの中で、立派に戦っている中、今年7月26日(金)になりますが、ここ大阪長居スタジアムで、マンチェスター・ユナイテッド対セレッソ大阪という形で試合をさせていただけることを本当にうれしく光栄に思っております。
マンチェスター・ユナイテッドの皆さま方、それからAONの皆さま方、ヤンマーの皆さま方、ここにいらっしゃるあらゆる関係者の皆さま方のご協力とご支援によって、このような試合に参加できることを感謝申し上げます。
さて、わたくしどもセレッソ大阪につきましては、ただいまキャンプをしておりますので選手および監督は本日は出席できないのですけれども、チームが始動しました1月23日に、全選手、全スタッフを集めまして、今年の取り組みについて話をしました。その時に当然のことなのですけれども「リーグ戦でタイトルを目指していこう」という話をずっとしていた中で、「今年はマンチェスター・ユナイテッドとも試合ができる。これは単なる親善試合ではないんだ。我々は、マンチェスター・ユナイテッドという世界的なビッグクラブの胸を借りて、我々の力を高めていくんだ。そのためにも絶対にこの試合に勝つんだ」と選手に話しました。選手もやはりこのチームと試合ができることを非常に光栄に思っておりますし、また香川真司選手と一緒に同じピッチに立てるということを喜んでおります。それから、先月、香川真司選手お話しする機会があり、その時に彼も「この7月、大阪に行きますよ。セレッソとやりますよ。楽しみですよ。絶対、勝ちますから」と言っていました。我々は頑張ってこの試合を盛り上げて、最高のプレミアムマッチにしたいと考えております。本日、たくさんの皆様にお集まりいただきまして、この場で試合のことをご報告できることを本当に嬉しく思っております。これからもセレッソ大阪へのご支援よろしくお願いいたします。本日はありがとうございました。

セレッソ大阪アンバサダー 森島寛晃
皆さんこんにちは。セレッソ大阪アンバサダーの森島です。
今回マンチェスター・ユナイテッドとのこの一戦、本当に夢のような超一流の選手たちが集まるこのビッグゲームが行われるということで、非常に今からワクワクしております。
そして本当に光栄なことに、この一戦の中に香川真司という選手がビッグクラブにいて、その選手たち相手にここ大阪で試合が行われるということで、プレーヤーもワクワクしておりますけれども、サポーター・メディア、すべての人が楽しみしているという、夢のようなゲームであると思います。
セレッソ大阪は、今シーズン「冒険」というスローガンを掲げています。そして、「(サブタイトル)ココロ躍れ」ということで、来ている人たちがワクワクするような、そのようなゲームをしてくれる、そういう選手たちが、香川選手に続く選手たちがセレッソ大阪にはたくさんおります。
彼らがピッチで、マンチェスター・ユナイテッドの選手、そして観ている人たちを驚かせるような一戦を期待していますし、必ず見せてくれると思いますので、ぜひとも皆さんもこの一戦を楽しみにしていただきたいと思っております。
僕自身も選手時代に、このようなピッチに立ちたかったなという思いで、それぐらい自分自身もワクワクしております。

