第4節
2026/27明治安田J1リーグ
2026.8.29土
ヴィッセル神戸
小松 蓮 (71')
1
AWAY
FULL TIME
0
ノエビアスタジアム神戸
0-0
1-0
セレッソ大阪
ノエビアスタジアム神戸
22,767人
ギャラリー
MATCH REVIEW
監督コメント
■パブロ マチン監督
「互角の試合だったと思っています。VARの決定によりPKでの失点で敗戦になりました。僕らのゴールはオフサイドで取り消されました。そうした少しの差で勝敗が決まった試合だったと思います。自分たちのチームに関しては、前半は決定機も多かったですし、試合の展開も自分たちが支配していました。デュエルでも勝っていたと思います。前半の出来は凄く良かったと思います。後半に入ってVARでPKでの失点により、ヴィッセルさんに自信が傾く流れになってしまったと思います。自分たちのプレー内容からすると、勝点1は取れた試合だったと思いますが、決定機を決めるか決めないか、というところが大きく響いた試合になったと思います」
Q:前半はボールを握りながら良い形でサイドを取るシーンもありました。WBがクロスを上げるところまでは行っていたと思いますが、シュートの数が伸びず、決定機も作り切れなかった印象です。サイドを取ってから、ゴールへつなげるために突き詰めていきたいところは、クロスの精度なのか、中の入り方なのか、コンビネーションなのか。両サイドからの攻撃はパブロ マチン監督のサッカーの肝だと思いますが、サイド攻撃でもう一つ、二つ、必要なことはどう考えますか?
「分析されている通り、クロスの正確性は追い求めていかないといけないと思っています。正確性もそうですし、背後を取る動き方や質も上げていかないといけません。あとは、クロスを上げた後のセカンドボールですね。まだまだ拾い切れずにカウンターを受けてしまうシーンもあります。セカンドボールへの反応を速くして、2次攻撃につなげていくことが必要です。ただ、先ほども言いましたが、試合の展開的には満足できる試合でしたし、勝ちに近い試合だったと思います。相手よりも自分たちの方が(目指す)サッカーを表現できたことは自信になっています。ここからもっともっと質を高めていきたいです」
選手コメント
■小見 洋太選手
Q:天皇杯2回戦から中2日での試合でした。リーグ戦としては加入初先発でしたが、試合に臨む思いは?
「天皇杯に出ていたので、そこまで変な緊張はなかったです。リーグ戦で、相手も良いチームだったので、試合の開始から自分たちのリズムに持っていくこと、圧をかけていくことは共有してゲームに入りました」
Q:前半12分、ワンツーで潜り込んで放った決定機は惜しかったが?
「ああいうところで仕留め切れるようにやるしかない、突き詰めるしかないと思います」
Q:前半、良い形でサイドを取るシーンもありましたが、シュート数は伸びず、決定機を作り切ることもできなかった印象です。ゴールを奪い切るためにもう一つ、二つ、必要になってくることはどう考えますか?
「より押し込んだ状態でボールを保持することも大事になってくると思います。もちろん、仕掛けることも大事ですが、押し込んでからコンビネーションで崩したりできれば相手も疲弊してくると思います。押し込む時間が長くなればなるほど、後半も含めてゲーム全体を優位に進めることができると思うので、そこは改善点かなと思います」
Q:後半の立ち上がりは互いに決定機がありながら、PKで先制を許してしまった。内容としても悔しい結果になったと思うが?
「ゲーム全体を通して僕らのやりたいことの方ができていたと思います。相手の攻撃も基本的には封じていたと思いますが、ハーフタイムには監督からも『(相手の)1本はあるぞ』という声掛けはありました。一瞬の隙を突かれてしまった試合なのかなと。悔しいですが、こういう試合で勝点3に持って行けない差は大きいと思います。上に行くためにはどこが足りなかったのか、しっかりと見つめ直してやっていきたいです」
■櫻川 ソロモン選手
Q:ボールを握りながらサイドまでは展開できた前半ですが、シュート数は思うように増やせませんでした。まず前半をどう振り返りますか?
