• X
  • LINE
  • Facebook

来シーズンの契約に関するレヴィー・クルピ監督のコメント

    11月16日の天皇杯3回戦後の監督会見終了後に、レヴィー・クルピ監督が自身の契約について以下の通りコメントいたしました。

    レヴィー・クルピ監督
    この度、来シーズンはチームに残らないという決断をいたしました。
    藤田社長、梶野強化部長を含めチームの関係者、そしてチームを支えてくださった多くの関係者の皆さんに、心から感謝の気持ちを伝えたいと思います。
    明日はヤンマーの社長ともお会いして、非常にブラジル人を信頼していてくださった方なので、感謝の気持ちを伝えたいと思っています。そして今後のチームの方向性についても話をすることができたらと思っています。

    セレッソにおいて5シーズンに渡って今回仕事をさせてもらった訳ですが、最高のスタッフ、そして選手に恵まれたと思います。さらにセレッソのサポーターの皆さんというのは私の長いサッカーキャリアの中で一番温かいサポーターでした。
    非常に多くの友達に恵まれて自分の家で、自分のマイホームとも思えるような雰囲気で、常々仕事をさせてもらいました。数多くの友達にも恵まれましたので、そういった方々とお別れをしなければいけないというのが本当に辛いです。プロとしての仕事を全うしてくださっていた関係者のみなさんには心から感謝したいと思います。
    決断に至った理由ですけれども、この5年間、家族と遠く離れて暮らしていたということですね。来年の初めには、自分の家の引越しという予定もしているものですから、できるだけ家族の近くにいたほうが良いのではないか、ということもあって決断しました。


    この5年間を振り返ってみると、ひとつのサイクルが終わって、言ってみればひとつの大きな仕事のスタートがあり、その続きがあり、最後こういった今年のシーズンで締めくくるという流れがあったのではないかと思います。ただし、シーズンが終わったわけではありませんので、天皇杯でのタイトル、そしてJリーグで残されているキンチョウスタジアムでの2試合で絶対に勝利を納め、そしてできることならタイトルを置土産にして行きたいと思っています。
    私が今、執筆中の本の中には「セレッソ」という本当に思い入れのある、特別な一章があることは間違いありません。マスコミのみなさまにも本当にお世話になったことも、改めてお礼申し上げたいと思います。

    毎日クラブハウスの練習に取材に来てくださった皆さん、本当に僕は冗談が好きなもので、時には冗談が過ぎたかもしれませんけれども、本当に感謝したいと思います。ブラジルでは、私はマスコミの方にこれだけ親近感を覚えることは、全くなかったんですけれども、日本に来て初めて、マスコミの方々とお互いリスペクトをしながら仕事をするということを学びました。
    あとは、通訳をしている、サポートしてくれているスタッフが、常に我慢強く支えてくれたこと。僕は時に感情をコントロールできない時があるんですけれども、そういった部分を抑えてくれたことを含めて、こころから感謝したいと思います。

    どうもありがとうございました。

    TOP > ニュース一覧 > 来シーズンの契約に関するレヴィー・クルピ監督のコメント