マンチェスター・ユナイテッドマーケティング担当 ジョナサン・リグビー
(日本語で)コンニチハ、マンチェスター・ユナイッテドです。
まず最初に皆さまに心からお礼を申し上げます。この特別なイベントを実現させていただきまして、また大阪で非常に歓迎していただきましてありがとうございます。
そして、好敵手をご用意してくださいました、セレッソ大阪の岡野社長、森島アンバサダー、ありがとうございます。
さて、マンチェスター・ユナイテッドが7月26日にセレッソ大阪と対戦できることを大変喜ばしく思っています。このツアーをスポンサードしてくださるAON様、ヤンマー様、ありがとうございます。
この夏に日本に来ることに対し、私は本当にワクワクしています。これはクラブ全体で、スタッフ、選手、監督も含め同じことを申しています。
今回はフルツアーとなります。今年は国際大会がありませんし、ケガが無ければフルメンバーを大阪に連れてくるという計画です。
マンチェスター・ユナイテッドは幸運にも日本に40万人ものファンを持っています。
そしてフットボールを熱心に求める活気のある国(日本)とは長い間の関係があります。
最初に日本に来ましたのが1989年の8月でした。その時にはエバートンとプレシーズンの親善試合を行いました。それから10年経ってヨーロッパチャンピオンズリーグで優勝しましたので、ファーガソン監督が、(ここにいる)ピーター・シュマイケルを含むチームを連れてまいりまして、トヨタカップで南米チャンピオンのパルメイラスと戦い、そしてイングランドのクラブとして初めてトヨタカップのチャンピオンとなりました。
その後、日本という国、そして熱心なユナイテッドのファンの皆さまは私たちに更なる幸運をもたらしてくれました。2008年に再びヨーロッパチャンピオンになり、ファーガソン監督が再びチームを日本に連れてきて、そしてイングランドのチームとして初めて、FIFAクラブワールドカップのチャンピオンになりました。
このようにクラブの歴史の中で、日本で非常に大切なイベントが数々ありました。
そして(今後も)同じような大事な時を迎えようとするには、栄光を続けるためには、しっかりと準備をしなければいけません。プレシーズンのツアーというのはそういう意味で極めて重要です。
私どもがツアーをするには三つの主な理由があります。
ます最も大事なのは、世界水準の選手達が次のシーズンに向けてしっかり準備を整えるということがあります。そういう意味ではセレッソ大阪の皆さんに助けていただくことになります。というのはセレッソ大阪が(マンチェスター・ユナイテッドにとって)新しいチャレンジとなるような対戦相手となってくれるからです。
二つ目の理由というのは、こうしてツアーをすることによって、私たちのグローバルな世界中のファンの皆さまに直接挨拶ができるということです。ファンの皆さんは忠実で情熱的で、数千マイル離れたところから毎週毎週マンチェスター・ユナイテッドを応援してくれています。ですから私どもは、ファンの皆さんのあこがれ・ヒーローである選手達のプレーを、生で見ていただける機会を提供する。それが二つ目です。
そして最後ですが、私たちのファミリーの一員でもありますAON社、そしてヤンマー社の皆さまと一緒にこのように仕事ができるという機会。これを大変光栄に思っています。
ファンの皆さんにはオールドトラフォードの魔法の香りを少しでもお届けできたらと思っています。本当に見ごたえのある試合になると思いますし、チケットもおそらくすぐに売り切れてしまうのではないでしょうか。
7月26日にお目にかかることを楽しみにしております。
アリガトウゴザイマシタ。

マンチェスター・ユナイテッドアンバサダー ピーター・シュマイケル
本日はこのようにたくさんの皆さまにお越しいただき誠にありがとうございます。
セレッソ大阪と7月26日に試合ができることを本当に光栄に思います。先ほど岡野社長から「セレッソ大阪にとってビッグゲームとなる」と言う意味のお話がありましたが、私たちにとってもビッグゲームになります。
現在、イングランドプレミアリーグでマンチェスター・ユナイテッドはトップです。そしてチャンピオンズリーグではレアル・マドリードとの試合を控えています。またFAカップでも勝ち進んでいます。今、ユナイテッドは非常に好調です。ですから日本にはトレブル(リーグ、カップ、大陸大会の3冠)を持って行きたいと思います。
今、プレミアリーグでは非常に競争が厳しくなっており、昨シーズンはお隣のマンチェスター・シティに僅差で及びませんでした。ですから、プレミアリーグのシーズン開幕前に、こうしてワールドツアーを行い、準備を整えるということは本当に大きな意味を持ちます。今年はワールドカップもユーロ大会もないので、フルメンバーのチームを連れて行くことができます。そして選手達はファーガソン監督に(リーグ戦で)スタメンに選んでもらうために、必死に戦うでしょう。
また、香川選手もセレッソの出身ですので、その意味でも本当に面白い試合になるでしょう。実は私自身、マンチェスター・ユナイテッドでの現役時代に、過去に在籍したクラブと7月に試合をしたことがあります。その時は本当にワクワクしました。ですから、同じ体験を香川選手もしてくれると思います。
実は日本代表とラトビア代表の試合を観たのですが、スタジアムの雰囲気が非常に良くて、それを見ながら7月26日も素晴らしい雰囲気の中で試合ができると思いました。また日本という国にはタレントがそろっていましたので、(我々の試合も)厳しくなるなというのがわかりました。
ですので、私は7月の来日を楽しみにしていますし、ファーガソン監督も選手も絶対に楽しみにしていると思いますので、皆さまも楽しみに待っていてください。
ありがとうございました。