「前半はウチの方がチャンスはありましたし、ボールも握っていたので、そこで何とか1点を取れたら良かったと思います。相手の攻撃もそこまでやらせていなかったと思うので」
Q:前半のような展開の中で、得点を取り切るために加えていきたいことは?
「クロスは何本も入っていましたけど、中で合っていなかったり、触れなかった場面も多かったので、もっと中に枚数をかけたり、チームとしてのバリエーションは増やしていかないといけないと思います」
Q:後半の立ち上がり、横山選手、小見選手と崩して櫻川選手に決定機もありましたが、あのシーンはGKを褒めるしかない?
「そうですね。でも、あのようなシーンを決め切らないと勝点3は難しいので、ああいう場面で仕事をし切れるようにやっていきたいです」
Q:互いに中2日で暑さもあり、難しい条件だったとは思いますが、神戸という相手にこういう試合で勝ち切るために必要だったことは何だと考えますか?
「小さな差だったのかなと。ハンドでPKというところで試合は変わってしまった。あそこで耐えていれば、こちらが良い状況でチアゴやルーカスを上手く使えたと思うので。そういう細部のところにこだわってやっていけたらと思います」
■横山 夢樹選手
Q:悔しい結果となりましたが、前半から自分たちが握ってサイドでチャンスを作る場面もあったと思います。試合をどう振り返りますか?
「チームとしては、自分たちがやりたいサイドに振ってからニアゾーンやクロス、という形は何本もありましたが、最終的に勝点3を失っているので、勝負強さという部分で(課題が残り)、自分が決めないといけないと思いました」
Q:サイドから突破も仕掛けていましたが、得点を取り切るために足りなかったことはどう考えますか?
「中央で崩すシーンは前半の小見選手の1本ぐらいだったので、中でも崩す回数を増やさないと、自分としても結果にはつながっていかないのかなと。逆サイドにボールがある時に、自分がもっと中に入っていくことも課題です」
Q:互いに中2日で暑さもあり、難しい条件だったとは思いますが、こういう試合で勝ち切るために、ピッチに立って感じたことはありましたか?
「監督からも求められていたことですが、球際で勝つ姿勢は見せていました。ただ、やっぱり決め切る力は足りないなと。自分も含めてもっとシュートの場面を作らないといけないと思いました」
■田中 駿汰選手
Q:展開としては、前半は相手に攻撃させず、主導権を握ってサイドにも展開できていたようにも見えましたが、なかなかシュートには至らず、決定機も作りきれなかった印象です。前半をどう振り返りますか?
「もっと最後のところで質の高いクロスやラストパスを出せれば結果は違ったと思うので、最後の質の部分かなと思います」
Q:サイドに展開して攻撃することはパブロ マチン監督のコンセプトでもあると思いますが、ウイングバックに入った後、そこから一つ二つ、崩すために必要なことは何でしょうか?
「クロス一辺倒になってしまった感もあります。ピンポイントで合えばゴールですが、なかなか合わずに、というシーンが前半は特に多かったので、もう少しボックスを取る動きとかもできていれば相手の目線も変わって崩しやすくなったかなと思うので、もう少しボールサイドに入った時、色んなパターンや選択肢が増えればチャンスも増えるかなと思います」
Q:今日のような試合が一番、悔しいと思います。こういった試合を勝ち切る重要性を改めて痛感したが?
