2回戦
2026.8.26水
セレッソ大阪
ルーカス フェルナンデス (21')
小見 洋太 (54')
小見 洋太 (90+7')
3
HOME
FULL TIME
1
YANMAR HANASAKA STADIUM
1-1
2-0
FC岐阜
ジョルダン テル (28')
YANMAR HANASAKA STADIUM
ギャラリー
MATCH REVIEW
監督コメント
■パブロ マチン監督
「難しい試合でした。勝つのが大変な試合でした。岐阜さんは良いチームと分かっていました。チームとしてのまとまりもあると試合前から分かっていました。リーグでも好調で、レベルも高い。来シーズンはJ2に上がってくると個人的には思います。自分たちに関しては、リーグ戦で出場時間が少ない選手たちに出場時間を与えるということも含め、今日のメンバー選考に至りました。選手たちに言ったことは、『カテゴリーが違うにせよ、セットプレーのレベルは変わらない』と。オフサイドで相手のゴールが取り消しになったシーンもありましたが、わずかな差でした。そこで失点しなかったことが、結果的に次につながったと思います」
Q:この試合では4バックで臨まれました。今日の先発メンバーの特長を生かした形だったのか、今後も3バックと併用していく考えか、どのようなプランをお持ちでしょうか?
「(直近のリーグ戦から)メンバーの入れ替えもありましたので、今日、出る選手の特長を考えて、4バックを選択しました。4バックに関しては、選手たちも慣れているシステムです。前回の試合から時間はなかったですが、4バックを使うことの判断はそこまで難しくはなかったです。試合の中でウイングが開いて、中盤との距離感が空いてしまったところもありましたが、時間が進むにつれて、その感覚も掴んでいったと思います。総括すると、4バックという選択肢は戦術的な理由があれば、今後も使う可能性はあります」
Q:2得点を決めた小見選手は、直近のリーグ戦では途中出場、途中交代でした。「戦術的な理由でプレ―内容が悪かったわけではない」という監督の言葉もありましたが、その直後の試合で結果を出してくれたことは、監督としては喜ばしいことでは?
「仰る通りです。『チャンスを掴むかどうか』ということを選手たちにも話して臨んだ試合でしたが、与えられた時間で何ができるか証明してくれました。『自分は何ができて、どういう特長があるのか』ということを監督に教えてくれた、すごくいい試合になりました。小見に関しては、常に素晴らしい姿勢で練習にも取り組んでいます。この試合でも、スペースを突いたり、戦う気持ちを出してくれたり、エリア内へ何度も進入しました。そこからゴールも決めてくれたので、とても評価できる試合になったと思います」
選手コメント
■ルーカス フェルナンデス選手
Q:見事な1得点1アシストでした。今季初先発ですぐ結果を残すあたりはさすがです。試合を振り返ると?
「ゴールもアシストも嬉しいですね。チームに貢献するという意味で、自分にとっては大事なことなので。フィジカル的にはまだベストではないですが、今はとにかくハードにトレーニングを積み重ねて、もっとチームに貢献できるように、ということを意識しています」
Q:PKの場面は香川選手とコミュニケーションを取っていたが?
「(PKの)練習はずっと積み重ねています。真司が近寄って来てくれて、自信を付けさせてくれる声掛けをしてくれました。PKを蹴るにあたって、コミュニケーションは大事になります。僕にとって助けになりました」
Q:アシストの場面はチアゴ選手の落としを受けて、ダイレクトでクロスを上げました。チームで崩せたゴールでしょうか?
「プレーの流れの中でフィーリングが合ったゴールになりました。予想していたより速いパスだったので、シュートは難しかった。そこでクロスの判断に切り替えたことが良かったと思います」
Q:自身のクロスを決めた小見選手について
「以前から小見選手のことはよく知っていました。加入した直後にチアゴにも言ったのですが、『彼(小見)は絶対にチームに貢献してくれる。間違いない』と。実際、そのようなプレーを見せてくれていることは嬉しいです」
Q:パーフェクトなコンディションに戻るために気にかけてトレーニングしていることは?
「全体的な話をすると、日に日にコンディションは上がっている手応えはあります。その意味では順調に来ていると思います。ただし、プレーの連続性、球際の激しさは、実戦の中で以前の感覚を取り戻さないといけないと思っています」
■小見 洋太選手
Q:加入後初ゴールおめでとうございます。初得点を含む2得点でしたが、それぞれ振り返ると?
