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サポーターズコンベンションのご報告

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2月7日(土)に開催しましたサポーターズコンベンションについてご報告いたします。
当日は、約650名という多数の皆様にお集まりいただきました。ありがとうございました。

■プログラム(18:50開会)
1.大阪サッカークラブ株式会社 代表取締役社長 藤田信良あいさつ
2.新加入選手紹介
3.レヴィー・クルピ監督あいさつ
4.羽田憲司キャプテンのあいさつ
5.ユニフォーム紹介(デザインが変わったセカンドユニフォーム、GKユニフォームをご紹介)
6.セレッソ大阪アンセム合唱
~休憩~
7.トップチーム方針について 強化部長 梶野 智
8.事業運営について 事業部長 宮本 功
9.質疑応答

■レポート
●藤田社長から皆様に日ごろのお礼、昨シーズンの成績、結果についてのお詫び、今季の目標、意気込みについてごあいさつをいたしました。

●新加入選手たちが登場、ごあいさつをしました。

●レヴィー・クルピ監督がごあいさつと決意表明をいたしました。
「昨年1年、気持ちよく大阪で過ごせました。が、残念ながら私の仕事の中で一番大事なJ1昇格という結果を残せませんでした。理由は主力選手にけが人が多く出てしまったことがありますが、今年は新しい選手が加わり、選手の総合力は間違いなく上がっています。もしけが人が出たとしても、戦力が落ちることはないと思います。間違いなくJ2優勝、J1昇格を果たせると思います。私がうれしく思うのは、『YOU ARE MY HEART』というスローガン。サポーターの皆さんなしにチームはありえません。皆さんと一緒に目標を達成したい。私たちのほうに借りがある状態ですが、私を信頼してもらい、いっしょにがんばっていきましょう」

●羽田憲司新キャプテンがごあいさつをしました。
「ここ2年、J1昇格に失敗してきましたが、今年は絶対J2優勝、J1復帰の目標を達成したいと思います。51試合の長丁場で、いいときも悪いときもありますが、勝点を積み上げて、今度こそ皆さんと喜びを分かち合いたいです。51試合、一緒に戦いましょう!」

●リニューアルしたセカンドユニフォーム、GKユニフォームをご紹介しました。苔口卓也選手、多田大介選手、キム ジンヒョン選手がモデルに。

~アンセム合唱後、休憩~

●梶野強化部長がトップチーム方針についてご説明しました。
・今年の目標は「必達J1」これしかない!
・2008年の教訓をいかして、フィジカルのさらなる強化を目指す。新フィジカルコーチの加入。
・失点が多かった昨季を踏まえ、ディフェンスにブラジル人選手を補強。GKには「アジア枠」を使って、キム ジンヒョンを獲得。
・セレッソの特長である「スピードあるサッカー」を継続するとともに、勝者のメンタリティを構築する。
・経験のある選手が必要と判断、獲得した。
・スタッフ構成はすでに発表したとおりだが、実績と経験、「人間力」を重視した。また、セレッソのサッカーの継続、確立を考えた。
・若手の育成についても引き続き力を入れる。香川、乾選手に続く日本代表選手を育てたい。
・選手編成の考え方としては、センターラインに外国籍選手(カイオ、マルチネス、チアゴ)、GKにアジア枠を活用、日本人選手については1ポジションに2選手という考え方をした。ハートのある、セレッソ愛のある選手で闘いたい、というのが基本であり、これをテーマに編成を行った。
・今年のノルマは「J1昇格」である。

●宮本事業部長が事業方針についてご説明しました。
・2008年度の実績のご報告(新規オフィシャルスポンサー、新規オフィシャルサプライヤー、新規スクールスポンサーのご紹介。スポンサー広告数、スポンサー広告収入のご報告。年間指定席、年間パスポートのご報告。総入場者数、1試合平均入場者数のご報告。チケット収入のご報告)を行いました
・2009年度の方針について、次の3点についてご説明しました。
☆セレッソ大阪のブランド力向上(大阪らしさ、育成型クラブ、広報力)
☆セレッソ大阪スタジアムへ(大阪のおもてなし)
☆事業基盤の確立と拡大

●質疑応答
Q.昨年の反省点をどのように今季の補強に反映したのか、具体的にポジション別に説明してください。また、今季も3バックと4バックの併用を検討しているのであれば、センターバックもサイドバックも足りないのではないかなと思っています。昨年のようにスタメンを組むのに苦慮するような事態は、今年は避けられますか?