「交代選手も含めて自分たちの方がアドバンテージはあったと思うので、そこをしっかり生かして、自分たちの力で勝点1をさらに勝点3に持っていくような展開の試合に本来はしないといけなかった。試合後、(香川)真司さんとも話しましたが、『こういう試合で勝っていかないと、上には行けない』と。チーム内でもっと厳しさも持ちながら、またすぐ試合は来るので。ホーム連戦なので、引きずらずに全員でしっかりやって、勝って上を目指していきたいです」


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連勝を目指した敵地・ヴィッセル神戸戦は0-1の惜敗。決定機で仕留め切れず、PKによる1点に沈む
1-0で勝利した前節・清水エスパルス戦から中6日。3-1で勝利した天皇杯2回戦・FC岐阜戦からは中2日。公式戦5連戦の3試合目となった今節。セレッソ大阪は、アウェイに乗り込みヴィッセル神戸との明治安田J1リーグ第4節に挑んだ。先発は天皇杯2回戦から9人変更。ディオン クールズが引き続き先発し、天皇杯2回戦で2得点と結果を残した小見洋太が右のシャドーに入り、加入後リーグ戦初先発を果たした。
立ち上がりは神戸の攻撃を受けたセレッソだが、5分、中村拓海のフィードから櫻川ソロモンが背後を取るなど押し返すと、12分に決定機。クールズがサイドチェンジで左サイドへ大きく展開。大畑歩夢が受けて、そこから小見洋太が横山夢樹とのワンツーでペナルティーエリア内へ進入。良い形で潜ってGKとの1対1に持ち込んだが、ニアを狙ったシュートはGKに防がれてゴールならず。以降もセレッソが幅を使った攻撃で相手ゴールに迫るもシュートまでは行けずにいると、20分、自陣でのパスミスからカウンターを受けて冷や汗。23分にはCKから決定的なピンチも招いたが、飯野七聖のシュートはポストに当たり、はね返りをクールズがクリアして失点は防いだ。33分にはジャクソン アーバインのパスから横山が、42分には畠中槙之輔のパスから中村拓海が、いずれもサイドのスペースを取ってクロスを上げたが、惜しくも中とは合わなかった。スコアを動かすことはできなかったが、指揮官が試合前のポイントに挙げていた「デュエルの勝負」でも負けず、前半は五分の内容で折り返した。
前半と同様、後半の立ち上がりも神戸の攻勢に遭う。47分、井手口陽介の角度のないところからシュートはGK中村航輔が好セーブ。51分の神戸のカウンターも、最後のシュートは中村航輔がしっかり止めた。すると徐々にセレッソが神戸陣内に入っていく。53分、井上黎生人のパスを受けた中村拓海のクロスに小見がヘディングで合わせると、60分に決定機。再び井上が起点となり、横山、櫻川とテンポよくつなぎ、櫻川の落としを受けた小見が中へクロス。崩した形から、最後は櫻川がヘディングで狙ったが、GK前川黛也の好セーブに阻まれた。61分には、横山が縦に仕掛けて得たCKから再び櫻川に好機もヘディングシュートはクロスバーを越えた。65分、パブロ マチン監督は切り札チアゴ アンドラーデを投入。ここが勝負どころだと見て先制点を奪いにかかったが、67分、酒井高徳のシュートを自陣ペナルティーエリア内でチアゴが手で防いだとしてVARが介入、主審によるオンフィールドレビューの結果、判定はPKとなり、71分、小松蓮に決められて先制を許した。1点を追いかける展開となったセレッソは、73分にルーカス フェルナンデス、81分に香川真司とパブロ サバックを入れて反撃に出る。すると82分、ジャクソンのパスに抜け出したサバックから中央のチアゴへ渡り、チアゴがゴール右スミに蹴り込んでネットを揺らしたが、サバックがわずかにオフサイドでノーゴール。86分にも、香川のパスを受けたルーカスのクロスにチアゴが合わせたが、ここはGKに防がれた。中村航輔の再三の好セーブもあり失点は1で抑えたセレッソだが、この日は最後まで1点が遠く、0-1で惜敗。リーグ戦連勝とはならず、順位も10位に後退した。
試合後、「こういう試合で勝っていかないと、上には行けない」と唇を噛み締めた田中。それでも、「チーム内でもっと厳しさも持ちながら、またすぐ試合は来るので。ホーム連戦なので、引きずらずに全員でしっかりやって、勝って上を目指していきたい」と中3日で迎える次節・柏レイソル戦へ目を向けた。開幕4連勝で首位に立つ柏は難敵だが、今季ここまで公式戦3連勝中のホームにて、今節の敗戦を払拭する首位叩きを目指す。