質疑応答
Q.マンチェスター・ユナイテッドにおけるアジアのマーケットの重要性をどのようにお考えですか?またこの試合のスポンサードにおけるヤンマーにとっての意義を教えてください。
A.(マンチェスター・ユナイテッド)アジアはマンチェスター・ユナイテッドにとって極めて重要です。私たちは世界のいろいろな地域をリサーチしました。ここまで徹底したリサーチは他のスポーツクラブではこれまで無かったことだと思います。ちょうど一年前にアジア全体でファンが3億人いるという結果が出ました。
本当にユナイテッドにとっては重要な地域だということを認識し、イングランド以外では初めてのオフィスを8月に香港に設けることにしました。これでファンの皆さまにもパートナー(企業)の皆さまにも近い位置にいることができるようなります。
(ヤンマー)私どもは昨年の9月にマンチェシター・ユナイテッドオフィシャルグローバルパートナーの一員となりました。特にヨーロッパ、そしてアジアにおいてかなり大きな反響をいただきました。私どものグローバルな取り組みに対して、かなり大きな意義があったかと思います。今回日本にお越しになるということで、セレッソとのマッチをぜひ作りたいということ、もう一つは、残念ながら関西でJ1に残ることができたのがセレッソだけでございますので、関西のサッカー熱が冷めないように、このような大きな試合を実現させたいという思いがあります。

Q.シュマイケルさんと森島さんに質問です。この試合はどのような展開になると思われますか?
A.(森島)セレッソ大阪の若い選手たちは、香川真司選手に続く選手がたくさんいます。「こんな選手がいるのか!」と相手を驚かせるような、そんなプレーをたくさん見せてくれると思うので、マンチェスター・ユナイテッドさんを相手に「セレッソやるな!」と、世界で通用するのではないかというような、すばらしい試合ができたらと思います。胸を借りるつもりで、思い切って、チーム一丸となって臨みますので、熱いゲームになると思います。
(シュマイケル)今回、ファーガソン監督にとっても再来日、香川選手にとっては凱旋帰国ということになります。しかしそれだけでなく、若い良いチームと戦うということ、それに7月26日というのは来シーズンの開幕直前ということで、監督がどういうチーム構成にしようかということを決めていかなければいけない時期ということで、選手たちは自分たちの能力をここで証明しておかなければいけないわけです。このツアーは仕上げの段階ですので、ぜひとも勝つのだという意気込みで向かっていきます。

Q.テレビ中継は日本以外にも、イングランドやアジアで放送される可能性はありますか?
A.もちろんあります。私たちの試合はプレミアリーグのなかでも最も視聴者数の多い試合となっています。毎回、世界で5千万から1億人の視聴者が試合を観てくれています。ですから私たちは、アジアだけでなく、なるべく多くのファンの方に見ていただきたいと思っています。この時期はプレシーズンですので、プレミアリーグの試合をしばらく観てらっしゃらないので、久しぶりの機会ということなので大変重要です。

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