A:先ほど説明いたしましたとおり、今年はディフェンス陣を補強しました。フォーメーションについては、去年途中で3バックに変えて、勢いが良かったので、今年も3バックで前のフィールドを生かした攻撃をすると思います。各ポジションの編成については、いくつかのポジションについては、シーズンが始まってから補強を考えるという可能性もあります。

Q.去年ケガ人が続出した原因、今季の対策をご説明してください。昨年より始動が早くなっていますが、他クラブと比べたら明らかにちょっと遅い印象ですが、大丈夫でしょうか? 

A:通常、Jリーグの開幕から逆算してスケジュールを立てるんですが、約4週間前にキャンプインというふうにスケジュールを組んでいます。その10日前にフィジカルをスタートさせて、さらにその1週間前に選手の各自でコンディションを調整して今シーズンをスタートしました。
昨シーズンのケガの原因が全て、シーズンの遅れではないと思いますが、それも原因の一つだと思っておりますので、そのあたりを考えました。去年は、筋肉系のケガが若干多発しました。これに関しては、今年来たフィジカルコーチは55歳でかなり経験がある人です。ですから改善されると考えています。

Q:2008年、水曜開催の試合に職場の友人を誘って観戦しました。その際の友人に「夏場は、名刺出せば1,000円でビール付き(実質500円)はお得! また誘って! これでホームで勝てば最高なんやけど…」と言われました。水曜日開催の試合で、上記のようなお値打ち(お得)特典のある場合、労働組合のある企業、団体なら、労組に早めにPRしておけば多少でも効果があるのではないかなと思います。

A:ありがとうございます。ご指摘のように、労働組合関係に対しても営業していきたいと思います。水曜日はもともとチケット価格を最初から少し設定を変えようとしています。それから、先ほどチラッと申し上げましたけども、開門時間を変更して、コスト的にもきちっと運営して、メリハリをつけていきたいと思います。

Q:昨年出場したGKが2人ともチームを去りました。吉田選手退団以来、GKが固定できない印象がありますが、GKの補強、育成、起用方針等を教えてください。

A:今シーズンに関しましては、韓国に渡って視察をしたところ、将来的にも有望な選手を見つけることができました。彼を獲得する上で、また彼をどうやってチームの中で生かすのかということを監督と相談した結果、こういう編成にしました。セレッソだけじゃないと思うんですが、下(育成)から上がってくるGKはなかなかいないんですね。育成の中でGKをきちっと育てる仕組みを作ろうということで、育成のGKコーチを増やし、GK育成システムにのっとり育てていきたいと思います。

Q:昨年の後半、ホームゲームの時に、勝利の時に「WI~N!」のコールリードがなかったように思います。サポとしては最後に「WI~N!」を楽しみにしています。定番としてお願いできないでしょうか? 

A:終盤のところでなかなか「WI~N!」をするチャンスがなかったんですけど、「WIN」という言葉を西川君とサポーターの皆さんとのコール&レスポンスでやろうとしてたんですね。一回だけチャンスがあったときにマイクがトラブルで使えなかった。本当に申し訳なかったです。来年からは、「WIN」という言葉じゃないものになるんですけど、最後に皆さんと一緒に楽しめるシチュエーションを作っていきたいと思っていますから、よろしくお願いします。

Q:強化責任者は、梶野さんに全権を委任しているということでよろしいでしょうか。

A:まったくその通りです。

Q:仕事で北摂地域を走っているんですが、そのときに、ガンバさんのノボリが道とかに、吹田、茨木にずっと置いてあるんです。それを見たときに「あぁ、えぇなあ」と思って。商店街とかに行ってもペナントがかかってるんですね。一方セレッソを見たら、あるところが長居だけ、駒川だけ。大阪市をホームタウンにしておるのはセレッソだけなんで、僕、東大阪市に住んでいるんですけど、全くない。そこら辺をもうちょいアピールしていったらと思うんですが。

