2025明治安田J1リーグ第22節

2025明治安田J1リーグ

2025.5.28水

浦和レッズ

0

AWAY

FULL TIME

0

0-0

0-0

セレッソ大阪

埼玉スタジアム2002

24,697人

HIGHLIGHTSハイライト

監督コメント

■アーサー パパス監督

「0-0という結果でしたが、エキサイティングな試合だったと思います。両チーム、勝ちに向けて攻める姿勢を見せた中で、自分たちも攻撃の形は出せましたが、決め切れませんでした。前回の対戦から試合をこなし、相手も成長し、僕らも成長している姿を見せることはできたと思います。ただ、得点チャンスを作った中で得点できなかったことは、しっかり改善しないといけません。まだまだ試合が続くので、今やっていることを続けていきたいです」

Q:後半の2枚替え以降、ほぼ相手コートでサッカーをし続けて、決定機も作り、2度ほどポストにも当たりました。それだけに勝ち切りたかった試合だったと思います。ただ、前半のラスト15分や後半の入りなど、浦和に押し込まれた中で福井選手の好セーブもありました。今日の勝点1をどう受け止めますか?
「前半に関しては、押し込まれた時間帯での守備の仕方、ブロックの組み方として、距離感が少し良くなかったなと思います。また、ハーフタイムにも選手に話したのですが、『簡単に相手にボールを預けてしまうと、こういった形で押し込まれてしまう』と。『ランダムなパスではなく、自分たちのボールにしよう』と。後半も入りの10分ほどは流れを掴み切れていない状況だったので、選手を2人替えました。強度のところと、自分たちでもっとボールを保持する時間を作りたかったので、2人(北野、阪田)を送り出しました。そこからチャンスも作りながら、決め切れずに引き分けという展開になりましたが、相手も良いチームですし、相手にもチャンスがありました。学ぶことも多い試合だったので、そこはまた生かして修正したいです」

Q:ボランチの喜田選手と香川選手がフル稼働しています。今日もしっかりとゲームを作って良いパフォーマンスを見せていたと思うが、彼ら2人の働きはどう見ていますか?
「今日のベンチを見てもらえれば分かると思いますが、ボランチ(を本職としている選手)の交代選手はいませんでした。その中で、2人はよくやってくれている、という気持ちです。中島元彦に関しては、今日は体調不良で帯同していません。現状、(ボランチは)替えが利かないポジションになっています」

Q:前半は「守備の距離感が少し良くなかった」ということですが、押し込まれた中でも失点ゼロで終わったことに関しては?
「ポジティブなことです。試合を重ねるごとに、ディフェンスもしっかりできる状況が作れています。以前は、相手の少ないチャンスを決められて失点することもありましたが、GKとDFを含めて守り切れたことは、成長を感じます」

(最後に自ら切り出して)「日本を代表して、浦和レッズさんにはクラブワールドカップでぜひとも頑張って欲しいという気持ちです。改めて、そういった言葉を添えさせていただければと思います」

選手コメント

■福井 光輝選手

Q:前半の終盤、後半の立ち上がりに好セーブを見せたが?
「どっちに転んでもおかしくない試合だったと思いますが、その中で失点しないことは意識していました。クリーンシートは毎試合、意識してゴールマウスに立っているので、失点ゼロで終われたことは良かったです。GKは最後の砦ですし、失点ゼロで終われたら負けはしないので」
 
Q:特に後半の立ち上がり、石原選手のヘディングを止めたセーブは凄かったが?
「率直に、ボールに反応できました。前半も何度かセーブできたので、自分の中でリズムに乗れたのかなと思います。点は取れなかったですが、取らせなかったので、自分としてはポジティブな0-0だったのかなと思います」
 
Q:相手には西川周作選手がいました。お互い好セーブを見せた締まった試合になりましたが、彼のプレーも刺激になりましたか?
「もちろんです。同じ左利きで、小さい頃からずっと見てきた選手なので。ずっと追いかけている存在ですし、リスペクトしています。サイズも同じぐらいで、目標の選手でもありますが、越えていかないといけない存在だとも思っています。対戦できて、今日は夢のような時間でもありました」
 
Q:試合後は、何か言葉を交わしましたか?
「はい。自分のセレッソでのデビュー戦も浦和が相手だったのですが、いつも優しく話しかけてくれるので。今日は『ナイスキーパー』と言ってもらいました。『周さんこそ、めちゃくちゃ良いセーブで』と、お互いを称賛し合っていました(笑)」
 

■喜田 陽選手

Q:今日の勝点1をどう振り返りますか?
「勝点3を取りたかった内容でした。福井選手が止めてくれたところもあったので、僕自身も決めたかったですし、チームとしても、押し込んだ時間帯で決め切らないといけない試合だったと思います」
 
Q:後半、北野選手と阪田選手が入った時間帯からはずっと攻めていました。ただボールを持つだけではなく、相手を押し込む握り方もできていただけに、1点が欲しかったですね。
「後半は、より握る時間、前で押し込む時間帯が増えたので、そこで決め切りたかったです。
自分にもチャンスがあったので、点を取らないといけなかったです」
 
Q:まさに試合前日に話していた、「攻撃と守備はつながっているので、前でプレーすることで、(自陣の)ゴールから遠ざけることができる」という言葉を体現していましたね。
「そうですね、はい」
 
Q:前半に関しては、お互いのペースが行き来したというか、前半の終盤は相手に押し込まれる時間もありました。プレーしていてどう感じていましたか?
「押し込んだ時に、シンプルなミスだったり、無理に背後へ蹴ったりして、相手に簡単に渡していたイメージがあったので、後半はそこを変えようと思い、慌てずプレーできたことが、押し込めた要因だと思います」
 

