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ACL ラウンド16  vsガンバ大阪前日会見

    ■レヴィー・クルピ監督

    「明日の試合ですが、セレッソが勝てば歴史に残る試合になると思います。だからこそ、チーム全体が高いモチべーションで練習してきましたし、ひと言で言うなら“決戦”ですね。そのためにいい準備をしてきましたし、明日は100%ガンバにぶつけたいと思います」
    ■乾 貴士選手
    「自分自身、まだ試合に出られるかどうかわかりませんが、でもチームとして目標としているのは一番上なので、しっかりガンバに勝つことだけ考えて、先発でも途中からでも勝てるように、しっかりチームに貢献したいと思います」

    【質疑応答】
    Q ガンバはセレッソにとってライバル視しているチームだと思いますが、今のガンバについて、どういうチーム状態だと思いますか?
    A 監督「今シーズンに限らず、ガンバは本当にクラブとして組織力があるチームだと思います。監督の西野さんが10年近くチームを率いていらっしゃることからわかるように、時間をかけてチーム作りをされてきたし、さらに経済的な基盤も強いものがあると思います。ただし、セレッソはそれに対抗して、技術と若さをストロングポイントしてきた結果が、ここ数年安定した結果を出すということで実を結んできていると思います。ガンバと互角に戦い、そして勝利をおさめる時期というのは限りなく近い、そしておそらくそれが明日という可能性も十分にあると思います」
    乾選手「ガンバは攻撃的なサッカーということで、かなりうまいですし、FWもアドリアーノという点取り屋がいるので、そこをしっかり押さえないと勝てないと思います。うちはうちでいい攻撃サッカーできる。お互いにいいサッカーをすればおもしろい試合になると思うし、攻撃で負けないようにやりたいと思います」

    Q 乾選手にお聞きしたいのですが、国内リーグではもどかしい思いが続いているかと思いますが、明日の試合で、ベストパフォーマンスで試合が出来たら、チームも乾選手も波に乗れるかと思いますが、その辺はいかがでしょうか?
    A 乾選手「そうですね。そう思っているのは明日だけではなく、いつもなので・・・でも、サポーターもチーム関係者も、ガンバには負けたくないという気持ちがありますし、自分たちも同じ気持ちなので、そういうなかで、自分自身いいパフォーマンスができれば、これから自信もつくし、ノッて行けると思いますので、どれだけ出られるかわかりませんが、出たときにしっかり仕事をして、チームの勝利に貢献できればいいかと思います」

    Q アドリアーノ選手がいいパフォーマンスをしていて、厄介な選手になってくると思いますが、具体的な対策は?
    A 監督「対策というのは当然考えています。アドリアーノ選手については、我々は当然よく知っていますし、スピードがあってうまい。しっかりと対策を立てなければいけない選手たちと思います。しかし、同じことがガンバのDF陣にもいえるのではないでしょうか。我々の攻撃陣には決してひけを取らない選手が揃っているからです。(アドリアーノ選手への)対策をひと言で言えば、限りなく高い集中力でマークを続けること、そういうことになると思います」

    Q 最近、先制点を許して追いかける展開が多いが、明日の試合の先制点の意味についてお聞きしたいのと、茂庭選手が出場停止であることに影響についてどう考えますか?
    A 監督「おっしゃるとおり、ずっと先制点を取られてしまっている試合が続いています。ビハインドを負う形の試合が続いています。それはリーグの開幕戦のガンバ戦も同じことだったと思いますが、この流れを絶対に止めないといけません。ただしこれはあくまでもゲームですので、先制点を絶対取られない、と断定することは出来ないのですが、ただし、もし我々が先制すれば、我々が勝利に限りなく近い展開ができるのではないかと思います。茂庭が欠場しますが、代わりに出場する藤本康太は、これまでも出場した試合では、常に最高のパフォーマンスを見せていた選手ですので、明日は自信を持って送り出したいと思います」

    Q 明日は今までと違って、一発勝負で次にいけるかどうかが決まりますが、ナーバスになる状況かと思いますが、試合前に選手たちにどういう言葉をかけようと考えていますか?
    A 監督「明日のゲームのキーワードは集中でと思います。試合前に声をかけるとすれば、それだけだと思います」

    Q 両チームとも攻撃的なチームだと思いますが、それぞれの特徴、違いのようなものがあれば教えてください。
    A 監督「何が違うかというと、選手の持っている特徴だと思います。ガンバは一人一人の選手の個性をまとめた戦術的な要素を含めて、非常に攻撃力があると思います。それに対して、セレッソというのは、一人一人の技術的なレベルを見れば、ガンバと同じぐらいか、それ以上の能力を持った選手が集まっていると思います」
    乾選手「基本的には同じようなサッカーを目指していると思いますが、でも、やっぱりガンバのほうが、今は長年そういったサッカーをしているということで、メンバーはあまり変わっていませんし、完成はしていると思うので、うまいだけじゃなくてそれが得点につながっている。崩しの形がかなりいいと思います。それに比べてセレッソはまだ出来上がってないですが、でも似たような同じようなサッカーだと思います」

    Q 乾選手にお聞きします。ダービーマッチをなんとも経験されていると思いますが、選手サイドからして、ガンバ戦というのは、ほかの試合とはまた違うものなのか、ということと、明日はザッケローニ監督が来られますが、その中でプレーする意気込みは?
    A乾選手「ガンバとやれるのは楽しいですし、そういう意味でモチベーションというのはありますが、どの試合も勝利を目ざしていますので、それは変わらないです。それが変わったらいいとは思えないし、一試合一試合が勝負で、それで何かが変わるというのはないです。ザッケローニ監督に来てもらえますが、アピールできるのが一番だと思いますが、それ以上にチームの勝利が大切だと今は思っているので、それが出来れば今は十分です」

    Q セレッソが中3日、ガンバが中2日、セレッソの特徴が若さだという話もありましたので、セレッソが有利かと思いますが、明日は最初から攻めるという形になるのでしょうか?
    A監督「今、この時点において日本のJリーグで戦っているチームで疲れのたまっているチームがあるとは思えません。今シーズンの試合はまだ少ないので、それは明日のガンバも同じで、疲れている選手はいないと思いますので、コンディション的に差はないと思います。ダービーということで、負けたくないという気持ちが強くあると思います。フィジカル的に差が出ることはないと思います」

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