A:ありがとうございます。おっしゃって頂いている通りで、今、応援店舗を核にしていくことをご説明させて頂きましたけども、長居、それから、住吉区、東住住吉区が中心になっています。だから我々、大阪市をホームタウンにしていますから、大阪市全域にそういう形にしていきたい、継続して色々していきたいと思います。ありがとうございます。

Q:2月22日のモリシのメモリアルマッチの企画について、今回、ガンバ大阪との大阪ダービーという試合のマッチデーになったんですけども、秋田選手でしたらああいうOBマッチの企画的な要素が非常に強いものになるかと思うんですが、今回わざわざ、ライバル意識のあるガンバ大阪を持ってきて、OB戦みたいなふうにしなかったいきさつというか、経緯をお聞かせ頂ければありがたいんですが。

A:まず、モリシの体調を考慮したということが一つあります。リリースにも出させて頂きましたけども、出場できるのは極めて短時間なので、そういう状況にあることをまず第一に考慮して。今すぐOB戦で、長時間のゲームをやるというのは合わないなぁというところですね。今後、彼の体調がどんどん良くなれば、皆さんと一緒に、例えばファン感謝デーのときにそういうような試合はやっていきたいとは思っています。今回については、プレシーズンマッチとしての企画をされていましたが、ガンバ大阪の西野監督のご理解もあって、こういう形になり、対戦相手としては申し分ないと思っています。

Q:梶野さんにお聞きしたいんですが。背番号18があいている理由を教えてください。

A:ジウトンとの契約があり、18番はジウトンだったんです。しかし、石神選手を補強できたことで、C契約の外国籍選手を補強するつもりです。

Q:梶野さんに質問です。香川真司選手が代表によく招集されるんですけど、J2は中断がないですよね。そういう方式で招集中に今年は戦えるつもりなのか、教えてください。

A:基本的に、代表から招集がありますと、J1でもJ2でも出さなきゃいけないルールになっております。結果的に香川選手が2008年には4カテゴリー分ほど戦って、代表に呼ばれたシーズンもありました。このときに関しては、その下のカテゴリーは外してくれという要望をしたこともあります。今シーズンに関してはおそらく、10ゲーム弱、彼は抜けることになるかもしれません。それに対しては、彼のポジションの選手、カイオであったり、柿谷曜一朗であったり、例えば苔口であったりが頑張ると思います。

Q:これは僕個人の意見になるかもしれないのですが。後半になって急にバテる選手が多く見受けられまして、その中で交代枠があるんですが、クルピ監督の方針なのかもしれないんですけども、交代枠をほとんど残したままゲームエンドになってしまうケースも、よく見受けられました。サポーターとしてはもうちょっと交代枠を活性化させて、使って頂ければなという思いがあるんですが、2009年度の交代枠の活用性というのは、2008年と変わらずやっていくんでしょうか。

A:基本的に、選手の起用、交代に関しては監督が全権を持っております。ただ、試合が終わった後に必ず、試合に対しての私の意見を彼に言うようにしていまして、その中に、今おっしゃったことを助言したこともありました。ただ、実際、最終的には監督の判断になるんですが、チームの流れを変えたくないという答えが一回ありました。
要は、良い流れのときに変えたくないからということでした。基本的には監督が全権を持っていますので、それに対して、こうしてくれというのはありません。

Q:梶野さんに質問したいんですけども。先ほど、ケガ人が出たというところで、ケガ人をできるだけ少なくする、そしてケガ人が出た場合はリカバリーを早くするということの話をして頂いたんですけども、特にケガ人が出た場合にリカバリーをどうするかという、具体的な方法を教えて頂けたらと思います。

A:具体的にフィジカルコーチが変わったことと、トレーナーも変えています。新しく着てもらったトレーナーは、以前セレッソ発足当初からいたトレーナーで、なぜ彼が来たのかというと、ケガが起こる前の予防ができるという点、そういう能力を持ってる人材です。その人の指示のもと、ケガが起こった場合に際しては、その力が絶対に必要だと思っています。人材によって改善されると思っております。モリシが昨年まで現役でできたことも、彼の力があったからだと思います。そのスタッフが入ったことで、けがの予防と回復は改善されると思います。

以上

 

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