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新体制発表会見を行ないました(2)質疑応答

  • チーム

1月31日に行われた新体制発表会見での質疑応答の内容をお伝えします。


Q.新加入選手の方全員にお聞きします。セレッソのチームとしてのイメージ、そして皆さんの特長やチームに貢献したいポイントを教えてください。

A.
児玉
若くて勢いがあって攻撃的なチームであるという印象です。自分としては今年30になるんですけど、30歳でもチームに貢献できるんだというところを見て欲しいし、安定感のあるプレーがしたいです。

ケンペス
セレッソの印象ですが、昨年までブラジルにいたということもあって、当然、あまり豊富なインフォメーションは無かったのですが、実は昨年プレーしていたアメリカミネイロというチームに、一昨年セレッソでプレーした同僚がいて、彼は本当にセレッソのことをいいチームだと言っていました。今日初めてクラブハウスに来て、チームとしての環境を見せてもらったのですが、歴史のあるクラブでもなかなかこれほどの良い環境でプレーすることはあまりできないんじゃいかなと、すごく嬉しく思いました。自分のスタイルはフォワードとしてのスピード、右からでも左からでも突破できるスタイル、そしてゴールを決めるということ。自分としてはベストを尽くす、そしてチームメイトと協力して、タイトル獲得を実現するために精一杯頑張ります。

柿谷
約3年ぶりに復帰したのですが、チームの雰囲気は昔と変わっていないなと。昔から仲が良かった選手もチームに残っていて、すぐに溶け込めました。今年タイトルを取るために攻撃重視のチームなので、僕ら前の選手がたくさん点を取ることによってタイトルというものが近づくと思うので、結果にこだわってチームに貢献したいと思います。

山下
チームの印象はみんな明るくて、元気が良くて、仲が良く、1年ぶりに復帰したんですけど、変わらずうまく溶け込めています。自分としてはチームが攻撃的なので、攻撃に枚数がかかる分、守備が本当に大事になってくると思うので、少しでも失点を減らせるように頑張っていきたいと思います。

井上
チームのイメージは若くて攻撃的なチームだと思います。自分の特長としては、得点につながるプレーを出していきたいと思いますし、タイトルという目標に向かって少しでも力になれればと思います。

吉野
チームの印象は攻撃的で、みんな楽しそうなサッカーをしているなというものです。自分としてはゴール、アシストという形で、結果にこだわってプレーしたいと思います。

舩津
チームの印象としては技術が高い選手が多いですし、みなさんが言っている通り攻撃的だと思います。僕のプレースタイルというか特長としては、運動量が多いことだと思っているので、守備から攻撃に切り替わった時に何度も出ていけるということを見せたいと思いますし、それプラス何度も戻ってこられるんだというところも見せたいと思います。

横山
チームの印象としては、やはり攻撃が前線の選手が速くて、フォワードに強い、速い、良い選手がいるというイメージ。それに加えて攻撃だけじゃなく後ろのほうで1対1の強さや速さがある選手が揃っていると思います。個人としては、こうやって大阪でチャンスをもらえたんで攻撃も好きですけれど、守備で体を張って失点を減らしていきたいと思います。


Q.柿谷選手に質問です。昨年最後の最後で徳島はJ1昇格を逃して、涙も衝撃的で、悔しさもすごくあったと思うのですが、悔しい気持ちのある中で、自分が育ったセレッソに戻るにあたって、クラブへの愛着などが決断にどういう影響がありましたか。

柿谷
去年は一年を通して昇格争いをしていて、自分でも試合に出ていて徳島のみなさんにお世話になっていたので、昇格と言うものを成し遂げて恩返しできたらいいなとプレーしていたんですけど、最後で詰めが甘かったというか、残念な結果で終わってしまったときに、一年間本当に一生懸命やっていた分の涙が出てしまったと思います。正直、徳島でJ1に上がりたかったという気持ちもあったんですが、やはり僕が育ったのはセレッソ大阪だし、ここでプレーしたい気持ちがいつもどこかにあって、それでセレッソから話があったときにこれはもう一度チャンスをもらったと思いました。徳島のみなさんはJ1に昇格してから行って欲しかったかもしれませんが、僕自身もう一度セレッソでプレーしたいという気持ちが強かったので、それが復帰を決めた理由です。


Q.新監督のサッカー経験の中でポリシーや哲学があれば教えてください。

私のフィロソフィーとしてあげられるのはディシプリン(規律)、そして常に真剣勝負。しかしその中にもサッカーを楽しむ気持ち、それが私のフィロソフィーだと考えています。セレッソというのはオフェンシブなチーム、これは私も継続していきたいと思いますが、その中でチームにおける、攻撃、守備、そして中盤。そのバランスを考えながら仕事をしていきたいと思っています。


Q.監督はかつて日本でプレーされたと思いますが、その時の印象と、また日本のチームを指揮する決断のきっかけを聞かせてください。

京都時代の印象としては、本当に最高の印象と言うことになります。96年に在籍していたのですが、常にリスペクトしあう国民性と言うのが非常に印象に残りました。今回も来日して、それを日々感じていますし、セレッソから話をもらった時に、それだけ最高の印象のあった国なので、このチャンスを逃してはいけないと迷わずに決断しました。
今回、このセレッソというチームを率いることができて名誉に思います。なぜならば、非常に若いチームでありながら、試合のDVDを見たところオフェンシブに戦う姿勢を感じることができたし、また梶野強化部長と話をしながら、クラブの意気込みを感じることができたからです。さらには代表クラスの選手が揃っている。そういった良い条件の中、私はベストを尽くして、みなさんが待ち望んでいるタイトルを、そしてもちろん私も待ち望んでいるセレッソの初タイトルを達成できるために力一杯がんばっていきたいと思います。


Q.タイトルを取るために、チームの現状をどう捉えておられますか?

まずタイトル獲得のために何より必要なのは、一言で言うと『ハードワーク』。日々のハードワークになると思います。もちろん、2月1日の始動日からそれを追求していくことになります。もうひとつは『バランス』ということになります。チームとしてオフェンシブなスタイルを持っているからこそ、バランスを修正して失点を減らしていかなければならない。Jリーグというリーグは非常にレベルの高い、難しいリーグだと分かっているし、タイトル獲得も簡単ではないと分かっています。けれども、日々のハードワークの積み重ねでタイトルに辿り着けると思っています。


Q.山下選手と柿谷選手が復帰しましたが、梶野部長にどの点が良くなって今回の復帰に至ったのかということと、選手のお二人にも自身が成長した点を教えてください。

梶野
ます柿谷については2年半の間、他のチームでやっていたという中で、一言でいうと『戻ってくるときが来た』と言うこと。それが全てだと思います。それと、山下に関しては昨シーズン札幌で1試合だけ欠場した以外は全試合90分フル出場、なおかつイエローカードが2枚だけ。この点はどのリーグにおいても、センターバックでその数字を残せるということは素晴らしいことだと、そういう理由です。

山下
1年だけ札幌でお世話になりましたが、コンスタントに試合に出ることができ、(札幌の)J1昇格という経験もさせていただき、一回り大きくなって帰ってくることができたと思います。こちらでも試合に出ることが当たり前と考え、準備しています。

柿谷
2年半徳島にいて、試合に出られる喜びであったり、チームメイトと一緒に試合に勝つ喜び、負けることの悔しさを味わって、チームとして戦うことを学んだと思います。セレッソに帰ってきて自分のことだけでなく、チームとしてタイトルを取りに行くということに専念したいと思います。

以上

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