2021明治安田生命J1リーグ
第38節第1日

2021.12.4

清水エスパルス

鈴木 義宜 (45'+2)

西澤 健太 (51')

2

AWAY

FULL TIME

1

1-1

1-0

セレッソ大阪

オウンゴール (35')

IAIスタジアム日本平

9,668

監督コメント

「試合開始早々、後手を踏んだ印象があります。選手たちは、そこから試合の流れをもう一度持っていって、うまく先制できたのですが、自分たちがボールを握っているときも横のパスが多くて、なかなか前進することができなかった課題が出ました。私たちは幸いにも1週間後に天皇杯の準決勝がありますので、今日出た課題をもう一度見直して、1週間後にはそういった課題を克服して、浦和戦に臨みたいと思います」

Q:ボールを持つ時間は長かったが、シュートの本数が伸びなかった。その要因をどう見ますか?

「全体的にはボールを握っていましたが、中と外の使い分けがうまくいかなかった。うまく幅を使いながら相手を揺さぶって、相手の背後を狙う。そういった攻撃のバランスが良くなかった。もう少し、中と幅、ショートパスとロングパス、その使い分けが全員で共有できれば、もう少しファイナルゾーンに入る回数を増やせたのではないかと思います」

Q:途中から中島元彦選手を中盤で起用したが、その意図と評価について

「元彦に関しては、ずっといい準備はしてくれていました。彼の前への意識、ミドルシュート、そういったことに期待して起用しました。期待通り、たくさんボールを触りながら、彼を起点に流れも変わりました。彼の良さは十分出してくれたと思います。またいい競争をしながらやっていきたいです。天皇杯はラッキーボーイのような存在も必要になってくると思うので、今日大阪に残っているメンバーも含めて、また1週間いい準備をしたいと思います」

Q:天皇杯の浦和レッズ戦へ向けて、どのように立て直していく?

「やはり私たちのチームでキーになるのは、常に攻撃も守備も前へ向かうこと。ボールを奪いにいく、前に出ていく、ゴールに向かっていく、そこは私たちの生命線だと思っています。
今日に関しては、攻守に、前への強い矢印(を向けること)は課題が出たと強く思っていますので、もう一度今日の試合を共有して、自分たちがやってきた、強い矢印を前に出せるかどうか。それが天皇杯の準決勝でも勝敗に大きく左右すると思うので、取り組んでいきたいです」

Q:先制点のシーンは「大久保選手の得点か!?」という形でしたが、改めて、彼に対してコメントをいただけますか?

「ゴールシーンは(記録として)オウンゴールだったんですか?(オウンゴールでした)。そうなんですね。得点シーンもそうですし、後半、あと少しというシーンもありました。やはり彼のポジショニングやゴールへの執着心、そういったところは最後まで見せてくれたと思います。天皇杯の準決勝も勝って、決勝を含めて2試合、日本の子どもたちに手本を見せられるように。嘉人の良さを存分に出せるように、チームとしてもやっていきたいと思います」

選手コメント

■大久保嘉人
Q:J1リーグとしては最後の試合になったが、試合を終えての感想は?

「今年で21年目ですが、20年間、Jリーグという舞台に立てて良かったです。楽しくもあり、苦しくもあり、自分を表現できたので、本当に楽しく、幸せでした」

Q:先制の場面は、「大久保選手、来た」というシーンでした。結果はオウンゴールという形になりましたが、あの場面を振り返ると?

「記録を付ける人が空気を読んでくれたら良かったですが(笑)けど、自分が蹴ったボールで相手に当たって入ったので、自分が決めたときと同じくらい嬉しかったです。サポーターの前で喜べたし、最高にいい形で締め括れたかなと思います」

Q:ファーに流れてきた清武弘嗣選手のキックを合わせました。あのボールを合わせるのがストライカーだなと感じたが?

「今日は風が強くて、合わせるのは非常に難しかったですが、ゴールに向かって折り返せば何か起こるかなと思って。今、Jリーグはキレイな選手しかいなくて、見ていてワクワクするような選手も減ってきているので、そういう選手がいっぱい出てきて欲しいなと思います」

Q:GKの好守で防がれたことは残念だったが、後半にもヘディングでの決定機がありました。あの場面については?

「あそこに(パスを)出してくれれば、常に狙っています。あと何センチか身長が高ければ、上から叩けたと思いますが、ああいう形も、この20年間で結構あったので。最後に、『来た』というワクワク感を感じられたことは嬉しかったです。チームメイトに感謝したいと思います」

Q:後半、交代してピッチを下がった瞬間の気持ちは?

「『これでリーグ戦は終わりだな』という感じはありましたが、セレッソは天皇杯があるので、『また次だ』という思いでピッチを出ました」

Q:練習するのも長くて残り2週間ですが、どう取り組んでいきたい?

「トレーニングもあと少ししかないので、とにかく楽しみながらやりたいです」

Q:残りの時間で、セレッソの選手たちには何を伝えたい?

「全てを伝えたいと思います。セレッソにもいい選手はいっぱいいます。その上で、自分が持っているモノが身に付けば、もっと止められない、ワクワクするような選手になると思う。動き方、シュートの打ち方、色々と伝えたいと思います」

■清武弘嗣
Q:今日の試合で、チームとして狙いにしていたことは?

「(前節の)名古屋戦と同様、しっかりとプレッシャーをかけながら、自分たちがボールを握る時間帯を増やそうと思って試合に入りました。ただ、今日はチームとして入り方が悪くて、ズルズルいった感はあるかなと思います」

Q:名古屋戦で見せたような、ボールをどんどん前に入れてシュートまで行くシーンが今日は少なかったが、清水の守備も堅かった?

「(J1残留へ)清水さんは引き分けでも良かったので、こういう試合は想定していました。その中で崩し切れなかったことは、僕たちの力不足だと思います。もう少しラインを上げて、出し入れしつつ、ポジションを取って攻撃できれば良かったと、今は思います」

Q:削られた箇所は大丈夫ですか?

「前と同じ箇所だったので、少し痛みはありますが、(次の試合まで)期間は空くので、しっかり調整したいです」

Q:CKから先制点につながった場面を振り返ると?

「味方の選手が立つ位置によって蹴るボールは変えていたのですが、いいボールが行きました。オウンゴールにはなりましたが、あそこに嘉人さんがいたことが凄いなと思います」

Q:大久保選手のゴールになって欲しかったですね。

「そうですね。取って欲しかったので。でも、今日の試合でも一番イヤな位置にいましたし、ボールも引き出してくれていたので、チームとしてはすごく助かりました」

Q:前節の成功体験と今節の課題も含めて、改めて、天皇杯へ向けての抱負をお願いします。

「できたこと、できなかったことをもう一度、確認する必要はあると思います。(今日の試合については)もう少しシュートがあっても良かったと思います。一発勝負の天皇杯が残っているので、うまく調整して準決勝に臨みたいと思います」