「ありがとうございます(笑)。1点目は、ルーカスからプレゼントパスが来ました。ポジショニングも良いポジションを取れていましたし、当て感も良く、決めることができました。2点目は、角度はなかったのですが、自分で決め切るとしたらあそこしかないと思ったので、GKの股を狙って、狙い通り流し込むことができました」
Q:クロスからヘディングでのゴールに関しては?
「クロスはチームとしても狙っている形なので、中の選手は常に準備しています。それが得点につながったと思います。個人としては、ヘディングは珍しいです(笑)。プロになってからヘディングでのゴールは初めてだと思います」
Q:2点目は、あの時間帯でも運動量が落ちないことが素晴らしいと思ったが、練習の賜物でしょうか?
「そうですね。そこが自分の強みでもあります。90分走り続けることができることが強みなので、その強みを結果につなげることができて良かったです。今後に向けてもポジティブな点だと思います」
Q:ホームゴール裏の前で2点を決めました。チャントも多かったですが、気持ちはいかがでしたか?
「試合前から僕のチャントを多く歌っていただいていたので、期待してくれた方々に結果で示したい気持ちはいつも以上に強かったです。2ゴールという形で、チームの勝利という形で、応えることができて良かったです」
Q:今日の試合でアピールする気持ちは強かったですか?
「そうですね。清水戦では、途中で入って途中で下げられて。『戦術的な部分だ』と監督から説明は受けましたが、チャンスがあった中で決め切れていればあの交代もなかったと思います。結果を出して評価してもらうしかないと切り替えて取り組んできたので、一つ結果で示すことができて良かったです」
Q:清水戦の試合後、周回の最中に監督と話している様子も見られたが、そこで説明を受けた感じですか?
「そうですね。『今日の交代はパフォーマンスが悪かったわけではなく、サバックを使いたかった戦術的な理由だから悲観する必要はない』と言っていただきました。それでも、チャンスを決めていれば下げられることはなかったと思うので、自分に矢印を向けつつ、悔しさをエネルギーに変えて準備してきました」
Q:最後にもう1点、取れそうなチャンスもあったが?
「もう一つチャンスはあったので、ああいうところで仕留め切れるように。上に行くためには仕留め切らないとチームが苦しくなることもあるので、そういうところは突き詰めていきたいです」
Q:リーグ戦に向けても、きっかけになるゴールでしたか?
「そうですね。この試合をきっかけに、リーグ戦でも1点、2点と取っていきたいです」
Q:中2日で行われるヴィッセル神戸戦へ向けて
「シーズンを占うゲームにもなると思います。正直、良い内容で勝てていない部分もあると思うので、内容と結果を伴わせる重要な勝点3を取りに準備したいです」
■奥田 勇斗選手
Q:相手もいいチームで、苦しい試合だったのかなとも思いますが、勝ち切った心境は?
「天皇杯という大会は何が起こるか分からないので、全員で『入りは気を引き締めて入ろう』という話はしていました。立ち上がりはチャンスもあったので、入りとしては悪くない試合だったと思います」
Q:立ち上がり早々にチャンスを作って、前半の飲水タイム前に奥田選手がPKを獲得して先制しました。入りから押し込むことは意識されていた?
「そうですね。4バックは今シーズン初めてでしたが、昨シーズンやっていたメンバーが多くいたので、上手く合わせることができたと思います。ただ、結果的には勝ちましたけど、取り消されたゴールが入っていたら分からない試合だったので、セットプレー(の守備)はもっと気を引き締めてやらないといけないと思います」
Q:今後も3バックと両方使えるようになるとメリットになる?
「そうですね。相手によってフォーメーションを変えたり、選手の特長を生かすフォーメーションを監督も含めて自分たちで変えながら活用できたら大きな武器になります」
Q:ルーカス選手が1得点1アシストでしたが、彼との縦関係は成熟されていますね
「ルーカスとの信頼関係はあると思うので、試合の中でもっと合わせていけたらと思います。リーグ戦でも試合に出られるようにやっていきたいです」
■阿部 航斗選手
Q:セレッソでの公式戦デビューになりました。勝利した今の心境は?
「天皇杯は難しい試合になることは分かっていました。(相手のゴールが取り消される)イレギュラーなシーンもありましたが、結果が全てかなと思います」
Q:リーグ戦から多くの先発が入れ替わった中での勝利はチームにとっても大きいのでは?
「そうですね。経験ある選手もいっぱいいましたし、普通にやればこっちの方が勝ちに近いサッカーができるとは思いますが、それだけが全てではないので、やり辛さはある大会です。こういう展開も予想はしていました」
Q:開始5分にビッグセーブもありました。ゴール裏からの声援については?
