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新体制発表会見を行ないました

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本日(2011年2月4日)、南津守クラブハウスにおいて、「2011年新体制発表会見」を行ないました。その様子をお知らせいたします。

■藤田社長あいさつ
「こんにちは。セレッソ大阪の藤田でございます。昨年は本当にセレッソにとっていい結果をおさめることができました。これも、選手が頑張っただけでなく、メディアの皆さまはじめ、みんなの協力によるものだと非常に感謝しております。本当にありがとうございました。今年はセレッソとして初のACLを戦うことになりまして、このように本日9名の新人選手を含めまして、30名の体制でスタートしたいと考えております。よろしくお願いいたします」

■レヴィー・クルピ監督あいさつ
「みなさんこんにちは。こうしてまた1年、セレッソ大阪を率いることが出来ることを本当にうれしく思っております。私が何よりうれしいのは、セレッソが資金力がある、経済力がある、基盤があるということで、みなさんから注目を集めているのではなく、選手たちのグラウンドでのパフォーマンスが、マスコミの方やサポーターの方の関心をひき、注目をしていただいているということ。それを本当にうれしく思っております。セレッソの勝ちにこだわる姿、勝利をとことん追求する姿が、サポーターの数が日に日に増えているという結果につながっているのだと思います。2011年、いろいろなことがあるとは思いますが、非常に期待でいっぱいのシーズンになるのではないかと思っています」

■キャプテン・茂庭照幸選手あいさつ
「みなさんこんにちは。今年からキャプテンをやらせていただくことになりました茂庭です。今年もセレッソ大阪は強力な補強が成功したと僕は思っています。ここにいる新加入を含めた選手30人、今年はアジアでの戦いがありますので、しっかり勝ち抜いていけるように、そしてたくさんみなさんに取り上げていただけるように頑張っていきたいと思います。なので、よろしくお願いします」

■新加入選手紹介(ひとりずつスピーチ)
・中後雅喜選手
「こんにちは。千葉から加入した中後雅喜です。セレッソ大阪の一員になれてうれしく思っております。チームのために頑張りたいと思います。よろしくお願いします」

・ホドリゴ ピンパォン選手
「私の仕事はグラウンドの中で全力を尽くす、そしてサポーターの方々のために1点でも多く決めることだと思っています。よろしくお願いします」

・キム ボギョン選手
「こんにちは。キム ボギョンです。セレッソ大阪に来て、セレッソ大阪の力になれるように一生懸命頑張りたいと思います」

・倉田 秋選手
「こんにちは。ガンバ大阪から来ました倉田秋です。セレッソというチームに来られて光栄に思いますし、タイトルを一つでも多く取れるように全力でプレーしますので、よろしくお願いします」

・金 聖基選手
「今季より朝鮮大より加入することになりました金聖基です。まず、この場に立てること、家族をはじめ、関係者の方々に感謝したいと思います。昨シーズン、セレッソは素晴らしい成績をおさめ、中でも失点数はリーグでトップクラスでした。その中で、レギュラーの壁は高いと思いますが、自分の持ち味を100%出し切って、レギュラーを奪い取るために頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします」

・村田和哉選手
「みなさんこんにちは。大阪体育大学から加入しました、村田和哉です。自分自身が一番好きなクラブだったので、ここに立てることがすごく幸せです。これからセレッソのために頑張りますのでよろしくお願いします」

・野口直人選手
「こんにちは。セレッソ大阪U-18から昇格した野口直人です。ここまで来られたことに感謝の気持ちを持って、しっかり恩返ししたいと思います。よろしくお願いします」

・夛田凌輔選手
「こんにちは。セレッソ大阪U-18から昇格しました夛田凌輔です。小さい頃から応援していたセレッソ大阪に入れてうれしく思っています。1年目から遠慮せずに、自分のプレーを出して、チームの勝利に貢献したいと思います。よろしくお願いします」

・高橋祐太郎選手
「みなさんこんにちは。ヴィッセル神戸から加入しました高橋祐太郎です。今年1年、自分の良さというのをしっかり出して、チームの勝利に貢献できるように頑張ります」

