2022明治安田生命J1リーグ
    第14節第1日

    2022.5.21

    セレッソ大阪

    セレッソ大阪

    3

    HOME

    FULL TIME

    1

    0-1

    3-0

    ガンバ大阪

    ガンバ大阪

    アダム タガート (58')

    奥埜 博亮 (66')

    奥埜 博亮 (90'+4)

    山見 大登 (33')

    ヨドコウ桜スタジアム

    18,750

    ヤンマー #Football is our engine サポーティングマッチ

    監督コメント

    ■小菊昭雄監督
    「試合前、選手たちに伝えたのは、『スペシャルなゲームだと、セレッソファミリー全ての思いを背負って戦って欲しい』と。『ガンバも、けが人、コンディション不良の選手が多数いる中で、彼らの思いも背負って戦って欲しい』という話もしました。その中で、前半も素晴らしい内容でしたが、先制されて、試合も難しくなった中で、しっかりと同点に追い付いて、追い越して、勝利できたこと。内容も伴った勝利ができたこと。非常に嬉しく思います。このような勝ち方ができたのは、チームの成長を私自身も感じました。またすぐに大切な試合が続きますので、全員でいい準備をしたいと思います」

    Q:前半、内容が良い中で失点する難しい展開でしたが、後半に臨むにあたって選手に与えた指示は?

    「守備のところは、相手の立ち位置として、セレッソのスペースを突いてくることは共有しました。まずは、そのスペースを使わせないと。ただ、リードされた状況でしたので、守備の矢印を前に出し、スライドしていく、ジャンプしていく、そういった指示を出しました。攻撃では、比較的ボールは握って前進はできていましたので、ファイナルゾーンのところでの、中央突破とサイドチェンジのバランス。そして、ペナルティーエリア、ボックスあたりでのデザインの共有。そうしたところをハーフタイムで指示しました」

    Q:チーム全体として素晴らしい内容を見せた中で、奥埜博亮選手が2得点。彼に与えているタスクと、今日のパフォーマンスについて

    「少し前から、彼のタスクを変えています。今までは、ボランチとしてゲームを組み立てながら、攻守に関わっていく役割を担ってくれていたのですが、もう少し前に、ゴールのところをより強く求める役割を与えています。運動量、ゲームを読む力、そういった彼の持つ力が、今日の試合に凝縮されていました。素晴らしいパフォーマンスだったと思います」

    Q:ガンバにもコンディションなどの事情はあったと思うが、内容と結果がここまで伴った勝利、90分を通して、ほぼセレッソが押し込んだ大阪ダービーを演じたことについて

    「お互いのチームにとって、クラブの総合力を懸けたゲームだと思っていました。今週1週間、キャプテンの清武を中心に、いい準備ができました。水曜日のルヴァンカップでも、勝利はできなかったのですが、凄く気持ちの入った試合をしてくれました。その試合を見て、リーグ戦に出ている選手たちも刺激を受けたと思います。今、チームの雰囲気は素晴らしくいいので、いい準備ができたことが、今日につながったと思います。一つ一つ、キャンプから積み上げてきたことが、こうして内容、結果に出てきたことを嬉しく思います」

    Q:同点に追い付いた場面について

    「相手に隙を与えない、相手の隙を突くことは練習やミーティングでも徹底してきました。こういう大一番で、そういう細部のところの積み上げが、ゴールにつながったと思います。どの得点も、素晴らしいゴールが生まれたことを嬉しく思います。攻撃のバリエーションが増えてきたこと、タガートが点を取ったこと、さらに、今は残念ながらケガをしているブルーノも含め、コンディションを上げてきた選手は多くいる中で、これからもいい競争をしていきたいと思います」

    Q:アダム タガート選手が決めた価値も大きかったと思うが?

    「彼のゴールは、彼自身も必要だったと思いますし、私自身も期待していました。昨年の10月、天皇杯の名古屋戦で大けがをして、そこから(回復に)少し波もありながら、復帰まで長くかかったのですが、完全復活に向けて、本当に高い意識で努力をしてくれました。そうした努力は裏切らないと、改めて感じました。得点以外にも、素晴らしい動き出し、ポストプレー、攻撃のバリエーションを増やしてくれました。さらにコンディションが上がれば、チームとしても武器になります。彼も高いモチベーションで取り組んでくれていますし、チームとしても、前線の競争がより活発になってくると思います」

    Q:今節、不在だった西尾隆矢選手について

    「残念ながらコンディション不良です。彼もずっと連戦で、チームを引っ張ってくれていました。また、(U-21)代表も掛け持ちでやっていました。非常にいい準備をして、育成出身の選手としてダービーに懸ける思いも強かったのですが、今日は欠場することになりました」

    Q:冒頭、「チームの成長を感じた」という言葉もありましたが、特に成長を感じたことは?