「自分としてはあのプレーがファーストプレーだったので、いい感じで試合に入れたと思います。スタジアムの雰囲気も良い中でやらせてもらったので、楽しかったです」
.jpg)
.jpg)
.jpg)
.jpg)
.jpg)
.jpg)
.jpg)

.jpg)
.jpg)
天皇杯2回戦は小見洋太の2得点を含めFC岐阜に3-1で勝利。3回戦進出を果たす
1-0で勝利した明治安田J1リーグ第3節・清水エスパルス戦から中3日。舞台を天皇杯に移し、セレッソ大阪は岐阜県代表・FC岐阜との天皇杯3回戦に臨んだ。先発は清水戦から9人変更。GK阿部航斗、DF鷹啄トラビスがセレッソ加入後公式戦初出場を飾った。システムは今季初の4バック。「今日、出る選手の特長を考えて」(パブロ マチン監督)4-2-3-1で臨んだ。
開始20秒で決定機。右ウイングのルーカス フェルナンデスのパスから背後を取ったトップ下の小見洋太がGKとの1対1を迎えたが、浮かせたシュートはGKに防がれた。こぼれ球に詰めたルーカスのシュートもポストを直撃した。5分、岐阜にサイドを破られピンチも迎えるも、ここはGK阿部がビッグセーブで失点は阻止。立ち上がりから攻勢に出たセレッソは8分にもビッグチャンス。香川真司のパスを受けたルーカスの折り返しをパブロ サバックがワントラップからタイミングを外してシュート。枠内を捉えたが、GKに防がれた。その後もセレッソがボールを保持して試合を進めると、20分、右サイドバックで先発した奥田勇斗がペナルティーエリアの角で粘って倒されPKを獲得。21分、これをルーカスが決めて先制に成功した。幸先の良い入りをしたセレッソだが、飲水タイム明けは岐阜にボールを握られると、26分、相手FKの流れから自陣ペナルティーエリア内で登里享平がPKを与えてしまい、1-1の同点に追い付かれた。以降の時間は岐阜にボールを運ばれフィニッシュまで持っていかれるなど、やや守備で後手を踏む場面もあった。セレッソも奥田とルーカスの右サイドからチャンスを作ったが、互いにスコアは動かず1-1で前半は終了した。
後半からサバックに代わり横山夢樹が入る。横山は左のウイングに、サバックが務めていた1トップにはチアゴ アンドラーデが移った。47分、香川のロングフィードを受けた横山が縦に仕掛けてチャンスを作る。後半も入りはセレッソが敵陣でゲームを進める。この試合はボランチで先発した香川を中心にボールをつなぐと、54分、勝ち越しに成功。ルーカスのパスを受けて右サイドの奥で起点を作ったチアゴの落としをルーカスがダイレクトでクロス。中で待ち構えた小見がヘディングでネットを揺らした。小見にとってこれが嬉しい加入後初ゴール。「クロスはチームとしても狙っている形。中の選手は常に準備しています。それが得点につながったと思います。個人としては、ヘディングは珍しいです(笑)。プロになってからは、ヘディングでのゴールは初めてだと思います」と試合後に振り返った。56分にも高い位置でボールを奪い、最後は横山がカットインからシュート。畳み掛ける攻撃で岐阜を押し込んでいく。後半は岐阜にチャンスを作らせることなく試合を進めると、80分、82分に決定機。前者は横山のクロスに櫻川がヘディングで合わせた形。後者は香川のロングパスを受けた横山が縦に運んでシュート。ただし、いずれもわずかに枠を外れてゴールならず。すると87分、相手CKの流れから、サイドからのクロスに中で合わせられ、ネットを揺らされてしまう。ただし、ここはオフサイドの判定でノーゴールに。胸をなでおろすと、後半アディショナルタイム、横山の突破からペナルティーエリア内でパスを受けた香川がシュート。GKがはじいたこぼれ球に反応した小見が角度のないところから押し込みセレッソが3点目を奪い、試合を決定付けた。
試合はこのまま3-1で勝利。岐阜のパスワークに手を焼くシーンもあったが、一戦必勝のトーナメント戦は「結果が全て」(阿部)。ルーカスの1得点1アシストに小見の2ゴール。さらには今季初先発の奥田の躍動も見られるなど、リーグ戦につながるチームの底上げも同時に行えた。中2日でリーグ戦の第4節・ヴィッセル神戸戦が控えている。しっかりとリカバリーに務め、チーム一丸でアウェイに乗り込みたい。