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2012宮崎トレーニングキャンプ 8日目

    今日、9時からのトレーニング前にJリーグの大東和美チェアマンがグラウンドを訪問されました。セルジオ・ソアレス監督、デニス・コーチ、ステリオ・フィジカルコーチらが挨拶させていただきました。

    あいにくの雨の中でのトレーニングとなりましたが、開始前にはスタッフも合わせて全員がピッチへ集合し、ミーティングを行いました。「セレッソには最高のシーズンを送れるだけの資質をもったメンバーが揃っている。あとはハードワークできるかどうか、気持ちを信じてやってくれ。何のためのトレーニングなのか、タイトルをとるためのトレーニングなのだ。タイトルにたどりつくまで一つのグループとして戦い続けよう!名前を歴史に刻もう!!」と勝者のメンタリティについて監督からの話がありました。

    マーカーを使ってのステップでウォーミングアップ。

    フルコートでの紅白戦ですが、やはり昨日に引き続き、セルジオ・ソアレス監督は気になるパート、パートで止めてきっちりと確認しながらゲームを進めます。「自分の役割をしっかりと理解してもらうために、コミュニケーションをとっている」と監督。

    ここ数日のトレーニングでセルジオ・ソアレス監督が特に熱心に声をかけているのがサイドバックの選手たち。守備の面でも攻撃の面でも要となるサイドバックへは要求も多く、「常にできるわけではないが、繰り返すことにより身に付けて頭に入れるしかない。いかに試合でできるのか」と期待を込めて言います。

    土砂降りの中でのトレーニングはやはり身体も冷えます。ゲームの止まったちょっとした時間に、選手たちは自主的にボールを使って身体を動かします。

    たっぷり2時間、午前のトレーニングは行われました。雨のためスパイク、ウェアにはたっぷりと芝がついています。今年から登場したエアコンプレッサーが大活躍しました。写真は黙々とスパイクについた芝をはらうボギョン選手。

    午後からのウォーミングアップはまた新メニュー!相手陣地にあるコーンを多く倒した方が勝利。小さなコーンを倒すのはプロ選手でもなかな難しいようです。

    笑い声の絶えないウォーミングアップ終了後は、お約束の罰ゲーム。負けたチームの選手たちが勝ったチームの選手たちをおんぶしてダッシュ!

    午後からの紅白戦は、相手のコーナーキックからカウンターでゴールにつなげていくことをテーマに行われました。

    ますます雨足は激しくなりますが、セルジオ・ソアレス監督の熱のこもった指導は続きました。しかしやはりいつもより15分ほど早くトレーニングは終了しました。

    すでにニュースでお知らせしていますように、今日U-23日本代表メンバーの発表がありました。セレッソ大阪からは山口選手、扇原選手そして杉本選手が選ばれました。たくさんの方に取材に来ていただいていたのですが、かなり激しい雨だったためテント内で一斉の対応となってしまいました。

    監督の囲み取材もこんな感じの混雑ぶりでした。明日の練習試合については、「これまでやってきたことを出せるかどうかの確認。しかし練習試合はあくまでもトレーニングの一環。フィジカル、技術、戦術の確認と思っている。その全部を出せるかどうかを見たい」と答えました。

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