2021明治安田生命J1リーグ
第14節第1日

2021.5.15

ヴィッセル神戸

トーマス フェルマーレン (90'+6)

1

AWAY

FULL TIME

1

0-0

1-1

セレッソ大阪

坂元 達裕 (75')

ノエビアスタジアム神戸

4,333

監督コメント

■レヴィー クルピ監督
「試合の内容的に、どちらかが相手を遥かに上回っていたというわけではないので、同点という結果も仕方ないのかなと思います。ただ、後半ロスタイムに同点ゴールを決められてしまったという意味では、本当に悔しさが残ります。勝利まであと一歩だったので、悔しさが残る試合になってしまいました」

Q:試合の締め方について。相手が攻撃に枚数を増やしてきた中で、こちらも中盤や最終ラインに瀬古歩夢選手を入れる選択肢もあったと思うが、3回目の交代策も含め、終盤の采配の意図は?

「私もサッカーの監督という仕事をしているので、サッカーに対する考え方は色んな見方があることは承知です。交代に関しても、色々な考え方があると思います。私は、私の信念に基づいて、あのような形で交代枠を使いながら、しっかりと結果が出せると思って、交代を選択しました。仮定の話として、仰るような交代をしていたら、1-2で負けていたかも知れません。それは、誰にも分からないですよね」

選手コメント

■坂元達裕
Q:ゴールシーンを振り返ると?

「トシくん(高木俊幸)がサイドでボールを持ったらいいクロスを上げてくれると思っていました。うまく中で準備しようと。スピードの速い、いいボールを上げてくれたので、飛び込むだけでした」

Q:過去にヘディングという形は?

「山形のときに1点、決めています」

Q:あのように飛び込むシーンは、これまであまりなかったと思います。ゴールへの意欲も強かった?

「そうですね。ケガから復帰して、なかなかチームを勝たせる活躍ができていなかったので、個人としても、チームの結果につながる得点を決めたい思いは強かったです。ゴールへの意識は強く持っていました」

Q:来週、日本代表のメンバー発表も控えているが?

「ケガから復帰して、まだ全然、活躍ができていません。まずはチームで貢献するところからやらないといけないと思います。今日はゴールという結果は残せましたが、それ以外の動きはまだまだなので、代表という以前に、まずは自分のコンディションやプレーを良くしていかないといけないと思います」

Q:復帰後のプレー内容に納得されていない、ということですが、森保監督も視察に訪れていた中で得点という結果を残したことについて、どう捉えていますか?

「もちろん、得点を決めたことはプラスに捉えていいと思いますが、結果的にチームが勝てていないので。視察ということは関係なしに、チームを勝たせられなかったことが悔しいです」

■ダンクレー
Q:対戦相手として、ノエスタで神戸と試合をした感想は?

「神戸というチームは素晴らしいチームです。そうした相手に、拮抗した試合になりました。最後の数秒でやられてしまったのは本当に悔しいですが、神戸という相手にいいサッカーができたと思っています。結果は付いて来なかったですが、次に向けて準備していきたいと思います」

Q:試合前に警戒していた古橋選手も含め、しっかりと抑えていたが、ラストワンプレーでの失点をどう捉えていますか?

「古橋選手に関しては、スペースを与えてしまうと自由に裏を取られるし、怖い選手です。個人技もあります。今日に関しては、古橋選手にスペースを与えずに、いいディフェンスができたと思います。サッカーは、最後の最後まで何が起こるか分かりません。今日、その展開が起きてしまったことは悔しいですが、そういうことも含めて、サッカーの楽しさとして、多くの観客の皆さんに見て頂けているのではないと思います」