    「ボールを握って、チームとして安定して前進していくことは、ここ数試合も良くなっている手応えはありました。その中で、ファイナルゾーンの数ですね。今日は3点を取りましたし、シュートも数多く打つことができました。もっともっとクオリティーは上げていかないといけないですが、チームでのイメージの共有。そのバリエーションは増えてきたと思います。これからもっと、結果としてゴールが増えていくように、トレーニングでやっていきたいと思います」

    選手コメント

    ■奥埜博亮選手
    「まずはチームが勝つことが一番なので、それを意識して試合に入りました。スタッフが相手の分析をしてくれた中で、今日のスタメンではキヨ(清武弘嗣)がゲームを作れるので、僕がボランチの一つ前でプレーしようという話でした。前に絡めるチャンスがあれば、どんどん行こうと思っていました。ボランチの1枚が前に関わることができれば、厚みは増す。相手との立ち位置によって、自分たちの立ち位置も変わるので、全ての試合で一つ前のポジションを取れるわけではないですが、今日に関しては、高い位置を取れるという分析でした」

    Q:自身の1点目は、スペースへうまく入っていった?

    「スペースを見つけて飛び出すのは僕の持ち味でもあります。自分がボールを受けられなくても、自分が動き出すことで、周りの選手も生きてきます。そういうプレーをどんどん出して、最終的に、目に見えるアシストや得点を残したかった。今日は得点で貢献できて良かったです」

    Q:2点目の、カウンターからの得点について。あの時間帯で走れることが凄いが?

    「最初は時間帯と点差も考えて、前に行かずにサイドでキープしようと思っていたのですが、前に収まった瞬間、スペースが空いていた。ガンバの選手がサイドに食い付いた感じがしたので、中に入って、直接ゴールを狙う動きに切り替えました。そうしたら、マイク(毎熊晟矢)がいいパスをくれました。ファーストタッチがうまくいって、シュートもいいところに飛んだと思います。あの時間帯にしっかり走れたことは、自分のコンディションとしても、いいのかなと思います」

    Q:内容と結果が伴った大阪ダービーを披露したことについて

    「チーム、スタッフ、選手全員でいい準備ができた結果が、この勝利につながったと思います。先に失点して嫌な雰囲気もありましたが、逆転勝ちできたことは、これからの自信にもなると思います」

    Q:前半、攻めていた中で、ミスから失点。メンタル的な難しさもあったと思うが?

    「苦しいのは苦しいですが、起こってしまったことは仕方ない。チームとしても、『絶対に逆転できるから、続けていこう』という話をハーフタイムでもしました。今年、自分たちが押し込んでいる中で先に失点してしまう試合も多く、そこから逆転できずに負けてしまう試合も多かったのですが、今日は逆転できたので、チームとして自信が付く試合になりました」

    Q:チームとして良くなっている部分は?

    「まずはチームとしてやらないといけないことが明確化されています。それをしないと、試合には出られません。それプラス、試合に出た選手の良さも合わせていっています。それが今年のチーム。まず軸がある中で、一人一人の良さも出せていることが、いいところだと思います」

    Q:今季最多の観客が集まったが、今日のスタジアムの雰囲気について

    「素晴らしい雰囲気でした。セレッソだけではなく、ガンバのサポーターの方も多く来てくれて、素晴らしい雰囲気の中で試合ができたことは幸せでしたし、楽しかったです」

    ■アダム タガート選手
    Q:大阪ダービーで、今季初ゴールを決めた感想は?

    「点を入れた瞬間は、とにかく安心しました(笑)昨季は厳しいシーズンを送った中で、今日のような大事な試合、ファン、サポーターがたくさん来てくれた試合で決めることができて、凄く嬉しいです。大阪ダービーで、こういう結果で勝てたことも嬉しく思っています」

    Q:昨季の天皇杯準々決勝・名古屋グランパス戦での大けがから今日に至るまで、リハビリを含めて支えになっていたことは?