■北野 颯太選手

Q:後半、押し込んだ状況の中、あと一つ足りなかったと思うことは?
「シンプルに技術的な部分も必要だったと思いますし、あとは気持ちの部分で、『自分が決める』という気持ちがもう少し必要だったなとも思います」
 

■香川 真司選手

Q:今日の勝点1をどう振り返りますか?
「勝ちたかったですね。内容的に見たら僕らが勝ちに相応しかったと思います。勝ちたかった、というのが率直な気持ちです」
 
Q:特に後半、2枚代え以降はセレッソが敵陣でサッカーを進め、丁寧に崩して決定機も作っていただけに、そこで決め切りたかった?
「そうですね。押し込んでいたので、1点欲しかったですね。ポストも2度ほどありました。崩し方や選手間の距離感、3人目の関わり方など、攻撃の内容は良かったので、勝てたらパーフェクトでしたが、負けないことも大事。次、勝てるように準備したいです」
 
Q:相手は中央が強いですが、うまく回避して、サイドにボールを運んで崩せていたように思います。
「ビルドアップはうまくやれていたと思います。それはずっとやり続けていることですし、どんな相手でもやろう、ということは内容にも出てきていると思います。そこはやり続けていきながら、こういう試合を勝たないといけない。それをみんなで強く思いながら、次の試合に向けて準備したいです」
 
Q:現状、ボランチは替えが利かないですが、試合に出続けている状況をどう感じていますか?
「サッカー選手として幸せです。試合には常に出続けたいので。反省と成功を繰り返しながら成長していきたいですし、そういう意味では、次は必ず勝ちたいです。今日のフィーリングとしては、チームも個人的にも良い戦いができましたが、このあとが僕たちの課題です。次、勝てるか、また試されています。監督もそこは強調していました。そういう(勝ちに向かう)メンタリティーを監督は植え付けてくれているので、若い選手を含めて、貪欲に次の試合を勝ちにいきたいと思います」
 
Q:連戦が続く中で、プレータイムも伸びて、個人としてのコンディションはいかがですか?
「もちろん、きつい部分もありますけど、中2日、3日で欧州の選手たちもやっていますし、こういうテンポが逆に気持ち良かったりします。逆に体が動いたり、オンとオフがハッキリしやすいので、好きですね」
 

■登里 享平選手

Q:今日の勝点1をどう振り返りますか?
「前半も後半も苦しい時間帯はありましたが、失点ゼロで耐えながら、こっちにもチャンスはあったので、アウェイでしたが、勝ち切りたかったです。優勝や上位を狙うためには、こういう試合をしっかり勝とう、という話はしていたので、勝点3を取りたかったのが正直な思いです」
 
Q:前半ラスト15分と、後半の立ち上がり15分は相手のペースだったと思います。難しくなった理由はどう感じていましたか?
「そうですね。その時間帯は難しかったですね。メンタル的にもきつかったです。相手もサイドバックが高い位置を取ることで、こちらのウイングが吸収された部分もあります。前に出そうとしましたが、全体的な押し上げが足りず、押し返す作業ができませんでした。受け入れてしまう部分があったのかなと」
 
Q:逆に、後半、北野選手と阪田選手が入って以降は、ほぼこちらがボールを握って攻め込んでいました。
「2人が時間を作ってくれましたし、ゲームチェンジャーの役割を果たしてくれました。チアゴもチアゴの良さがあるので、そこを生かし切れなかったのはサイドバックの自分の責任だったと思います。そこから(阪田)澪哉に代わって、動き出しの部分も含めて相手の脅威になっていましたし、起点を作ってくれたので、自分も上がるタイミングを取りやすかったです」
 
Q:終盤の左サイドは、良い崩しが何度もありましたね。
「そうですね。(北野)颯太もうまく中間でポジションを取りながら、(相手の)ライン間を割っていく作業もできました。最後はハーフコートで押し込みながら、(畠中)槙之輔も前に上がってきてチアゴ サンタナ選手を迎撃してくれていたので、僕は澪哉と颯太と数的優位を作りながら攻めることができました」
 
Q:登里選手自身、1本、惜しいシュートがありました。
「そうですね、思い切って打ちました。ポストの内側に当たって入れば良かったですが、ポストの正面に当たったので、あれは技術ミスです。尊敬するシュートの名手が言っていました。『ポストに当たって外れるのは技術ミス』だと」
 
Q:ちなみに、どなたでしょうか?
「(川崎フロンターレ時代のチームメートだった)阿部ちゃん(阿部浩之)です(笑)。でもあそこまで入って、シュートを打てる位置まで入れたことは良かったです。ああいう位置にサイドバックが入っていければ、ウイングが外を使えます。そこ(バリエーション)に関しては、今日は澪哉と颯太のおかげで、色んな選択肢を持てました」
 
Q:最近、左サイドバックは髙橋仁胡選手が出ていますが、登里選手の周りとの絡み方、生かし、生かされながら攻める熟練の技も光った試合になったと思います。
「いやいや(笑)、仁胡の推進力は(武器)。でも自分自身、リーグは久しぶりの出場だったので、腹を括ってプレーするしかないと思ったし、チームを勝たせたい思いで臨みました。
結果的に失点はゼロで抑えましたが、勝てなかった。でも、こうやってチャンスに応えていかないと。仁胡から刺激を受けながら、自分のやれることを整理して、もっともっと改善して成長していきたいです。個人も見つめていきながら、チームが勝てるようにやっていきたいです」