■質疑応答
Q 2つ質問です。ひとつは、監督と茂庭キャプテンに今シーズンの目標をお聞きしたいと思います。もうひとつは、新加入の選手には、どんなプレーが得意なのか特徴を教えていただければと思います。
A 監督「目標は2つあります。ひとつは、ACLでタイトルを獲ること。さらには、Jリーグでタイトルを獲ること。非常に難しい目標だと承知していますが、選手たちには高い目標を持ってシーズンを過ごしてほしいと思います。私にとってベストを尽くすということは、優勝という結果を残すことです。選手たちには、そのクオリティがあるということを、去年存分に証明してくれました。だからこそ、これらの目標は絶対に達成できると、選手たちに信じてほしいし、私も信じています」
茂庭選手「僕も2つあって、ひとつは監督が今言ったことまさにそのままで、個人的な目標としては、去年の成績、パフォーマンスに満足することなく、常に挑戦者であるという気持ちを持って、しっかり1年間、トレーニングで励むことが自分の目標です」
倉田「目標は、1年間を通してレギュラーで出ることで、あとはJリーグ制覇と、監督がおっしゃったようにACLを制覇して、みんなで喜びを分かち合いたいと思います」
中後「チームとして、みんな挙げていますが、ACL、リーグ、ほかにも大会がありますし、すべて1試合1試合勝つということを目標に、それで優勝が見えてくると思うので、まず1試合1試合しっかり戦うことが大事だということと、個人的には試合に出て、チームに貢献する、それが目標です」
ホドリゴ ピンパォン「目標は、監督、ほかの選手が言いましたが、Jリーグ、ACLでタイトルを獲る、ということです。その目標を達成する、それが非常に難しいということはわかっていますが、1試合ずつ、一歩ずつベストを尽くして、最後は優勝という結果に結びつけたいと思います。私のプレースタイルですが、一番の持ち味はスピード、そしてフィニッシュの精度だと思っています」
キム ボギョン「僕も同じく、ACL、リーグでの優勝というというのが目標です。今年加入するにあたって、早くチームに慣れて、監督はじめみんなから認められるような選手に早くなって、チームに貢献できるようにプレーしたいと思います」
高橋祐太郎「まずチームとして、ACLでタイトルをねらうということ、Jリーグで優勝をねらうのが目標です。個人としては、自分らしさを1年間見失わずに、しっかり練習に取り組んで、試合に出るという結果にこだわって、求めていきたいと思います」
野口「一番の目標は、チームで一丸となってACLとリーグのタイトルを獲ることです。セレッソは前にいい選手がたくさんいるので、自分は泥臭いプレーと粘り強い守備でチームに貢献したいと思います」
夛田「チームとしては、みんなが言っているように、ACLとリーグでタイトルを獲ることで、自分は運動量があるので、それでチームを助けたり、点に絡んだり、早くそういうことが出来るよう、早く試合に出て一試合でも多く試合に絡めるようにがんばりたいと思います」
村田「チームとしては、優勝とACLでタイトルを獲ることです。個人の目標としては、自分のウリはスピードなので、そこでは負けたくないなと思います。一刻も早くキンチョウスタジアムのピッチに立って、『村田選手のプレーを見きたんやぞ』と言ってもらえるように頑張ります」
金 聖基「目標は、チームのタイトル獲得が最優先です。個人としては、今レギュラーを張っている茂庭選手と上本選手の牙城を崩せるように練習からしっかりアピールしてレギュラーを獲得し、一日も早くキンチョウスタジアムのピッチに立てるように頑張ります」

Q 監督にお聞きします。ACLとリーグ戦の2冠というのは、日本のクラブで成し遂げたところはないのですが、特に長距離移動であるとか、タイトな日程を克服するためにどういうところがポイントになると思いますか。
A 「セレッソの状況としては、当然他チームにも警戒されていくわけで、アジアでの大会も入ってくる、そう考えると昨年よりも厳しい状況になっていくことは間違いありません。しかしながらセレッソは一昨年J2にいましたけれども、J1に昇格、復帰をし、昨年3位という結果を残しました。2位とは勝ち点差が1でしたし、優勝するという可能性もあったと思っています。ただし私は良いシーズンを送れたということで、昨年の結果に決して満足しているわけではありません。私にとって良いシーズンというのは頂点を極めてこそ、はじめて良いシーズンだったと言えると思います。今年の厳しいシーズンを戦う中で大切なのは、現状に決して満足しない、チームの中での緊張感だと思います。昨年、チームはそれが可能であるというのをシーズンを通して示してくれました。今年はさらにチームも若くなり、フィジカルの面でも心配は全くありません。2つの大会でタイトルをとるために十分な選手のクウォリティと選手層、これを兼ね備えていると思っております」

Q 村田選手にお聞きします。さきほど、セレッソが一番好きなチームだというコメントがありましたが、セレッソのどんなところが魅力的だったのか、お聞かせ願いますか?
A 「ちょうど乾選手がセレッソに移籍されて、大学も近かったので、行ける時はずっと(試合に)足を運ばせてもらったんですが、その中で見ていて、やはり乾選手や家長選手、清武選手ら前の技術がしっかりした選手のパスワークが、自分の母校の野洲高校と似ているところがあって、僕も一ファンとして見ていて、『あ、楽しそうだな』というのがあって、見ている人が楽しいなら、やっているほうも楽しいんやろうな、というのがあって、セレッソのサッカーに惹かれました」

