2021明治安田生命J1リーグ
第34節第1日

2021.11.3

徳島ヴォルティス

0

AWAY

FULL TIME

1

0-1

0-0

セレッソ大阪

加藤 陸次樹 (11')

鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアム

7,677

監督コメント

「ルヴァンカップのファイナルに敗退して、中3日、アウェイということで、厳しい状況ではあったのですが、選手たちは、ファイナルの敗退を糧に、悔しさを糧に、素晴らしい準備で(今日に向けて)取り組んでくれました。今日の試合も厳しい時間帯もあったんですけど、全員で絆を持って、チームの規律を守って、90分間ファイトしてくれたことが勝利につながったと思います。選手たちを誇らしく思います」

Q:前半、素晴らしい試合の入りから先制に成功しました。その後、相手に主導権を握られる時間帯も長かったが、先制後の前半の内容はどう見ていましたか?

「入りは、ハイプレスもかかって、先制点も取れて、非常にいい入りができたと思います。その後は、少しチームの中で、ハイプレスをかけたい選手と、引き込んで相手にボールを持たせる選手と、意思の疎通でギャップがあったので、飲水タイム、ハーフタイムを含めて、全員でもう一度、共有しました」

選手コメント

■加藤陸次樹
Q:ルヴァンカップ決勝について。自身にとってどのような舞台でしたか?また、悔しい結果に終わったが、試合後の率直な気持ちは?

「普通の試合と違って、雰囲気は全然、違いました。見えない緊張感みたいなモノもありました。その中で、自分の良さを全く出せず、不完全燃焼で終わってしまったので。悔しい気持ちで、今日の試合に至るまで、モヤモヤしながら、ルヴァンカップ決勝のことばかりを引きずって、今日を迎えました」

Q:中3日でしたが、どう気持ちを切り替えて、今節に臨みましたか?

「まずは、『今日、勝つことで、J1残留が決まる』と。そこは小菊さんも言っていましたし、『まだ天皇杯が残っている』と。そのポジティブな部分を小菊さんは言われていて、『そのための再出発となる一戦だ』と。僕から切り替えるというより、監督のその言葉が大きかったです。監督の気持ちを聞きながら、そこに向かってやるべきだと、自分にも言い聞かせながら、今日に挑みました」

Q:その意味では、今日のゴールは、前を向くきっかけになりそうですか?

「そうですね。今日は勝つしかないと思っていましたし、うまく点を取れて勝てたことは、自分の自信にもつながりました」

Q:今日は、セットプレーでまずニアを狙うことが多かったが、ニアでフリックして押し込む形は狙いどおりでしたか?

「そうですね。前日からその狙いでやっていたので、それがキレイに決まったなという感じです」

■松田陸
Q:ルヴァンカップ決勝について。17年以来の舞台でしたが、振り返ると、今回はどのような舞台でしたか?また、悔しい結果に終わったが、試合後の率直な気持ちは?

「悔しかったですね。あの舞台に戻ってきて、またできたことは良かったですが、小菊さんにタイトルを獲らせてあげたかったな、という思いが強かったです」

Q:試合後はどの選手も悔しそうでしたが、とりわけ陸選手の表情は胸を打つモノがありましたが、試合後は込み上げてくる気持ちもありましたか?

「そうですね。相当、悔しかったです。勝つイメージしかなかったので。気持ちは入りましたね」

Q:中3日でしたが、どう気持ちを切り替えて、今節に臨みましたか?

「引きずっても仕方ないので。その日は相当、悔しかったですが、練習が始まったら、プロなので。試合もすぐに来ますし。今日、勝って残留を決めよう、という思いで、みんなで一つになって今節に臨みました」

Q:サポーターも大勢、スタジアムに来てくれて、勝利で再出発できました。今日の勝利は、前を向くきっかけになりそうですか?

「そうですね。はい、前を向けると思います。アウェイですが、多くのサポーターが足を運んでくれることは、僕たちの力になりますし、支えになるので、ありがたいです」

Q:前半、素晴らしい試合の入りから先制に成功しました。その後、相手に主導権を握られる時間帯も長かったが、先制後の前半の内容はどう感じてプレーしていましたか?

「左右に振られる中で、自分たちのラインがズルズル下がり過ぎた、ということもありましたし、自分たちで取りどころを作れなかったことで、悪い時間帯も続きましたが、後半は自分たちのサッカーができていましたし、自分たちの時間も作れたので、良かったです」

Q:後半、自身も惜しいシュートがありました。「入った!」と思ったのでは?

「そうですね(笑)決めたかったので、意地でシュートまで持っていきましたけど(苦笑)入らなかったので、GKが凄かったです」