    「当然、昨季とは違うメンタリティーで、今季に臨んでいます。そういった中で、自分の中で変えたこともあって、それが機能し始めていると思います。『今日は絶対に勝つ』という思いが強かったです

    Q:「変えたこと」というのは?

    「あまり言えないですね(笑)内緒にしておきます(笑)少し話すとしたら、以前、韓国でやっていたことを再びやるようにしています。韓国でのプレーが自分にとってはベストで、とてもうまくいっていた。初心に戻る、ではないですが、韓国でプレーしていた頃のルーティンを再び織り交ぜています。ただ、まだ1点なので、これからもっと取れるようにやっていきたいです」

    Q:出場時間を伸ばすにつれて、自分のプレーを出せるようになってきた手応えもある?

    「そうですね。今日は足がつって途中交代になりましたが、出場時間が伸びるにつれて、もっともっとプレーは良くなっていくと思います」

    Q:試合に臨むルーティンを変えたのは、もう一度、自分を見つめ直すため?

    「そうですね。初心は忘れるべきではないと思いました。必要なこと、要らないことをしっかりと分けて、準備にも臨んでいます。自分にとってのバランスを探すことが大事です。練習だけではなく、家で回復するための過ごし方、メディカルスタッフとの会話、そうした細かいことも含めて、結果を出すためには大事になります。何が大事か。それは得点なので、それに直結することをこれからも続けていきたいです」

    ■清武弘嗣選手
    Q:内容と結果が伴った素晴らしい勝利だったが?

    「試合を通して自分たちがボールを握る時間や攻めるシーンは多かった。その中で、逆転で勝てたことは良かったです」

    Q:前半、いい形で攻めながらも点が取れなかった。後半に3点入りましたが、前半を終えた後の、心の持ち方はいかがでしたか?

    「前半20分過ぎに、陸から『この時間帯で得点が欲しいですね』という話があって、『欲しいな』と言っていた時に失点がありました。攻めても跳ね返される。最後に(点を)取るだけでしたが、そこがいつも課題だなと思ってハーフタイムに入ったのですが、小菊さんは『絶対に逆転できる』と話していましたし、自分たちも『このまま行けば逆転できる』と信じて後半に入りました。逆転できて良かったです」

    Q:そういう意味では、1点目が大きかった?

    「そうですね。正直、今日はタガートに点を取って欲しかった。あの得点で、僕自身も乗れました。タギが取ったことで、チーム全体の士気も、もう一段階上がったと思います」

    Q:その前に、奥埜選手に出したパスも素晴らしかったが?

    「オクがあの場面にいたこと、2点目も3点目も、点の取れる位置に入っていけること。凄い、の一言です。全員で勝ち取った勝利だと思いますが、あのようにハードワークしてくれる選手がこのチームにいることは、僕自身も勉強になりますし、心強い仲間です」

    Q:今季最多の入場者数となり、いい雰囲気のダービーだったが?

    「やっぱり、ダービーはお客さんが入ってナンボだと思います。もちろん、負けたサポーターは悔しい。今日、もしかしたら僕たちが負けて、試合後のガンバのようになっていたかも知れません。そのくらい、ダービーは気持ちの入った試合だと思いますし、セレッソのサポーターもガンバのサポーターも、いい雰囲気を作ってくれて感謝しています」

    ■マテイ ヨニッチ選手
    「先に失点したのですが、最終的に3-1で勝てて、ファンも喜んでくれたと思います。大事な試合だったので、勝てたことには意味があると思います。大阪の中で誰が一番だったのか、示せたと思います」

    Q:内容としても満足できるモノだったのでは?

    「そうですね。内容も良かったと思います。相手にチャンスを与えず、自分たちはチャンスを作って3点取れたので、今日は満足しています」

    Q:CBでコンビを組んだのが、今節は西尾選手ではなかったが?

    「特に問題はなかったです。トリ(鳥海晃司)とは練習でも一緒にやっています。強いて言うなら、試合では初めて一緒にやったので、もっとうまくやれたところも当然あったとは思います」

    Q:相手のシュートを2本に抑えたことについて

    「今日は攻守ともに良かったと思います。守備では相手にシュートを打たせないことを徹底し、攻撃でも、ボールをしっかり前に進めることができました。その結果の勝利だと思います」