Q 皆さんにお聞きします。開幕が大阪ダービーで、ガンバもACLとリーグの2冠を目指しているチームなので、今まで以上にライバル意識が強くなると思いますが、大阪ダービーへの意気込みを聞かせてください。
A レヴィー・クルピ監督「アドリアーノにはもう一回退場になってもらいたいです(笑)」
茂庭「アドリアーノを退場にさせます(笑)」
倉田「今までガンバにいて、今年は同じ大阪のセレッソの一員なので、いいライバルとしてしっかり自分の力を出して、勝ちたいと思います」
中後「大阪ダービーということで、雰囲気はまだわかりませんが、すごい雰囲気になると話は聞いていますし、チームとしてもガンバ大阪というのはライバルとして去年勝っていないと聞いているので、ぜひはじめに勝ちたいと思います」
ホドリゴ ピンパォン「実は2009年にバスコダガマでアドリアーノと一緒にプレーしました。今回は対戦することになるわけですが、本当に偉大な選手だと思っています。今回の試合では、監督もモニも言いましたが、退場になってもらわないと困ると思います(笑)。ライバルチームということで、絶対負けられない試合になると思います。当然、パフォーマンスのよかったチームが勝利をおさめるということになると思います。それがセレッソになるように、最善を尽くしたいと思っています」
キム ボギョン「ダービーということで、お互い大阪のチーム同士、ライバルと試合が出来るということで、うれしいし、そういう経験ができることを楽しみにしています。でも、実際にゲームをすれば、セレッソが必ず勝ちます」
高橋祐太郎「大阪ダービーということで、お互いに意識している相手同士だと思います。チームとしても、個人としてもしっかり開幕戦に、体調を合わせていい準備をして臨みたいと思います」
野口「昔から大阪ダービーを見てきて、すごい雰囲気で、それが今、自分がセレッソ大阪の一員になって、ああいう経験ができることを非常にうれしく思うと同時に、何か不思議でもあります。これからしっかり準備して、メンバーに入れるように頑張っていきたいです」
夛田「大阪ダービーということで、いろいろな人が注目している試合だと思うので、その試合に出られるように準備して、ピッチでその雰囲気を味わいたいと思います」
村田「大学の天皇杯のときにガンバさんと試合をやらせていただいて、個人的に自分は手ごたえがあったと思っているので、その調子で頑張りたいと思っています。大学の同期の藤春と川西がガンバにいますので、『大阪はセレッソやぞ』というところを見せたいと思います」
金 聖基「まず、開幕戦のピッチに立つことが大前提ですし、出てしっかりアドリアーノをつぶしたいと思います」

Qピンパォン選手にお伺いします。初めての国外移籍になると思いますが、日本のサッカー、Jリーグに対する印象と、短いですがセレッソ大阪の印象を聞かせてください。
A 「日本のサッカーに関してですが、直接日本のサッカーを見る機会はほとんどなかったのですが、昨年末に移籍の話が出るようになってからは、逆に日本のサッカーを1日でも早く知りたいということで、色んな情報を集めて、試合も見てきました。非常にスピーディーな試合展開で、マークも激しいサッカーだと思いますけど、そういったサッカーに一日も早く慣れて、自分の持ってるものを試合の中で出せるように頑張っていきたいと思います。セレッソの雰囲気は、チームメイトのマルチネスをはじめ、日本人の選手、韓国人の選手本当にみんなが明るい雰囲気で非常に良い雰囲気だと思います。マルチネスを含め、私がチームに顔を出した日から本当に支えてくれて、一日でも早く溶け込めるような心遣いを感じています。コミュニケーションはまだ直接取れないところもありますが、コミュニケーションをどんどん取って、勝者のチームを作り上げていく仲間として頑張っていける、そういう雰囲気をすごく感じました」

Q 監督と茂庭選手にお伺いしたいのですが、今年のチームを引っ張っていく上で、監督がキャプテンに期待すること、茂庭さんは今年の新チームをどのようにして、キャプテンとして信念を持ってチームを引っ張っていきたいかというところをお聞かせください。
A 監督「キャプテンのモニには、まず昨年と同じプレーをしてほしいと思います。私の個人的な意見ですけど、彼は日本を代表するセンターバックだと思うし、去年ベストイレブンに入るべき選手だったと思います。さらにはリーダーシップというところにおいて、彼は彼が持っている自然の姿でふるまってくれればいいと思っています。自然にふるまってくれていることで、彼の姿が他の選手の見本にもなるので、彼に今以上の求めるものはないと思います。さらに昨年末に子どもが生まれてパパになりましたので、人間的な魅力も一層増すんじゃないかなと思っています。
茂庭「キャプテンとしての信念というのは特に持っていません。去年周りからリーダーシップを発揮していると言われながらも、僕個人的には、まずは自分のことをしっかりやり続けた結果、常に貪欲に何事にも挑戦していく、試合に出続けたいという欲が、そういう姿勢にさせたと思うので、今年もそのスタンスは変えずに、みんなゼロからのスタートだと思うし、僕もしっかり監督にアピールして、練習から常に全力でやり続ける、それが僕なりのキャプテンなのかなと、そういう姿を見せることが大事なのかなという風に考えております」
                                                                                                                                                                 以上

 

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